理学療法士・作業療法士の職場でも臨床検査技師・診療放射線技師と基本給が変わらない職場が存在

働き方
スポンサーリンク
スポンサーリンク

目次

理学療法士・作業療法士の職場でも臨床検査技師・診療放射線技師と基本給が変わらない職場が存在

このブログの記事の中でも理学療法士・作業療法士の給与については何度か取り上げてきました.

昨年もSNSの中で理学療法士の給与が安いのは当然ではないかといったような議論がなされておりました.

 

 

理学療法士や作業療法士の給与を考える際に気になるのが,診療放射線技師・臨床検査技師といった他のコメディカル職種の給与です.

実は給与体系をみると職場によっては診療放射線技師・臨床検査技師といった他のコメディカル職種と理学療法士・作業療法士の給与が同じといった職場あります.

理学療法士・作業療法士の職場でも臨床検査技師・診療放射線技師と給与が変わらない職場が存在する点に関して考えてみたいと思います.

fan of 100 U.S. dollar banknotes

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理学療法士・作業療法士の平均年収ってどれくらい? 

以前の記事でもご紹介させていただきましたが,理学療法士・作業療法士の平均的な給与は408.5万円(平均年齢32.9歳)です.

この408.5万円は残業代や賞与を含めた金額です.

男女別でみてみると,男性が417万円,女性が398.9万円といった状況です.

この金額は,給与所得者全体の平均年収432.2万円(平均年齢46歳)よりやや低めではありますが,平均年齢が15歳近く異なりますので,理学療法士・作業療法士の給与の低さは平均年齢が若く勤続年数が少ないところに起因するとも考えられます.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医療福祉職種の中での理学療法士・作業療法士の給与は? 

また理学療法士・作業療法士の年収は,医師・看護師など他の医療・介護職の中でも平均よりやや低めとなっております.

 

1位:医師 1161.1万円(平均年齢40.9歳)

2位:歯科医師 848.9万円(平均年齢37.3歳)

3位:獣医師 584.9万円(平均年齢35.1歳)

4位:薬剤師 543.6万円(平均年齢38.6歳)

5位:診療放射線技師 513.0万円(平均年齢38.5歳)

6位:看護師 479.9万円(平均年齢39.3歳)

7位:臨床検査技師 473.5万円(平均年齢39.3歳)

8位:歯科技工士 410.9万円(平均年齢40.0歳)

9位:理学療法士・作業療法士 408.5万円(平均年齢32.9歳)

10位:准看護師 402.0万円(平均年齢49.2歳)

11位:介護支援専門員 385.4万円(平均年齢48.9歳)

12位:歯科衛生士 363.9万円(平均年齢34.9歳)

13位:栄養士 346.1万円(平均年齢35.0歳)

14位:福祉施設介護員 339.6万円(平均年齢41.9歳)

15位:ホームヘルパー 333.4万円(平均年齢46.8歳)

16位:看護補助者 303.1万円(平均年齢46.8歳)

 

理学療法士・作業療法士はこの中で見ると第9位ということになります.

10位以降をみると福祉関連の職種が多いのも特徴的であり,いわゆる医療職の中では最も給与が低い位置づけにあります.

もちろん平均年齢も若いわけですが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総合病院の給与のからくり

このように理学療法士・作業療法士の給与は他の医療職に比較すると安いわけですが,実は病院によっては5位の診療放射線技師や臨床検査技師と給与体系が変わらないところも多くあります.

一番これに当てはまるのが総合病院です.

総合病院の場合,職種別に給与体系が定められておりますが,診療放射線技師や臨床検査技師と理学療法士・作業療法士は同一の給与体系でまとめられていることが多いのです.

そうなるとベースの給与は年数に応じて上がりますので,理学療法士・作業療法士の給与と診療放射線技師や臨床検査技師の基本給は大きな差は無いということが多いです.

ただ実際には診療放射線技師や臨床検査技師の場合には夜勤や当直勤務があります.

さらには診療放射線技師の場合には,危険手当が支払われる職場も多いです.

そのため結果的には診療放射線技師や臨床検査技師の給与が理学療法士・作業療法士の給与よりも高くなりますが,病院によっては基本的な給与が変わらないというのは大学卒が資格取得の条件となっていない理学療法士・作業療法士の立場を考えると,条件は悪くないともとらえられます.

 

今回は理学療法士・作業療法士の職場でも臨床検査技師・診療放射線技師と給与が変わらない職場が存在する点に関して考えてみました.

総合病院に就職するメリットとして,医師と関わる機会が多いことや,さまざまな疾患の診療に携わることができる等のメリットが挙げられますが,給与体系から考えても総合病院に就職するメリットがあるのかもしれませんね.

理学療法士・作業療法士が病院に就職するメリット
一昔前では理学療法士・作業療法士の就職先の第一選択肢は「病院」が当たり前でしたが,今では訪問リハビリなどの訪問・地域分野でも理学療法士・作業療法士が増えてきています. しかしながらいまだに医療機関(病院)に就職したいと考える理学療法士・作業療法士が多いのが実際です. 今回は理学療法士・作業療法士が病院に就職するメリットについて考えてみたいと思います.

 

 

 

 

 

マイナビ

マイナビは転職サイトの大手ですので知らない方はいらっしゃらないかもしれませんが,理学療法士の求人数も5000件を超えているマンモス人材バンクです.

転職を考えておられるのであれば,ここは確実に押さえておきたいですね.

マイナビに限ったことではありませんが,総合病院への転職を考えているといったポイントをエントリーシートに入力することが可能ですのでそういった要望を書き込んでおくことが重要となります.

あなたに必要なさまざまな情報をくださいますし,転職に関して職務履歴書の作成や面接対策などのサポートも頂けます.

マイナビコメディカルには東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・岐阜・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫の求人が多いので,東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・岐阜・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫に在住の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の方は,業界最大手のマイナビへの登録がお勧めです.

 

 

 

 

 

 

リハビリ職の転職・求人なら【リハのお仕事】



特にここは東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県の求人が豊富なので,関東圏で転職をお考えの方にはお勧めです.

医療・介護系に特化したレバレジーズのサービスだからこその『非公開求人』(=好条件求人)を多数保有されており,まだまだ高収入の理学療法士・作業療法士求人が多いです.

施設や病院内の人間関係や評判など,一人では知ることが難しい求人票に書かれていない情報も充実していますので,まずは気になる求人の情報を収集してみたいという方にもお勧めです.

総合病院への転職を考えているといったポイントをエントリーシートに入力することが可能ですので要望を書き込んでおけば,あなたに合った求人情報を紹介してくださいます.

 

 

 

 

 

 

PTOTSTワーカー



PTOTSTワーカーは業界でもトップクラスの求人数を誇っているのが特徴です.

看護師・医師などの医療関連職の転職をサポートしている医療WORKERグループですので,病院・クリニック・診療所・介護施設・リハビリ施設などの求人の形態も豊富です.

また長年各医療関連施設との人材紹介で培った信頼性から求人数がありますので,他社にはない独占求人,新設などの関係で 一般には公開されない非公開求人も多いです.

またこういった転職サイトって地方求人に対応していなかったりしますがここは地方の求人も豊富ですので地方への転職を考えられている方にもお勧めです.

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の各職種専門のアドバイザーが専任で担当してくださいますので,要望のヒアリングから入職まで トータルで転職をサポートしてくださいます.

アドバイザーは病院・クリニック・リハビリ施設などとも密接な関係なので求人票に載っていない職場関係・一緒に働く人の人柄などの現場の情報を知ることが出来ます.

総合病院への転職を考えているといったポイントエントリーシートに入力することが可能ですので要望を書き込んでおけば,あなたに合った求人情報を紹介してくださいます.

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました