運動療法・物理療法 離床時間が4分増えれば0.12日入院期間が短縮 今回は離床時間を何分伸ばせばどのくらい入院期間が短縮できるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 数分でも離床時間を延長することが入院期間の短縮につながる可能性があると考えると理学療法士・作業療法士の介入にも価値があることが改めて実感できますね. 2023.08.01 運動療法・物理療法
人工股関節全置換術 人工股関節全置換術(THA)後の鼠径部痛の原因として多い腸腰筋腱障害 今回は人工股関節全置換術(THA)後の鼠径部痛の原因として多い腸腰筋腱障害に関する論文をご紹介させていただきました. 当然ですが軟部組織のみならず骨形態やインプラントの特徴が腸腰筋腱障害の一因になるということですね. 2023.07.31 人工股関節全置換術
介護予防 運動は本当に転倒予防に効果的なのか? 今回は運動は本当に転倒予防に効果的なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 運動介入により転倒発生はもとより転倒に伴う傷害発生を予防できるというのは有益ですね. 特に骨折などの重大事故を回避できるというのは大きいですね. われわれ理学療法士・作業療法士にとっても心強い結果ですね. 2023.07.30 介護予防
働き方 クレームを受けた時の理学療法士・作業療法士の対応 今回はクレームを受けた時の理学療法士・作業療法士の対応について考えてみました. できればクレーム応対はしたくないですが,クレーム応対において最も重要なのは初期対応です. 初期対応の際にいかにクライアントに誠意を感じてもらえる態度や身振りが行えるかが重要です. 日頃から意識しておくと突然のクレーム対応もうまく乗り切れるでしょう. 2023.07.29 働き方
足関節周囲外傷 アキレス腱断裂症例では足関節底屈位での底屈筋力評価が重要 今回はアキレス腱断裂症例では足関節底屈位での底屈筋力評価が重要であるといったお話でした. 今回の結果から考えるとアキレス腱断裂症例では足関節底屈位で底屈筋力評価およびトレーニングを実施する必要がありますね. 2023.07.28 足関節周囲外傷
人工股関節全置換術 THA例に外来理学療法は不要?セルフエクササイズの指導で十分? 今回はTHA例に外来理学療法は不要なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. この結果から考えるとすべてのTHA例に外来理学療法が必要ということはなくセルフエクササイズの指導で十分な症例が大部分だということになりますね. 理学療法のアイデンティティを示せなければ今後ますます理学療法士の職域が狭くなってしまいそうですね. 2023.07.27 人工股関節全置換術
脳卒中 脳卒中片麻痺症例に対するブリッジ運動の効果はいかに? 今回は脳卒中片麻痺症例に対するブリッジ運動の効果を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. この結果から考えると脳卒中片麻痺症例の起立・着座運動の改善を目的としてブリッジ運動の指導を行うのは有益であるといえますね. 2023.07.26 脳卒中
肩関節 前鋸筋の筋力トレーニングとして効果的な方法が明らかに 今回は前鋸筋の筋力トレーニングとして効果的な方法が明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. これは非常に重要な知見ですね. 前鋸筋のトレーニングを行う場合には,肩甲骨プロトラクションに加えて上腕を外旋させることがポイントになりそうですね. 2023.07.25 肩関節
人工股関節全置換術 変形性股関節症例に対する運動療法の効果を明らかにした最新論文 変形性股関節症に対する運動療法は疼痛や機能改善に対して有効だということですね. これはわれわれ理学療法士・作業療法士にとって心強い結果ですね. ただ効果推定値が小さいのも事実ですので,これをどう受け止めるかが重要でしょうね. 2023.07.24 人工股関節全置換術
運動療法・物理療法 頸部に携帯型マッサージガンを使用して椎骨動脈乖離? 今回は頸部に携帯型マッサージガンを使用して椎骨動脈乖離を引き起こした症例に関する報告をご紹介させていただきました. 携帯型マッサージガンそのものが悪いということではないと思いますが,結局のところ使い方ですよね. 理学療法士・作業療法士も頸部へ介入する際には椎骨動脈乖離を引き起こす可能性について考慮する必要があるでしょう. 2023.07.23 運動療法・物理療法
働き方 理学療法士・作業療法士が訪問看護ステーションで勤務するメリット・デメリット 理学療法士・作業療法士の勤務先も様々ですが,理学療法士・作業療法士の勤務先の1つとして近年増加しているのが訪問看護ステーションです. 理学療法士・作業療法士が訪問看護ステーションで勤務するうえではどういったメリット・デメリットがあるのでしょうか? 今回は理学療法士・作業療法士が訪問看護ステーションで勤務するメリット・デメリットについて考えてみたいと思います. 2023.07.22 働き方就職活動
変形性股関節症 小殿筋機能が変形性股関節症例の歩行能力と関連 今回は変形性股関節症例の小殿筋機能と歩行能力との関連性を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 小殿筋機能の重要性がうかがえる結果ですね. また中殿筋も独立変数として投入している中で小殿筋機能が抽出されたというのがポイントですね. 今後は小殿筋機能改善のために有効な運動療法に関する報告が期待されますね. 2023.07.21 変形性股関節症
運動療法・物理療法 胸部手術前のリハビリテーションは呼吸筋トレーニングと有酸素運動どちらが有用? 今回は胸部手術前のリハビリテーションは呼吸筋トレーニングと有酸素運動どちらが有用なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると呼吸筋トレーニングの方が有酸素運動よりも優勢ということですね. もちろん両方実施できれば言うことはありませんが,術前リハビリテーションって十分に時間を割けないことも多いと思いますので,そういった場合には呼吸筋トレーニングに重点を置いてリハビリテーションを実施することが有効と考えられますね. 臨床にも役に立つ結果だと思います. 2023.07.20 運動療法・物理療法
大腿骨近位部骨折 大腿骨転子部骨折例が歩行獲得を果たすためにはラグスクリューの適度なスライディングが重要? 今回は大腿骨転子部骨折例におけるスライディング量を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. こういった結果から考えても大腿骨転子部骨折例の能力改善を図るうえでは最低限のスライディングは必要ということですね. 2023.07.19 大腿骨近位部骨折
未分類 運動を行うことで海馬容量が大きくなるのか? 今回は運動を行うことで海馬容量が大きくなるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 残念ながら記憶や遂行機能,そして海馬容量についても運動による効果は乏しいといった結果ですね. やはり認知症に関しては運動だけでは限界がありそうですね. 2023.07.18 未分類
学会発表・論文投稿 2023年度開催の理学療法関連学術大会予定 開催地・開催日 今回は2023年度開催の理学療法関連学術大会予定についてご紹介させていただきました. 久しぶりの学術大会参加を楽しみにされている方も多いのではないでしょうか? 2023.07.17 学会発表・論文投稿
働き方 理学療法士・作業療法士がクリニックで勤務するメリット・デメリット 理学療法士・作業療法士の勤務先も様々ですが,理学療法士・作業療法士の勤務先として昔から人気があるのがクリニックです. 理学療法士・作業療法士がクリニックで勤務するうえではどういったメリット・デメリットがあるのでしょうか? 今回は理学療法士・作業療法士がクリニックで勤務するメリット・デメリットについて考えてみたいと思います. 2023.07.16 働き方就職活動
書籍紹介 2023年7月以降発刊の理学療法関連書籍5選 今回は2023年7月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました. 今月も良書が多く発刊されております. 理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか? 2023.07.15 書籍紹介
介護予防 高齢者の転倒発生原因として前庭機能障害が関連?SR論文紹介 今回は高齢者の転倒発生原因として前庭機能障害が関連するのか否かを考えるうえで参考になるシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 転倒例の2例に1例が前庭機能障害を有するというのは興味深いですね. 昨今,前庭理学療法分野の理学療法士の活躍が注目されておりますが,こういった結果を考えると前提機能障害に対する評価や運動療法が標準的に教育される必要がありますね. 2023.07.14 介護予防
人工股関節全置換術 腰椎の柔軟性がTHA後の主観的脚長差と関連? 今回は腰椎の柔軟性がTHA後の主観的脚長差と関連する可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の研究結果から考えるとTHA後の主観的脚長差を考えるうえでは骨盤が術側へ傾斜するタイプと非術側へ傾斜するタイプによって原因が異なる可能性がありますね. また主観的脚長差がある場合には腰椎の柔軟性に着目することが重要であると考えられます. 2023.07.13 人工股関節全置換術
足関節周囲外傷 足関節捻挫が近位関節に及ぼす影響は? 今回は足関節捻挫が近位関節に及ぼす影響について考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これは非常に興味深い研究ですね. 予想通り足関節捻挫が膝関節・股関節・腰椎といった近位関節に影響を及ぼすということですね. また運動療法は近位関節障害の発生を低くさせる可能性があるといった点もポイントですね. 足関節捻挫に対しては足関節のみならず近位関節への影響を考慮する必要がありますね. 2023.07.12 足関節周囲外傷
大腿骨近位部骨折 大腿骨近位部骨折例の中殿筋断面積とADLとの関連性 今回は大腿骨近位部骨折例の中殿筋断面積とADLとの関連性を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. やはり中殿筋断面積とALDには関連性がありそうですね. 中殿筋機能をどのように改善するかが理学療法士・作業療法士にとっても課題になりそうですね. 2023.07.11 大腿骨近位部骨折
変形性膝関節症 気圧・湿度・温度は関節痛と関連するのか? 今回は気圧・湿度・温度は関節痛と関連するのかを考えるうえで参考になるSR論文をご紹介させていただきました. やはり気圧・湿度・温度といった気象条件は関節痛と関連するということですね. 理学療法士・作業療法士も気圧・湿度・温度といった気象条件を考慮した介入が必要でしょう. 2023.07.10 変形性膝関節症
働き方 理学療法士・作業療法士が医療機関(病院)で勤務するメリット・デメリット 理学療法士・作業療法士が医療機関(病院)で勤務するメリット・デメリット 理学療法士・作業療法士の勤務先も様々ですが,理学療法士・作業療法士の勤務先の大部分が医療機関(病院)です. 理学療法士・作業療法士が医療機関(病院)で勤務するう... 2023.07.09 働き方就職活動
働き方 理学療法士・作業療法士が落ち込む瞬間 今回は理学療法士・作業療法士が落ち込む瞬間について考えてみました. 落ち込むこともあると思いますが,早く切り替えて次に生かせると良いですね. 2023.07.08 働き方
運動療法・物理療法 運動前のストレッチとフォームローリングはどちらを先に行うのが良い? 今回は運動前のストレッチとフォームローリングはどちらを先に行うのが良いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. この研究の結果から考えるとフォームローリングを行う場合には,静的ストレッチの前に実施した方が良いということですね. 2023.07.07 運動療法・物理療法
脳卒中 小脳性運動失調症例に対する重錘の使用は本当は効果的ではない? 今回は小脳性運動失調症例に対する重錘の使用は本当は効果的なのかどうかを考えるうえで参考になる研究論文をご紹介させていただきました. これは非常に興味深い結果ですね. 重錘を負荷することで単関節運動が改善されたように見えたとしてもそれが必ずしも多関節運動に反映されるとは限らないということですね. われわれ理学療法士・作業療法士も小脳性運動失調症例に対して重錘負荷を用いる場合には重錘負荷前後での評価を詳細に行うことが求められますね. この結果から考えると重錘負荷が運動学習の妨げになる可能性すらありますね. 2023.07.06 脳卒中
介護予防 運動療法によって転倒恐怖は低下する?SR論文紹介 今回は運動療法によって転倒恐怖は低下するのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 運動によって転倒恐怖が軽減するというのはわれわれにとっても心強いですね. われわれ理学療法士・作業療法士にも転倒恐怖を軽減するためのアプローチが求められますね. 2023.07.05 介護予防運動療法・物理療法
脊椎圧迫骨折 歩行時に椎体にはどのくらいの負荷が加わるの?歩行器使用で椎体への負荷は減少する? 今回は歩行時に椎体にはどのくらいの負荷が加わるのか,また歩行器使用で椎体への負荷は減少するのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 歩行時には立位の1.7倍の力が椎体に加わるということになりますね. また歩行器を用いると椎体に加わる力をかなり軽減できるというのも興味深いですね. 脊椎椎体骨折例に対してリハビリテーションを行ううえで非常に参考になる論文ですね. 2023.07.04 脊椎圧迫骨折
人工膝関節全置換術 TKA術後のNMESのパラメータってどういった設定が良いの? 今回はTKA術後のNMESのパラメータってどういった設定が良いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 術後早期は周波数≧50Hz,最大耐容刺激強度,二相性電流,大型電極,デューティサイクル比1:2~1:3(2~3秒のランプ)でNMES治療を実施することが推奨されるということですね. TKA症例の筋力強化を目的として電気刺激療法を実施する場合には必ずチェックしておくべき内容ですね. 2023.07.03 人工膝関節全置換術