理学療法士・作業療法士が作成したnoteにお金を払うなら書籍を購入するか,論文を読もう

働き方
スポンサーリンク
スポンサーリンク

目次

理学療法士・作業療法士が作成したnoteにお金を払うなら書籍を購入するか,論文を読もう

最近はSNS等で理学療法士・作業療法士のnote販売が目立つようになってきました.

Noteの内容ですが理学療法や作業療法の専門分野のものもあれば,副業や人生論みたいな内容のものまでさまざまです.

個人的にはこんなnoteが売れるのかと思っておりましたが,これが売れてるんですね…

今回は理学療法士が作成したnoteにお金を払うなら書籍を購入するか,論文を読むべきだといったお話です.

opened notebook

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

noteとは?

noteというサービスはご存じの方も多いと思いますが,簡単に言えば情報商材ですね.

文章・写真・イラスト・音楽・映像などを手軽に投稿できるクリエイターと読者をつなぐサービスです.

理学療法士や作業療法士が何らかの情報をまとめてそれを販売するといったものです.

note ――つくる、つながる、とどける。
クリエイターが文章やマンガ、写真、音声を投稿することができ、ユーザーはそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。だれもが創作を楽しんで続けられるよう、安心できる雰囲気や、多様性を大切にしています。

有名な理学療法士・作業療法士もこのnoteを販売されておりますし,SNS上ではnote販売の宣伝のような記事も最近はすごく多いです.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どのくらいで売っているの?

noteの販売料金もさまざまです.

数百円といった良心的なものから中には10,000円を超えるようなものもあります.

10,000円なんて誰が買うんだろうと思ってしまいますが,残念ながらこれが売れているんですね.

内容はというと中には素晴らしいものもありますが,簡単に検索できることだったり,参考書買った方がいいような内容も少なくありません.

相場というのも特にないようで,どこの誰が買い高もよくわからないような情報商材にお金を支払っている理学療法士・作業療法士が多いのも実際です.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

noteを買うくらいなら書籍購入や論文ダウンロードを

正直なところ,noteってその内容をそのまま信じていいか怪しいですよね.

noteを書いた理学療法士・作業療法士のことをよく知っていて信頼できる方であればよいですが,どれだけ研鑽して何を専門にしているかもわからない理学療法士・作業療法士が書いたものってどこまで信用できますか?

それは私のブログの内容も然りだと思います.

情報を使う側のリテラシーの問題です.

そんな怪しい情報にお金を払うくらいなら書籍や論文にお金を支払いましょう.

特に論文というのは掲載にあたり,査読が行われますので複数の専門家が目を通した客観的な内容であるといった点がポイントです.

書籍の場合には特に査読が行われることはありませんので,記述されている内容に客観性が無いものも多いですが,少なくともnoteよりはましです.

確かにnoteというのはいろいろな情報を統合してくれているので素晴らしい内容に感じるかもしれませんが,問題は費用対効果ですよね.

少なくとも10,000円も支払うような内容ではないと思います.

特に英論文なんて言うのはPubmedでアブストラクトだければれば無料で閲覧できますし,フルテキストについても無料でダウンロードできるものもあります.

こういった原著論文をコツコツ読んでいくことの方がよっぽど価値があると思うのですが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題は著作権

noteで「理学療法」「リハビリ」などで検索して,出てきた記事を見てみると著作権侵害の疑いがあるものも多いです.

ひどいものになると引用すら書かれていないものもありますし…

そもそもこういったnoteを販売する人にもなると,そういったお作法事態を知らない方も多いのだと思います.

 

今回は理学療法士が作成したnoteにお金を払うなら書籍を購入するか,論文を読むべきだといったお話でした.

若い理学療法士・作業療法士はnoteにまとまった情報をお金を支払って入手するのではなく,今のうちから自分の手で情報を探す術を身につけて,情報を自分の頭で統合する経験を多くされることをお勧めします.

コメント

タイトルとURLをコピーしました