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このクソ忙しい時に厚生労働省がリハビリテーション実施計画書の様式を変更
ご存知の通り今年度からリハビリテーション実施計画書の様式が変更となりました.
今回の改定では運用も含めてdrasticな対応を求められたため,管理者の理学療法士・作業療法士の皆様も非常に苦労されたことと思います.
改訂から1ヶ月が経過し,ようやくひと段落したところで厚生労働省からとんでもない通達がありました.
リハビリテーション実施計画書の様式修正です.
今回はこのクソ忙しい時に厚生労働省がリハビリテーション実施計画書の様式を変更した件について考えてみたいと思います.
2020年4月30日の厚生労働省からの事務連絡
4月30日に厚生労働省より事務連絡「
その内容ですが,リハビリテーション実施計画書の様式修正です.
中でも別紙様式21(リハビリテーション実施計画書)
変更点は以下のとおりです.
別紙様式21(リハビリテーション実施計画書):栄養欄が追加
別紙様式23(リハビリテーション総合実施計画書):
これは推測ですがおそらく様式21の中に栄養欄を入れ込むのを厚生労働省が忘れたということだと思います.
完全な厚生労働省のミスです.
修正された書式
様式21
様式23
これが新たに修正された書式です.
赤色の部分が修正点になります.
厚生労働省はこれを一から電子カルテに取り込むのにどれだけの労力が必要なのかわかってるのでしょうか?
本当に勘弁してほしいです.
厚生労働省のミスになぜ現場が振り回されないといけないのか
この件に関して私自身は非常に憤りを感じております.
なぜ厚生労働省のミスに現場の理学療法士・作業療法士が振り回されないといけないのでしょうか?
平時ならともかく各地の医療機関が新型コロナウイルス対応で非常に多忙な中で,この仕打ちはないでしょう…
エクセルで一から実施計画書の書式を作成された理学療法士・作業療法士も多かったと思いますので,あの苦労は何だったのかと…
既に印刷会社へ複写依頼をされている施設もあるようです.
かかった費用は返していただけるんですよね?
厚生労働省さん…
今回はこのクソ忙しい時に厚生労働省がリハビリテーション実施計画書の様式を変更した件について考えてみました.
せっかくのGWですが,ステイホームですので実施計画書の修正で時間をつぶす理学療法士・作業療法士が増えそうですね.
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