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理学療法士・作業療法士も知っておきたい年齢別の貯金の目安を紹介
理学療法士・作業療法士の収入に関してはこれまでにもこのブログで何度も取り上げてきました.
理学療法士・作業療法士の平均年収は400万円程度です.
一方で老後に安定した生活を継続するためには2,000万円ほどの貯蓄が必要と考えられております.
理学療法士・作業療法士の皆様はどの程度貯金をされていますか?
もちろん年代によっても貯蓄しておくべき金額は大きくおとなります.
今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたい年齢別の貯金の目安を紹介お金の話についてご紹介させていただきます.
20代の理学療法士・作業療法士の貯金の目安
理学療法士・作業療法士は平均年齢が若いので20代の方もけっこう多いです.
20代といえば結婚されていない方はあまりお金のことを考えて生活されていない方も多いかもしれません.
20代の貯金額も目安は,111万円~250万円です.
ただ個人的に「20代で111万円」は最低ラインですので,20代のうちに250万円は貯蓄しておきたいところです.
20代といっても幅広いので,22歳で111万円は十分だと思いますが,29歳で111万円は少ないと言わざるを得ないでしょう.
20代はとにかく貯金の習慣をつけることが重要です.
20代で貯金の習慣が身につくと,30~60代における資産管理が楽になります.
仮に毎月3万円ずつ貯金をすると,1年間で36万円のお金が貯まります.
年間36万円の貯金が達成できれば,理学療法士・作業療法士が働きはじめる年齢で多い22歳から30歳までの8年間で288万円の貯蓄ができるというわけです.
もちろん勉強やセミナー,旅行など自分を成長させるために必要なお金を惜しむ必要はありません.
自分にとっての優先順位を考えた上で貯蓄をしていけばよいわけです.
30代の理学療法士・作業療法士の貯金の目安
30代になるといろいろとお金が出ることが多いです.
結婚や出産・子育てとお金がいくらあっても足りません.
30代の理学療法士・作業療法士の貯金額の目安は382万円~500万円です.
20代より貯金が200~300万円ほど多いというのが30代の目安となるでしょう.
できれば30代のうちに貯金500万円を達成したいところです.
結婚・出産・マイホームなど,30代は出費が増える時期ですが,40代以降のために安定的な資産をつくっておくべきですね.
特に理学療法士・作業療法士の場合には,昇給が数千円といった職場も多いので,40代になったからといって大きく収入が増えるわけではありませんので,30代のうちに五百万円は達成しておきたいですね.
40代の理学療法士・作業療法士の貯金の目安
40代になると子供の大学受験や,進学等でまとまった大きなお金が必要になる時期です.
40代の理学療法士・作業療法士の貯金額の目安は550万円~800万円です.
30代より貯金が300万円ほど多いというのが40代の目安となるでしょう.
できれば40代のうちに貯金800万円を達成したいところですね.
子供の進学費用によってお金が消えていく40代ですが,自分達の老後のためにも工夫してお金を貯めていくべき年齢です.
理学療法士・作業療法士の場合には,給料はあまり上がらないけど支出は増えるといった状況の方が多いと思います.
貯金だけで老後資金を用意するのは簡単ではありませんので,投資型の保険契約をしたりといったのも1つの手でしょうね.
実はこの40代の800万円というのがけっこうハードルが高いと個人的には考えております.
子供の数にもよりますが3人の子どもがみな進学すれば貯蓄をどんどん切り崩さざるを得ない状況に陥るでしょう.
子育て・住宅ローンに追われて,貯金をする余裕がなくなります.
50代の理学療法士・作業療法士の貯金の目安
50代にもなると理学療法士・作業療法士の支出は徐々に減少してきます.
子どもが社会人ともなれば大学の学費が不要となりますので,40代よりは少し楽になるのが50代です.
50代の理学療法士・作業療法士の貯金額の目安は900万円~1186万円です.
40代より貯金が400万円ほど多いというのが50代の目安となるでしょう.
可能であれば50代のうちに貯金1200万円を達成したいところです.
子育てが一段落して家計が楽になったとしても,浪費することなく,老後生活のために資産管理を徹底するべきです.
人生100年時代ですから50代というのは人生の折り返し地点ですね.
子育ては終わり,子供は自立して50代はひとつの区切りとなります.
60代の理学療法士・作業療法士の貯金の目安
60代の理学療法士・作業療法士の貯金の目安は1000万円~1500万円です.
50代より貯金が100~300万円ほど多いというのが60代の目安となるでしょう.
60代にもなると定年退職を迎える理学療法士・作業療法士も多いと思います.
今後は退職時期も変化することが予測されますが…
60代で1500万円あれば退職金をふくめるとそれなりの老後資金を確保できたと言えるでしょう.
今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたい年齢別の貯金の目安を紹介お金の話についてご紹介させていただきました.
今回は貯金の話でしたが,あまり貯金にばかり縛られていては人生も楽しくありません.
理学療法士・作業療法士の皆様も貯金の目安を参考にしながら,お金を貯めつつ,人生を楽しみつつ,生活できるといいですね.
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