介護予防

靴下カバーやルームソックス・ルームシューズを履くと本当に転倒しやすくなるのか?

 靴下多重着用を好む高齢者に対する生活指導の検討  一昨年まで行われた日本理学療法士学会が,今年度から完全に分科会学会単独での開催となりました. 平成30年12月8-9日に神奈川県(パシフィコ横浜)で第5回日本地域理学療法学会学術大...
文章力

理学療法士・作業療法士のための日常会話2 語彙力を高めて立派な社会人に

 PT・OTのための日常会話 語彙力を高めて立派な社会人に  今回も前回に続いて日常会話で使用することの多い語彙力に関して考えてみたいと思います. 理学療法士・作業療法士は平均年齢が若いので,クライアントはもちろんのこと他職種も自分...
足関節周囲外傷

足関節外傷後の足関節前方部痛について -長母趾屈筋と距骨の運動に着目して-

足関節背屈時に距腿関節前方部に疼痛を訴える症例は少なくありませんので,こういった視点は非常に重要だと思います. 背屈運動時には長母趾屈筋の伸張性と距骨の後方移動に着目して評価を行う必要があると考えられます.
文章力

理学療法士・作業療法士のための日常会話 ちょっとした語彙力であなたの印象が変わる

PT・OTのための日常会話 ちょっとした語彙力であなたの印象が変わる 理学療法士・作業療法士によって差はあるものの,他職種やクライアントとコミュニケーションをとる必要があります. 理学療法士・作業療法士は平均年齢が若く,他職種からは...
介護予防

曲線歩行能力の加齢による変化について

 直線歩行および曲線歩行能力の加齢による変化について  一昨年まで行われた日本理学療法士学会が,今年度から完全に分科会学会単独での開催となりました. 平成30年12月8-9日に神奈川県(パシフィコ横浜)で第5回日本地域理学療法学会学...
介護予防

2 ステップテストを用いた定量的な歩行能力評価 -信頼性・妥当性の検討および屋外歩行自立に関する基準値の作成-

 2 ステップテストを用いた定量的な歩行能力評価  一昨年まで行われた日本理学療法士学会が,今年度から完全に分科会学会単独での開催となりました. 平成30年12月8-9日に神奈川県(パシフィコ横浜)で第5回日本地域理学療法学会学術大...
学会発表・論文投稿

理学療法士・作業療法士が臨床研究をしたいけど研究のネタが無い?

研究テーマを考える際には,研究の臨床的意義を考える必要があります. 臨床的な意義というのは,「なぜその研究をするのか?」,「その研究で仮説が明らかになれば臨床上どういった役に立つのか?」といったものです 研究をすることで臨床的にどのような意義があるのかということが頭のなかでしっかりと整理されていないと,発表後に臨床上どう役に立つのですかと問われても,明確な返答ができません.
人工股関節全置換術

前額面での股関節不安定性の評価

前額面での股関節不安定性の評価 変形性股関節症例・人工股関節全置換術例・大腿骨近位部骨折例に見られる歩容として前額面上での股関節不安定性が挙げられます. この前額面上における股関節不安定性は,Trendelenburg徴候やDuch...
介護予防

理学療法士・作業療法士が意外と知らないロコモ度テスト

理学療法士・作業療法士が意外と知らないロコモ度テスト 前回はロコモティブシンドロームの定義とその概念,疫学的なところをご紹介させていただきました. ロコモティブシンドロームに該当するかどうかは,ロコモ度テストと呼ばれるテストによって...
介護予防

地域在住高齢者におけるサルコペニアと閉じこもり発生の関連 年代によって閉じこもりの原因が異なる

 地域在住高齢者におけるサルコペニアと閉じこもり発生の関連  一昨年まで行われた日本理学療法士学会が,今年度から完全に分科会学会単独での開催となりました. 平成30年12月8-9日に神奈川県(パシフィコ横浜)で第5回日本地域理学療法...
変形性股関節症

股関節応力を考えた理学療法を行ってますか?

運動器疾患に限ったことではありませんが,われわれが理学療法をはじめとする運動療法を提供する際には,関節応力というのが生じます. この関節応力は時には,クライアントに対して過負荷となることもありますので,クライアントの状況や,この関節応力を考慮した上で,運動療法を行うことが重要となります. 今回は股関節応力に着目した運動療法について考えてみたいと思います.
変形性膝関節症

内側型変形性膝関節症に対する下腿内旋エクササイズを含む運動療法の疼痛軽減効果

これまで変形性膝関節症例の疼痛に対する特異的な介入の報告は多くありませんでしたので,こういった報告は非常に貴重だと思います.
就職活動

ブランクのある理学療法士・作業療法士が復職するための方法と求人の探し方

日本理学療法士協会の調査によると勤務している理学療法士の約3~4割が女性であり,作業療法士の約5~6割が女性であるとされております. 女性の場合には,妊娠・出産を機に退職を余儀なくされる場合も少なくありません. また高齢化に伴い家族の介護のために退職するといったケースも女性の場合には少なくないわけです.
働き方

理学療法士・作業療法士の自己研鑽

理学療法士・作業療法士の自己研鑽 私自身のことを考えても臨床1~3年目のころは,分からないことが多すぎて常に不安な毎日を送っておりました. 自分ではそれなりに勉強をしていたつもりですが,勉強すればするほどこれでいいのかと不安が募ると...
学会発表・論文投稿

なぜ理学療法士・作業療法士が研究を行う必要があるのか?

理学療法士・作業療法士として臨床のおもしろさがわかってきた3年目くらいになると,先輩から「学会発表してみようか」なんていわれたりすることもあります. 「待っていました」と思える人もいれば,「自分にはちょっと…」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか.
理学療法評価

機器を使った動作分析・運動分析

今回は機器を用いた動作・運動分析について考えてみました. 2次元動作解析については臨床でも実践可能なので,動作を定量化する上では,方法論を確立しておくことが重要です. また3次元動作解析については臨床で実践する機会は少ないかもしれませんが,論文や学会発表で動作解析の研究内容を理解する上では,最低限の知識を整理しておきたいところだと思います.
人工股関節全置換術

人工股関節全置換術(THA)後の股関節可動域制限の特徴-腸腰筋インピンジメントって何?-

今回は人工股関節全置換術(THA)後における股関節可動域制限の特徴について考えてみました. 人工股関節全置換術後に生じる股関節可動域制限には,さまざまな原因が考えられます. 手術記録を把握するとともにインプラントそのものの特性も考慮した上で,股関節可動域制限の原因を考えることが重要だと思います.
理学療法評価

重心動揺計を使ったバランス機能評価

 重心動揺計を使ったバランス機能評価  バランス機能低下は理学療法・作業療法の対象となる機能低下の1つですが,バランス機能評価の方法も様々です. バランス機能評価については以前の記事でもご紹介させていただきましたが,Timed up...
理学療法評価

理学療法・作業療法は主訴から始まる

今回は理学療法・作業療法を行う上で必須となるクライアントの主訴について考えてみました. 仕事に慣れてくると,どうしても理学療法士・作業療法士の評価結果や経験をもとに,プログラムを立案してしまいがちですが,クライアントの主訴を考慮することが非常に重要です. 改めて日々の臨床の中でクライアントの訴えに耳を傾けていきたいです(自戒をこめて).
介護予防

地域在住高齢者の膝痛と社会経済状況との関連について 貧乏人は膝痛を発症しやすい?

 地域在住高齢者の膝痛と社会経済状況との関連について  一昨年まで行われた日本理学療法士学会が,今年度から完全に分科会学会単独での開催となりました. 平成30年12月8-9日に神奈川県(パシフィコ横浜)で第5回日本地域理学療法学会学...
変形性股関節症

変形性股関節症例における股関節可動域制限の特徴

 変形性股関節症例における股関節可動域制限の特徴  変形性股関節症の理学療法を実践する上で,関節可動域の獲得は1つの課題となります. 病期によっても関節可動域制限の原因はさまざまですが,どういった機序で関節可動域制限が生じるかを理解...
理学療法評価

関節可動域測定の方法 ゴニオメータ以外にも測定方法があった

今回は関節可動域測定の方法について考えてみました. ゴニオメータによる測定のみならず,さまざまな測定方法が報告されておりますので,それぞれの測定方法の利点・欠点を把握した上で測定を行うことが重要だと思います.
運動療法・物理療法

障害物回避能力低下に対する介入研究

一昨年まで行われた日本理学療法士学会が,今年度から完全に分科会学会単独での開催となりました. 平成30年12月15-16日に京都府で第23回日本基礎理学療法士学会が開催されました. 今回はこの第23回日本基礎理学...
人工膝関節全置換術

人工膝関節全置換術例に対する理学療法評価

今回は人工膝関節全置換術例に対する理学療法評価について考えてみました. 基本的な検査測定法を挙げましたが,合併症やクライアントの状況によってはさらに必要な検査・測定があるかもしれません. ここには挙げておりませんが,動作分析や日常生活動作能力の評価も合わせて行う必要があることは言うまでもありません.
介護予防

地域の通いの場に関する最新理学療法研究紹介2

一昨年まで行われた日本理学療法士学会が,今年度から完全に分科会学会単独での開催となりました. 平成30年10月20-21日に福岡県で第5回日本予防理学療法士学会が開催されました. 今回はこの第5回日本予防理学療法士学会の一般演題...
認定・専門・登録理学療法士

認定理学療法士受験者必見 認定理学療法士症例報告審査の方法

認定理学療法士受験者必見 認定理学療法士症例報告審査の方法 今年度も2019年3⽉2⽇に認定理学療法士試験が執り行われます. 今年度の認定理学療法士試験の申請期間は2018年11⽉1⽇(⽊)~30⽇(⾦)でしたので,既に受験申請は締...
就職活動

理学療法士・作業療法士の求人サイトにおける面談を受ける意義

転職を考える場合には,求人サイトに登録して転職先を探すといった方法が考えられます. 私もそうでしたが,個人情報を登録するのって勇気が必要です. 今回は私が求人サイトに登録して面談を受けた経験をもとに,求人サイトに登録して面談を受けることによるメリットを考えてみたいと思います.
学会発表・論文投稿

利益相反って何? 理学療法士・作業療法士にも開示が必要?

今回は利益相反について考えてみました. 産学連携の視点で考えると,企業から支援を受けながら研究を行ったり,企業からの講演・執筆依頼というのは決して悪いことではありません. きちんと公表すれば問題無いわけですね.
人工股関節全置換術

理学療法士の視点で見る受動的システムとしての腸脛靭帯

今回は腸脛靭帯の張力増加による受動的システムについて考えてみました. 超音波エラストグラフィを使用したこの手の研究は,臨床上も大変有益な情報をもたらしてくれます. 今後もこういった情報に注目しておく必要がありそうですね.
人工股関節全置換術

理学療法士の視点で腸脛靭帯をひもとく

腸脛靱帯というと大腿筋膜張筋の停止としても知られており,理学療法士に馴染み深い組織の1つだと思います. 腸脛靭帯のtihgtnessはさまざまな障害を引き起こすことが知られておりますので,われわれ理学療法士の腸脛靭帯の特性を理解しておくことが重要です. 今回は腸脛靭帯の特性について考えてみたいと思います.
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