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就職活動

理学療法士・作業療法士が多く働く回復期リハビリテーション病棟はかなり縮小される? 

回復期リハビリテーション病棟が完全になくなるというのは言い過ぎかもしれませんが,回復期リハビリテーション病棟の需要が減少することには間違いありません. そうなると当然ながら回復期リハビリテーション病棟へ勤務する理学療法士・作業療法士・言語聴覚士は職を失うことにもなりかねません. 余計なお世話かもしれませんが,これを機会にご自身の身の振り方を考えてみてはいかがでしょうか?
足関節周囲外傷

糖尿病足病変発症のメカニズム

 糖尿病足病変発症のメカニズム  糖尿病患者は経年的に増加しており,理学療法・作業療法対象者の中にも,糖尿病を合併した症例というのは少なくありません. 糖尿病合併例の中でも足病変を合併している症例を担当すると,廃用症候群を防ぐうえで...
介護予防

寝たきりになるとどのくらい筋力が低下するのか?

理学療法士・作業療法士であれば「寝たきりになると筋力が低下しますよ」,こんな指導ってクライアントにこんな指導をすることって少なくないと思います. 寝たきりになることで筋力が低下するというのは周知の事実ですが,寝たきりになるとどのくらい筋力が低下するのでしょうか? かつてはベッドレスト研究といって寝たきりになるとどのくらい筋力が低下するかといった研究は少なくなかったわけですが,ここ最近は日本では倫理的にこういった研究を行うことが難しくなっております.
文章力

理学療法士・作業療法士のための語彙力 言いづらいことを言い換える

 理学療法士・作業療法士のための語彙力 言いづらいことを言い換える  今回も前回に続いて日常会話で使用することの多い語彙力に関して考えてみたいと思います. 理学療法士・作業療法士に限ったことではありませんが,仕事の中で上司・同僚やク...
介護予防

認知機能によって転倒の原因が違う

 認知機能レベル別にみた転倒リスク要因の検討  一昨年まで行われた日本理学療法士学会が,今年度から完全に分科会学会単独での開催となりました. 平成30年12月8-9日に神奈川県(パシフィコ横浜)で第5回日本地域理学療法学会学術大会が...
学会発表・論文投稿

理学療法士・作業療法士も知っておきたいインパクトファクターとは?インパクトファクターって何?

今回は理学療法士・作業療法士が国際誌を読む際に気になるインパクトファクターについて考えてみました. インパクトファクターの数字だけが独り歩きしないように,様々な限界がある値であることを認識した上で,インパクトファクターの値を参照すること,そして論文そのものの優劣を判断できる目を養うことが重要だと思います.
文章力

理学療法士・作業療法士のための日常会話 お願いする時に使える語彙集

理学療法士・作業療法士が病棟のスタッフやクライアントに依頼することってけっこうあると思います. 同じ依頼をするにあたっても,表現を誤ると依頼を受けてもらえないこともあります. 敬語を使用するのは当然ですが,合わせて適切な表現を選択することが重要となります.
人工膝関節全置換術

後ろ向きに階段を降りるとなぜ楽になるのか?運動学的に説明できますか?

 後ろ向き階段降段動作時における下肢の運動学的分析  膝痛を有する方は階段昇降が困難となる場合が少なくありません. 特に降段動作は昇段動作に比較してもより大きな膝関節屈曲可動域が必要となること,また膝関節伸展筋群の遠心性収縮を要する...
大腿骨近位部骨折

歩行様式の違いによる股関節屈筋群の筋活動パターン変化 – 歩幅増大のための腸腰筋の役割 –

歩行様式の違いによる股関節屈筋群の筋活動パターン変化 - 歩幅増大のための腸腰筋の役割 - 一昨年まで行われた日本理学療法士学会が,今年度から完全に分科会学会単独での開催となりました. 平成30年12月8-9日に神奈川県...
就職活動

理学療法士・作業療法士が転職に失敗する5つの理由

理学療法士・作業療法士が転職を考える際にまず考えるのは,転職に失敗したくないといった思いです. 転職は人生にも関わってくるので,出来れば転職では失敗したくないと思うのが普通だと思います. 転職が失敗してしまう場合にはいくつか理由があります.
足関節周囲外傷

足関節底屈可動域の重要性

今回は足関節底屈可動域制限について考えてみました. 底屈可動域制限は軽視されがちですが,歩行・走行・ジャンプ動作など多くの動作で大きな可動域が必要となります. また底屈可動域獲得には,距腿関節の運動のみならず,下腿回旋可動域,ショパール関節の外がえし方向の可動域,足趾底屈可動域も重要となります.
介護予防

靴下カバーやルームソックス・ルームシューズを履くと本当に転倒しやすくなるのか?

 靴下多重着用を好む高齢者に対する生活指導の検討  一昨年まで行われた日本理学療法士学会が,今年度から完全に分科会学会単独での開催となりました. 平成30年12月8-9日に神奈川県(パシフィコ横浜)で第5回日本地域理学療法学会学術大...
文章力

理学療法士・作業療法士のための日常会話2 語彙力を高めて立派な社会人に

 PT・OTのための日常会話 語彙力を高めて立派な社会人に  今回も前回に続いて日常会話で使用することの多い語彙力に関して考えてみたいと思います. 理学療法士・作業療法士は平均年齢が若いので,クライアントはもちろんのこと他職種も自分...
足関節周囲外傷

足関節外傷後の足関節前方部痛について -長母趾屈筋と距骨の運動に着目して-

足関節背屈時に距腿関節前方部に疼痛を訴える症例は少なくありませんので,こういった視点は非常に重要だと思います. 背屈運動時には長母趾屈筋の伸張性と距骨の後方移動に着目して評価を行う必要があると考えられます.
文章力

理学療法士・作業療法士のための日常会話 ちょっとした語彙力であなたの印象が変わる

PT・OTのための日常会話 ちょっとした語彙力であなたの印象が変わる 理学療法士・作業療法士によって差はあるものの,他職種やクライアントとコミュニケーションをとる必要があります. 理学療法士・作業療法士は平均年齢が若く,他職種からは...
介護予防

曲線歩行能力の加齢による変化について

 直線歩行および曲線歩行能力の加齢による変化について  一昨年まで行われた日本理学療法士学会が,今年度から完全に分科会学会単独での開催となりました. 平成30年12月8-9日に神奈川県(パシフィコ横浜)で第5回日本地域理学療法学会学...
介護予防

2 ステップテストを用いた定量的な歩行能力評価 -信頼性・妥当性の検討および屋外歩行自立に関する基準値の作成-

 2 ステップテストを用いた定量的な歩行能力評価  一昨年まで行われた日本理学療法士学会が,今年度から完全に分科会学会単独での開催となりました. 平成30年12月8-9日に神奈川県(パシフィコ横浜)で第5回日本地域理学療法学会学術大...
学会発表・論文投稿

理学療法士・作業療法士が臨床研究をしたいけど研究のネタが無い?

研究テーマを考える際には,研究の臨床的意義を考える必要があります. 臨床的な意義というのは,「なぜその研究をするのか?」,「その研究で仮説が明らかになれば臨床上どういった役に立つのか?」といったものです 研究をすることで臨床的にどのような意義があるのかということが頭のなかでしっかりと整理されていないと,発表後に臨床上どう役に立つのですかと問われても,明確な返答ができません.
人工股関節全置換術

前額面での股関節不安定性の評価

前額面での股関節不安定性の評価 変形性股関節症例・人工股関節全置換術例・大腿骨近位部骨折例に見られる歩容として前額面上での股関節不安定性が挙げられます. この前額面上における股関節不安定性は,Trendelenburg徴候やDuch...
介護予防

理学療法士・作業療法士が意外と知らないロコモ度テスト

理学療法士・作業療法士が意外と知らないロコモ度テスト 前回はロコモティブシンドロームの定義とその概念,疫学的なところをご紹介させていただきました. ロコモティブシンドロームに該当するかどうかは,ロコモ度テストと呼ばれるテストによって...
介護予防

地域在住高齢者におけるサルコペニアと閉じこもり発生の関連 年代によって閉じこもりの原因が異なる

 地域在住高齢者におけるサルコペニアと閉じこもり発生の関連  一昨年まで行われた日本理学療法士学会が,今年度から完全に分科会学会単独での開催となりました. 平成30年12月8-9日に神奈川県(パシフィコ横浜)で第5回日本地域理学療法...
変形性股関節症

股関節応力を考えた理学療法を行ってますか?

運動器疾患に限ったことではありませんが,われわれが理学療法をはじめとする運動療法を提供する際には,関節応力というのが生じます. この関節応力は時には,クライアントに対して過負荷となることもありますので,クライアントの状況や,この関節応力を考慮した上で,運動療法を行うことが重要となります. 今回は股関節応力に着目した運動療法について考えてみたいと思います.
変形性膝関節症

内側型変形性膝関節症に対する下腿内旋エクササイズを含む運動療法の疼痛軽減効果

これまで変形性膝関節症例の疼痛に対する特異的な介入の報告は多くありませんでしたので,こういった報告は非常に貴重だと思います.
就職活動

ブランクのある理学療法士・作業療法士が復職するための方法と求人の探し方

日本理学療法士協会の調査によると勤務している理学療法士の約3~4割が女性であり,作業療法士の約5~6割が女性であるとされております. 女性の場合には,妊娠・出産を機に退職を余儀なくされる場合も少なくありません. また高齢化に伴い家族の介護のために退職するといったケースも女性の場合には少なくないわけです.
働き方

理学療法士・作業療法士の自己研鑽

理学療法士・作業療法士の自己研鑽 私自身のことを考えても臨床1~3年目のころは,分からないことが多すぎて常に不安な毎日を送っておりました. 自分ではそれなりに勉強をしていたつもりですが,勉強すればするほどこれでいいのかと不安が募ると...
学会発表・論文投稿

なぜ理学療法士・作業療法士が研究を行う必要があるのか?

理学療法士・作業療法士として臨床のおもしろさがわかってきた3年目くらいになると,先輩から「学会発表してみようか」なんていわれたりすることもあります. 「待っていました」と思える人もいれば,「自分にはちょっと…」と思ってしまう人もいるのではないでしょうか.
理学療法評価

機器を使った動作分析・運動分析

今回は機器を用いた動作・運動分析について考えてみました. 2次元動作解析については臨床でも実践可能なので,動作を定量化する上では,方法論を確立しておくことが重要です. また3次元動作解析については臨床で実践する機会は少ないかもしれませんが,論文や学会発表で動作解析の研究内容を理解する上では,最低限の知識を整理しておきたいところだと思います.
人工股関節全置換術

人工股関節全置換術(THA)後の股関節可動域制限の特徴-腸腰筋インピンジメントって何?-

今回は人工股関節全置換術(THA)後における股関節可動域制限の特徴について考えてみました. 人工股関節全置換術後に生じる股関節可動域制限には,さまざまな原因が考えられます. 手術記録を把握するとともにインプラントそのものの特性も考慮した上で,股関節可動域制限の原因を考えることが重要だと思います.
理学療法評価

重心動揺計を使ったバランス機能評価

 重心動揺計を使ったバランス機能評価  バランス機能低下は理学療法・作業療法の対象となる機能低下の1つですが,バランス機能評価の方法も様々です. バランス機能評価については以前の記事でもご紹介させていただきましたが,Timed up...
理学療法評価

理学療法・作業療法は主訴から始まる

今回は理学療法・作業療法を行う上で必須となるクライアントの主訴について考えてみました. 仕事に慣れてくると,どうしても理学療法士・作業療法士の評価結果や経験をもとに,プログラムを立案してしまいがちですが,クライアントの主訴を考慮することが非常に重要です. 改めて日々の臨床の中でクライアントの訴えに耳を傾けていきたいです(自戒をこめて).
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