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理学療法士を名乗っての SNS 発信情報への注意喚起
2019年9月11日に日本理学療法士協会から理学療法士を名乗ってのSNS発信情報への注意喚起がなされました.
これは会員向けというよりも国民向けですが,理学療法士であれば知っておきたい内容だと思いますので,ご紹介させていただきます.
協会から出された注意喚起(協会HPより抜粋)
平素より本会運営にご理解ご協力いただき、ありがとうございます。
国民が健康食品による健康被害を受けた事実をふまえ、消費者庁が業者名を公表の上、注意喚起を行ったニュースが話題となっております。
内容は異なりますが、理学療法士を名乗りソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を用いて医学上の不適切な情報発信を行っているのではないかとの問い合わせが本会にございました。
本会で確認したところ、医学的に正しいとは言えず、さらに実践することにより患者さんなどの身体に悪影響を与える可能性のある治療法が掲載されておりました。
匿名で発信される情報の中には、医学的根拠のないものをさも最新の治療法のように喧伝する書き込みが行われていることが少なくありません。
本会では個々の具体的な事例に対するお問い合わせには対応いたしかねますので、国民の皆様におかれましては Web 上の情報をうのみにせず、最寄りの医療機関の専門家に真偽をご確認頂けますようお願い申し上げます。
気になる治療法
今回の通知で非常に気になるのは,医学的に正しいとは言えず,さらに実践することにより患者さんなどの身体に悪影響を与える可能性のある治療法といった内容です.
誰が何を通知したのかはわかりませんが,個人的には某日本●●リハビリテーション協会なんかがあやしいのかなんて思ってましたが,Twitterをさわがせていた●●たい先生のことのようです.
私もTwitterの記事を拝見いたしましたが,これは明らかに理学療法士ではないですね…
消費者疔の公表
今回,消費者庁が公表したのは「ダイエットをサポートする」などとうたった健康食品「ケトジェンヌ」を飲んで下痢などの健康被害が起きたという事例が短期間で急増しているといった内容です.
消費者庁は6日,消費者安全法に基づき注意喚起を出しております.
また販売元の「e.Cycle」(東京都渋谷区)に対して行政指導をしております.
健康食品に関して消費者安全法に基づいて事業者名などを公表するのは初めてということで大きなニュースになっているようです.
これに合わせて日本理学療法士協会へも問い合わせが殺到したようで今回の通知がなされたようです.
情報を吟味する能力を養う必要がある
インターネット上にはさまざまな情報があふれております.
これは理学療法士に関連する情報に限ったことではありません.
今回の通知は国民向けに出されたものですが,私のブログも含めて情報を吟味した上で誤った情報に左右されないようにしたいものですね.
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