脳卒中 脳卒中片麻痺症例に対する起立・着座トレーニングにおける工夫 今回は脳卒中片麻痺症例に対する起立・着座トレーニングにおける工夫を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 足位を変化させるというのは非常に簡単に行えますのでこの結果は有用ですね. ステップ台を用いる介入も含めて難易度を段階的に調整するのもよさそうですね. 2024.08.08 脳卒中
変形性膝関節症 変形性膝関節症例の腓腹筋の硬さに注目 今回は変形性膝関節症例の腓腹筋の硬さについて考えてみました. 予想通り腓腹筋のスティフネスは膝関節の臨床症状と関連がありそうですね. 変形性膝関節症例に対する理学療法では腓腹筋のスティフネスに対するアプローチが必要でしょうね. 2024.08.07 変形性膝関節症
大腿骨近位部骨折 入院日または入院翌日の手術で大腿骨近位部骨折後の合併症が減少 今回は早期に手術を行うことで大腿骨近位部骨折後の合併症が減少するのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. やはり早期手術が合併症を予防することにつながるということですね. 大腿骨近位部骨折例の場合には骨折そのものよりも合併症が問題となることも多いので早期手術が望まれますね. 2024.08.06 大腿骨近位部骨折
腰部 ウォーキングすると腰痛を予防できる? 今回はウォーキングすると腰痛を予防できるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 結果はポジティブでしたね. ウォーキングには様々な面でメリットがありそうですね. 2024.08.05 腰部
人工膝関節全置換術 TKA症例の膝前面痛の原因は? メタアナリシス論文紹介 今回はTKA症例の膝前面痛の原因を考えるうえで有益なメタアナリシス論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとPFの置換やインサートの種類は膝前面痛には大きな影響はなさそうです. 外側膝蓋支帯リリースについては関連がありそうですので,やはり外側構成体のタイトネスが膝蓋骨のマルトラッキングを引き起こし,膝前面痛を引き起こしている可能性が高いですね. 理学療法を行ううえでもヒントになる論文だと思います. 2024.08.04 人工膝関節全置換術
人工股関節全置換術 THA例に対する中殿筋に対するストレッチングの有効性 今回はTHA例に対する中殿筋に対するストレッチングの有効性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると中殿筋に対するストレッチングは内転可動域の改善のみならず,中殿筋の遠心性収縮機能の改善に有効であると考えられます. 有意ではなかったものの筋力に改善が得られているといった点もポイントですね. 易脱臼性を考慮した上で中殿筋に対してストレッチングを行うことが有益である可能性がありますね. 2024.08.03 人工股関節全置換術
未分類 理学療法士も必見 慢性痛症例への接し方を考えるうえで参考になる論文紹介 今回は慢性疼痛症例への接し方を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 医師による教官がオピオイドや腰椎手術よりも良好なアウトカムと関連するというのは驚きですね. こういった結果を見ると理学療法士・作業療法士の傾聴・共感する姿勢が重要になりそうですね. 2024.08.02 未分類
足関節周囲外傷 足関節可動域は足関節骨折後の患者立脚型評価と関連するのか? 今回は足関節可動域が足関節骨折後の患者立脚型評価と関連するのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると足関節可動域は立脚型評価と関連しないということになりますね. われわれ理学療法士・作業療法士にとって関節可動域の改善は重要ですが,関節可動域以外の部分に目を向ける必要がありそうですね. 2024.08.01 足関節周囲外傷
人工膝関節全置換術 片側人工膝関節全置換術後に対側膝関節痛が増悪する症例の特徴は? 今回は片側人工膝関節全置換術後に対側膝関節痛が増悪する症例の特徴を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると片側TKA前から対側の膝関節伸展筋力が弱いことがリスクになりそうですね. 対側の筋力も含めた介入が必要でしょうね. 2024.07.31 人工膝関節全置換術
変形性股関節症 変形性股関節症例の尿失禁 今回は変形性股関節症例の尿失禁について考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これは興味深い結果ですね. 今回の結果から考えると股関節周囲筋の中でも股関節内転筋力と尿失禁に関連がありそうですね. 尿失禁を合併した変形性股関節症例に対しては股関節内転筋力を強化することが尿失禁の改善につながる可能性がありますね. 2024.07.30 変形性股関節症
脳卒中 トレーニングだけでは身体活動量は増えない? 非常に興味深い結果ですね. 予想通りトレーニングだけでは身体活動量は増えそうにありません. この研究は歩数をモニタリングしておりましたが,身体活動量を増加させるためには身体活動量をモニタリングしてフィードバックする介入が有効であると考えられます. 2024.07.29 脳卒中
人工股関節全置換術 THA後の歩行自立には術前の非術側機能が重要 今回はTHA後の早期歩行自立に何が必要なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとTHA後に早期に歩行を自立させるためには術前から非術側の機能を向上させておくことが重要ということですね. 変形性股関節症の場合には両側罹患例も多いのでどのように非術側の機能を向上させるかがポイントになりそうですね. 2024.07.28 人工股関節全置換術
書籍紹介 2024年7月以降発刊の理学療法関連書籍5選 今回は2024年7月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました. 今月も良書が多く発刊されております. 理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか? 2024.07.27 書籍紹介
変形性股関節症 変形性股関節症例に対する上行性運動連鎖を意識した介入に役立つ論文紹介 非常に興味深い結果ですね. 予想通り,変形性股関節症例の足部の足底圧が高い結果ですね. 足部をうまく使って股関節にかかる力学的ストレスを軽減することが重要であることが示唆される結果ですね. 2024.07.26 変形性股関節症
運動療法・物理療法 プランクって本当に効果あるの? 今回はプランクトレーニングの効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとプランクトレーニングには身体機能の改善効果のみならず自律神経機能の改善効果もあるということですね. プランクトレーニングを導入する際には読んでおきたい結果ですね. 2024.07.25 運動療法・物理療法
変形性膝関節症 骨格筋の減少が変形性膝関節症に及ぼす影響は? 今回は骨格筋の減少が変形性膝関節症に及ぼす影響を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えてもサルコペニアと変形性膝関節症には何らかの関連性がありそうです. しかしながらまだまだこの結果からは因果関係は不明であります. 変形性膝関節症例に対しては膝関節機能の改善のみならずサルコペニアに対する対策も必須になりそうですね. 2024.07.24 変形性膝関節症
人工膝関節全置換術 人工膝関節全置換術例におけるしびれは改善するのか? 今回は人工膝関節全置換術例におけるしびれは改善するのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると人工膝関節全置換術例にしびれに関して問われた際には,日常生活には大きな影響はないこと,しびれが最終的には改善することをきちんと説明することが重要になると考えられます. 2024.07.23 人工膝関節全置換術
大腿骨近位部骨折 大腿骨近位部骨折後の中殿筋断面積の重要性 今回は大腿骨近位部骨折後の中殿筋の役割を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 予想通りの結果ですね. やはり大腿骨近位部骨折例においては中殿筋の機能再建を図ることが日常生活動作能力を向上させることにつながる可能性がありますね. 2024.07.22 大腿骨近位部骨折
人工膝関節全置換術 TKA後の滑膜炎には注意が必要 今回はTKA後の滑膜炎には注意が必要であることを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとかなり効率に滑膜炎を合併されている方が多いということですね. また滑膜炎と安静時痛に有意な関連があったという点もポイントですね. 膝蓋骨周囲の安静時痛がある場合には滑膜炎を疑ってみる必要がありますね. 2024.07.21 人工膝関節全置換術
介護予防 オステオサルコペニアが死亡率を高める? 今回はオステオサルコペニアと死亡率との関連性を検討した論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとサルコペニア単独よりもサルコペニアに骨粗鬆症を合併すると死亡率が上がるといった結果ですね. サルコペニアのみならずオステオサルコペニアに注目する必要がありますね. 2024.07.20 介護予防
変形性股関節症 腹腔内圧の増加が股関節伸展筋力を向上させる? 今回は腹腔内圧の増加が股関節伸展筋力を向上させるのかどうかを検討した研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると股関節伸展筋力を向上させるためには腹腔内圧を増加させる必要があると考えられます. 股関節屈曲筋,膝関節伸展筋,膝関節屈曲筋には腹腔内圧上昇による変化が無かったというのもポイントですね. 2024.07.19 変形性股関節症
変形性膝関節症 反対側の変形性膝関節症が同側の変形性膝関節症の危険因子になる? 今回は反対側の変形性膝関節症が同側の変形性膝関節症の危険因子になるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると変形性膝関節症の予防を図るためには片側のみならず両側の機能改善を図る必要がありそうですね. 2024.07.18 変形性膝関節症
人工膝関節全置換術 最近流行のROSA kneeによるTKAは従来のTKAよりも成績が良好なのか? 今回はロボット支援人工膝関節全置換術は従来の人工膝関節全置換術よりも成績が良好なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとロボット支援人工膝関節全置換術は従来の人工膝関節全置換術よりも術後生成器が良好である可能性があります. 今後はロボット支援人工膝関節全置換術が当たり前になる時代が来るかもしれませんね. 2024.07.17 人工膝関節全置換術
足関節周囲外傷 着地動作には内がえし筋群の機能強化が重要? 今回は着地動作には内がえし筋群の機能強化が重要である可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると着地動作時のメカニカルストレスを軽減させるためには外がえしのみならず内がえし作用のある筋群の機能向上が必要であると考えられます. 2024.07.16 足関節周囲外傷
腰部 腰部脊柱管狭窄症術後の回復は除圧術と固定術では経過が異なる? 今回は腰部脊柱管狭窄症術後の回復は除圧術と固定術では経過が異なるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 予想通りではありますが除圧術よりも固定術の方が腰椎機能障害の改善が遅延するといった結果ですね. 2024.07.15 腰部
運動療法・物理療法 ドロップセットによる筋肥大効果を知っておこう 今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたいドロップセットの効果について考えてみました. この結果から考えると,現在のところドロップセットに通常のトレーニングよりも効果的な筋肥大効果は確認されておりませんが,時間が短時間で行えるというのがポイントですね. 今後ますますドロップセットに関する研究が増えそうですね. 2024.07.14 運動療法・物理療法
介護予防 衝撃を加えた運動が高齢者の骨密度低下を抑制 今回は骨粗鬆症の予防にどういった運動が有効なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると一定以上の身体活動量を維持することが骨粗鬆症の予防につながるものと考えられます. また骨粗鬆症の予防に対しては骨に一定以上の負荷を加えるインパクトトレーニングが有効だと考えられます. 2024.07.13 介護予防
脳卒中 脳卒中症例に対する新しい歩行テスト3m後方歩行テスト 今回は脳卒中症例に対する新しい歩行テストである3m後方歩行テストをご紹介させていただきました. 後方歩行はトレーニングとしてはよく用いられるものの,これまで標準化された方法というのは存在しませんでした. 脳卒中症例に対する歩行評価の1つとして使えそうですね. 2024.07.12 脳卒中
人工膝関節全置換術 TKA後に長時間にわたって膝関節屈曲位を取ると術後成績が良い? 今回は人工膝関節全置換術後に比較的簡単に導入できる新たな介入方法をご紹介させていただきます. 今回の結果から考えると長時間にわたって屈曲肢位をとった群の方がその後のアウトカムの改善が良好であるといった結果ですね. 今回は屈曲可動域で見ても明らかな改善が得られておりますが,伸展可動域がどうであったかというのは気になるところですね. 人工膝関節全置換術の場合には屈曲よりも伸展可動域の改善が重要だったりしますからね. 2024.07.11 人工膝関節全置換術
変形性膝関節症 変形性膝関節症例の関節可動域・筋力の標準値は? 今回は変形性膝関節症例の関節可動域・筋力の標準値を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 基準範囲といってもかなり幅があるというのが興味深いですね. 検査・測定を行った際に変形性膝関節症例の中では基準範囲内なのかどうかといった視点は非常に重要ですのでこういったデータはありがたいですね. 2024.07.10 変形性膝関節症