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理学療法士・作業療法士が訪問看護ステーションで勤務するメリット・デメリット
理学療法士・作業療法士の勤務先も様々ですが，理学療法士・作業療法士の勤務先の1つとして近年増加しているのが訪問看護ステーションです．
理学療法士・作業療法士が訪問看護ステーションで勤務するうえではどういったメリット・デメリットがあるのでしょうか？
今回は理学療法士・作業療法士が訪問看護ステーションで勤務するメリット・デメリットについて考えてみたいと思います．
理学療法士・作業療法士が訪問看護ステーションで勤務するメリット
在宅分野で生活が見れる
理学療法士・作業療法士が訪問看護ステーションで勤務するメリットとしては在宅での生活を直接見ることができるといった点です．
理学療法士・作業療法士にとって在宅での生活の場を見るというのは理学療法士・作業療法士としての成長を考えるうえでは非常に大きいです．
訪問看護ステーションで勤務することでその後の総合病院での働き方が変わるなんてことも多いです．
環境調整スキルが向上
在宅分野で勤務していると環境調整のスキルはかなり向上します．
病院なんかでも退院前訪問に出かけたりするわけですが，長期にわたってクライアントの生活を見ていると環境調整のスキルはかなり磨かれます．
福祉用具の知識なんかも増えますね．
歩合制によって給与がup
理学療法士・作業療法士が訪問看護ステーションで勤務するメリットとして給与が比較的高いといった点が挙げられます．
病院なんかに比較すれば年収で50～100万円以上高収入ということも稀ではありません．
訪問看護ステーションの場合には訪問に行った件数に応じてプラスαで歩合給をいただけることが多いです．
頑張った分だけ給与がいただけるというのは嬉しいですよね．
1人でいる時間が長い
訪問看護ステーションの場合には移動中や休憩は車内ということも多いです．
そのため1人の時間が長いです．
コミュ障であまり多くの人と接するのが苦手な方にとってはこれはメリットになるでしょうね．
総合病院のようにいろんな人の顔色をうかがいながら勤務する必要がありませんのでそういった意味でのストレスは少ないでしょうね．
理学療法士・作業療法士が訪問看護ステーションで勤務するデメリット
営業が大変
利用者あっての訪問看護ステーションです．
放っておいてもクライアント契約ができるわけではありません．
そのため利用者獲得に向けた営業が必須となります．
地域のケアマネージャーや施設を回って定期的に営業をするのはけっこう大変だったりします．
訪問看護ステーションに転職する場合には営業がどこまで仕事に含まれているかを確認しておくことも重要でしょう．
やりがいが少ない
急性期や回復期とは異なって生活期の場合にはクライアントの変化もあまり大きいわけではありません．
場合によっては維持が目標になることも多いでしょう．
そのためあまりやりがいを感じられないということもあるかもしれません．
運転が必要
地域にもよりますが自動車で訪問するということが多いです．
場合によっては自転車や原付での移動の場合もあります．
梅雨時期や夏場，冬季は移動に体力を奪われることも多いでしょう．
車庫入れや狭い道など都会の運転はけっこう大変です．
多くの症例を経験することはできない
訪問看護ステーションの場合には1日に5件前後の訪問件数ということが多いです．
そのため総合病院やクリニックに比較すると経験できるクライアントの数というのは多くありません．
経験値を増やしたいという若い理学療法士・作業療法士にとっては物足りないところがあるかもしれません．
今回は理学療法士・作業療法士が訪問看護ステーションで勤務するメリット・デメリットについて考えてみました．
結局のところ何を重要視するかですが以前に比較すれば訪問看護ステーションの求人も減少傾向にあります．
今後は訪問看護ステーションの新規求人というのはますます少なくなるでしょう．
そういった中で自分に合っ訪問看護ステーション求人を見つけるのは簡単ではありません．
そのため理学療法士・作業療法士が訪問看護ステーションで勤務するためには転職サイトの利用がおすすめです．
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