書籍紹介 運動器障害理学療法 基礎から実践まで 下肢・腰部

書籍紹介
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目次

書籍紹介 運動器障害理学療法 基礎から実践まで 下肢・腰部

最近は理学療法士・作業療法士向けの書籍も多いですね.

今回ご紹介したいのは三木先生が編集を務められた「運動器障害理学療法 基礎から実践まで 下肢・腰部」といった書籍です.

この書籍,疼痛の原因や関節可動域制限の原因,関節不安定性の原因をかなり深掘りしてあって本当に勉強になります.

今回は書籍「運動器障害理学療法 基礎から実践まで 下肢・腰部」をご紹介させていただきます.

 

 

 

 

 

 

 

 

どんな書籍?

書籍紹介には以下の様に記述がなされております.

卒後5年目までに習得しておくべき運動器障害理学療法の知識を,臨床経験豊富で学術的にも実績があるセラピストが指南.

部位ごとに理学療法の全体像をフローチャートで示した上で,臨床で遭遇しやすく判断に迷う内容を取り上げ,思考過程やエビデンス,運動学・解剖学の知識を織り交ぜながら実践的に解説.

評価手技,治療手技は実際の手順を写真付きで示し,さらに卒後5年にとどまらない内容も紹介する.

あくまで印象ですが5年目未満はもちろんですが,内容的には5年目以上の理学療法士・作業療法士が読んでも新しい発見の多い書籍だと感じました.

特に腰部・仙腸関節部のところが面白かったです.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三木先生が携わった1冊

最近の三木先生の勢いはすごいですね.

三木先生は理学療法士・作業療法士向けの書籍を次々と執筆されております.

しかもどれも良書ばかりです.

私も非常にお世話になっている書籍ばかりです.

 

 

 

 

 

 

気になる内容は?

I章 股関節
1 股関節痛の全体像
2 画像所見からわかること,予測すること
3 股関節のROM制限の原因
4 股関節のROM制限の評価
5 股関節のROM制限への介入
6 股関節の不安定性の原因
7 股関節の不安定性の評価
8 股関節の不安定性の介入
9 股関節由来で下肢のしびれ症状がある場合の原因・評価および介入
10 股関節痛に対する手術の知識
11 股関節疾患(変形性股関節症/大腿骨近位部骨折)に対する術後介入
II章 膝関節
1 膝関節傷害の全体像
2 画像評価からわかること
3 なぜ膝が痛くなるのか
4 膝の痛みの評価
5 膝前面の痛みの病態
6 膝前面の痛みの評価と治療
7 膝内側の痛みの病態
8 膝内側の痛みの評価と治療
9 膝外側の痛みの病態
10 膝外側の痛みの評価と治療
11 膝関節の屈曲ROM制限の病態
12 膝関節の屈曲ROM制限の評価と
13 膝関節の伸展ROM制限の病態
14 膝関節の伸展ROM制限の評価・介入
III章 足関節
1 足関節傷害の全体像
2 足関節傷害における画像のみかた
3 足関節骨折の病態
4 足関節骨折の評価・介入
5 アキレス腱断裂の病態・評価・介入
6 アキレス腱障害の病態・評価・介入
7 足関節靱帯損傷の病態
8 足関節靱帯損傷の評価・介入
9 慢性足関節不安定症の病態・評価・介入
10 足関節背屈ROM制限が生じる原因と対策
11 足関節底屈ROM制限が生じる原因と対策
12 扁平足障害の病態
13 扁平足障害の評価・介入
IV章 腰部
1 腰痛の全体像
2 腰痛疾患における画像の所見の
3 生物心理社会モデルに基づいた腰痛の評価
4 腰椎椎間板ヘルニア(LDH)の病態
5 腰椎椎間板ヘルニア(LDH)の評価と介入
6 腰部脊柱管狭窄症(LCS)の病態および評価と介入
7 運動制御障害(motor control disorder)がある腰痛に対する評価・介入
8 運動制限がある腰痛に対する評価・介入
9 下肢痛を伴う腰痛患者に対する評価と介入
10 慢性腰痛に対するマネジメント
11 腰椎疾患に対する手術療法と術後理学療法
V章 仙腸関節部
1 仙腸関節障害の全体像
2 仙腸関節障害の病態
3 仙腸関節障害と他疾患との鑑別
4 骨盤帯のアライメントと触診
5 仙腸関節部の機能評価
6 仙腸関節障害に対する治療介入

目次だけ見てもワクワクしてしまうような内容です.

 

今回は書籍「運動器障害理学療法 基礎から実践まで 下肢・腰部」をご紹介させていただきました.

運動器障害の理学療法を学ぶ上でも役に立つ一冊だと思います.

5年目以上の方が手にとっても学びの多い一冊だと思いますので,ぜひ皆さまご購入をご検討ください.

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