理学療法士としての働き方を考える 2019年6月号のJPTAニュースより

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 理学療法士としての働き方を考える 2019年6月号のJPTAニュースより 

理学療法士および作業療法士法が公布された1965年(昭和40年)から約50年の月日が流れました.

最近は理学療法士の働き方もかなり多様性が高くなっております.

今回は2019年6月号のJPTAニュースに掲載された日本理学療法士協会員へのアンケート結果をもとに,今後の理学療法士の働き方について考えてみたいと思います.

 

 

 

 

 

 

 2019年6月号のJPTAニュース掲載のアンケート結果 

このアンケートは2019年4月9日~4月15日の間に,日本理学療法士協会員のうち,マイページに登録をしている会員にメールで調査を行ったものです.

有効回答者数は5666人となっております.

非常に短期間での調査であることを考えると,比較的高い回答率ではないかと思います.

最近はこういったアンケートに回答すると抽選でQUOカードが当たる仕組みになっておりますので,このあたりの工夫が回収率を上げていると考えられますが,協会員の絶対数から考えると回収率がかなり低いと捉えることもできます.

 

 

 

 

 

 

 アンケート回答者の基本属性 

基本属性ですが,年代は20代が20%,30代が40%,40代が20%,その他が20%程度となっております.

協会の会員の年齢分布とは異なる回答者の割合ですが,やはり若い会員が協会活動に無関心な様子がこの結果を見てもわかります.

男女比ですが男性が3分の2,女性が3分の1となっており,これは協会員の割合からしてもおおよそ会員の男女比を反映する割合となっております.

 

 

 

 

 

 

 「今の仕事は好きですか」といった設問に対する回答結果 

「今の仕事は好きですか」といった設問に対する回答ですが,78%が「はい」と回答しております.

このあたりもおそらくこういったアンケートに回答する会員というのは仕事が好きだから協会からのメールもきちんと見ているわけで,そういった意味ではバイアスのかかったデータではありますが,多くが理学療法士の仕事が好きであると回答しているのは何となく嬉しいですね.

いいえと回答したのは3%で,どちらでもないと回答したのが18%となっております.

 

 

 

 

 

 

 理学療法士の仕事が好きな理由 

 

第1位:やりがいがある 2505票

第2位:他社との交流が楽しい・職場の人間関係が良い 467票

第3位:自分の成長を感じる 463票

第4位:人から感謝される 434票

第5位:ワークライフバランスが整っている 167票

 

このような結果となっております.

注目すべきは仕事が好きな理由として圧倒的に多い理由として挙がったのはやりがいがあるからといった理由です.

同じ理学療法士としても嬉しい結果ですが,やはりやりがいを感じている方ほど仕事を好きだと感じているということだと思います.

また職場の人間関係が良いというのもポイントですね.

仕事が好きなのと職場が好きなのはまた別だとは思いますが,職場を好きになれないと仕事も好きになれませんよね.

 

 

 

 

 

 

 

 理学療法士の仕事が嫌いな理由 

 

第1位:ワークライフバランスが乱れている 44

第2位:給与・手当に不満がある37

第3位:やりがいがない35

第4位:他者との交流が苦痛・職場の人間関係が悪い35

第5位:自分の成長を感じない17

 

仕事が嫌いな理由として最も多かったのはワークライフバランスが乱れているといった回答です.

以前に比較すれば,夜遅くまで勉強会をしたり,莫大な時間のサービス残業を課されたりということも少なくなっていると思いますが,子育て世代の女性理学療法士も増えておりますので,やはり今後の職場運営を考える上では,ワークライフバランスは重要なポイントになりそうです.

その他にも給与・手当に不満があるといった理由も挙がっておりますが,興味深いのは仕事が好きな理由の中には給与や手当は上がっていないというところです.

給与や手当が少ないけども,やりがいがあるので理学療法士の仕事が好きだという方が多いということだと思います.

 

 

 

 

 

 

 働く上で重要だと思うものは何ですか? 

 

第1位:やりがい 3510/5666

第2位:給与・手当 2735/5666

第3位:ワークライフバランス 2458/5666

第4位:自分の成長 2430/5666

第5位:他者との交流・人間関係 2300/5666

第6位:人から感謝されること・他者への貢献 1843/5666

第7位:立地 769/5666

 

ここでもやりがいを選択した理学療法士が最も多いといった結果であります.

やはりこれからの職場は職員にいかにやりがいを感じてもらいながら働いてもらうかというところが重要だと思います.

理学療法士としてのやりがいを実現しながら,社会状況の変化に伴い変わっていく国民のニーズに対応する必要があります.

やりがいというのは人によってさまざまだと思いますが,クライアントから感謝されてやりがいを感じる場合もあれば,クリニカルリーズニングに基づく理学療法によって結果が出せたということでやりがいを感じる場合もあれば,さまざまだと思います.

 

 

 

今回は2019年6月号のJPTAニュースに掲載された日本理学療法士協会員へのアンケート結果をもとに,今後の理学療法士の働き方について考えてみたいと思います.

キーワードはやりがいです.

自分自身でもやりがいを感じられるような働き方をしたいものです.

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