2024年10月以降発刊の理学療法関連書籍5選

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目次

2024年10月以降発刊の理学療法関連書籍5選

最近は発刊される理学療法関連の書籍も多いので,把握するのが大変です.

私も月1回は本屋で関連書籍をリサーチしております.

今回は2024年10月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきます.

本の浅い焦点撮影

 

 

 

 

 

 

 

脳の機能解剖とリハビリテーション

 

待ちわびていた方も多いと思いますが金子唯史が編集を務められた新刊が出版されました.

この書籍では脳の機能解剖と臨床症状のつながりを豊富なイラストや図表で解説されております.

また脳画像の読み方もYoutube動画で学ぶことができる仕様となっており,リハビリテーション医療従事者必携の一冊となっております.

 

 

 

「21人の作業療法士」とひらく,私らしいキャリア

昔から考えると理学療法士・作業療法士のキャリアも実に多様になりましたね.

今の環境から一歩踏み出して自分を変えたいという思いはあるものの,なかなか現状から抜け出せないという方も多いと思います.

この書籍は多様な領域で活躍する作業療法士たちは自身の転機をどうとらえ,どう動いたのかが描かれており,「ありたい姿」に沿って生きるすべての人に届ける,21人の覚悟が詰まった渾身の書となっております.

 

 

 

 

Evidence Based で考える認知症リハビリテーション2 BPSDの評価と介入戦略[Web動画付]

好評を得た『Evidence Basedで考える認知症リハビリテーション』の第2弾です.

前作同様,「臨床と研究をつなぐ」「エビデンスベースド」をコンセプトに,認知症者の行動・心理症状である「BPSD」を深く掘り下げた内容となっております.

症状ごとの出現要因や適切な解釈,最新の知見をもとにした妥当な介入戦略の数々が紹介されております.

各項目収載のレクチャー動画も理解の助けとなりますね.

これほどまでに科学的に認知症やBPSDについて記載した書籍は過去にありませんので,これは必見ですね.

 

 

 

 

 

 

 

初心者でもすぐにできるフリー統計ソフトEZR(Easy R)で誰でも簡単統計解析

理学療法士・作業療法士が参加する学会でもEZRを使用して統計解析をされている方は多いですね.

フリーですし操作性もどんどんよくなっています.

こちらは第2版ですがEZRの最新アップデートに対応し,グラフ作成機能などの解説が改訂されております.

これからEZRを使用されるのであれば必携の一冊となりそうです.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

保存から術後まで 脊椎疾患のリハビリテーション[Web動画付]

 

高齢化社会に伴い,整形外科疾患を有する患者の増加とともに療法士が脊椎疾患を担当するケースが増えているなか,今後はより目に見える結果を出すことが求められます.

この書籍は脊椎疾患のリハビリテーションに対して経験の浅い療法士をはじめ,臨床実習に臨む学生,また指導的立場にある療法士が,安全かつ効率のよいリハビリテーション(保存的および手術後)を実施できるよう,系統的・網羅的にまとまったゴールドスタンダードとなる一冊です.

豊富な写真やイラストとともに,大事な評価方法や徒手療法・運動療法などのテクニックについては実技Web動画を多数収載されており,視覚的にもより深く理解できる内容となっております.

ここまで幅広く脊椎疾患を扱った書籍は過去に少ないのでこれは貴重な一冊となりますね.

 

 

 

今回は2024年10月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました.

今月も良書が多く発刊されております.

理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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