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理学療法士・作業療法士がクリニックで勤務するメリット・デメリット
理学療法士・作業療法士の勤務先も様々ですが,理学療法士・作業療法士の勤務先として昔から人気があるのがクリニックです.
理学療法士・作業療法士がクリニックで勤務するうえではどういったメリット・デメリットがあるのでしょうか?
今回は理学療法士・作業療法士がクリニックで勤務するメリット・デメリットについて考えてみたいと思います.
理学療法士・作業療法士がクリニックで勤務するメリット
元気な方が多い
理学療法士・作業療法士がクリニックで勤務するメリットとしては対象者の自立度が高いといった点です.
理学療法士・作業療法士の中でも身体的な介助を苦手とする方や小柄な方でできれば大きな身体的な介助を必要とする職場は避けたいと考えている理学療法士・作業療法士は多いと思います.
外来クリニックだと自立している方がほとんどですし,コミュニケーションが取れる方がほとんどなのでそういった意味では身体的・精神的ストレスは少ないと考えられます.
スポーツ分野を診れる
整形外科クリニックなんかだとスポーツリハビリテーション科を標榜しているところも多いです.
スポーツ復帰に携わりたいと考えている理学療法士・作業療法士にとってはクリニック勤務というのは理想的な勤務先となることが多いでしょう.
総合病院だとあまり外来診療に力を入れているところは多くないので,若いスポーツ障害に関する経験を得たいのであればクリニックでの勤務は大きなメリットになるでしょう.
雑務が少ない
理学療法士・作業療法士がクリニックで勤務するメリットとして雑務が比較的少ないといった点が挙げられます.
もちろんリハビリテーション実施計画書の作成等の書類業務が無いわけではありませんが,総合病院のように委員会があるわけではありませんので,リハビリ業務に集中して取り組めることが多いでしょう.
休日が固定
クリニックの場合には土曜日は勤務が必要なところが多いですが,祝日や日曜日は完全に休暇が取得できるということが多いです.
またお正月やGWなどカレンダー通りの長期休暇が取得できることが多いというのも魅力的ですよね.
最近は医療機関(病院)の場合ですと365日体制で診療を行っているところが多いですからね.
正月やGWにきちんとカレンダー通り休めるというのは魅力的ですよね.
給料もそこそこ
クリニックの場合には医療機関(病院)と比較すると給与も比較的良い職場が多いです.
求人によっては年収が500万円を超える求人もあります.
昇給率はクリニックごとに定められてはおりますが,経営者が院長ということがほとんどですので総合病院なんかとは異なり頑張った分だけ評価をしてもらいやすいというところは魅力的ですよね.
やっぱり頑張りが給与に反映されるというのは理想だと思います.
理学療法士・作業療法士がクリニックで勤務するデメリット
他分野が見れない
これは当然と言えば当然ですが,例えば整形外科クリニックだと脳卒中片麻痺を見ることはかなり少なくなるでしょう.
そういった意味では臨床現場で学べる知識がある程度限定されるというのは1つのデメリットになるかもしれませんね.
ただ専門分野のことを学べればよいという方にとってはデメリットにはならないかもしれませんね.
関わる時間が短い
クリニックの場合には1人のクライアントに関わる時間が短いといった点はデメリットになるでしょうか.
1日1単位で20分対応ということも多いので,クライアントにゆっくりと関わりたいという方にとってはデメリットになるでしょう.
またスピーディーな評価や治療が要求され,即時効果を求められるというのもプレッシャーになるかもしれませんね.
帰宅時間が遅い
クリニックの場合には昼休憩が2~3時間と長くその分,19時までの勤務なんてことが多いです.
そのため必然的に帰宅時間が遅くなってしまいます.
昼休憩が長いだけにをどのように過ごすかもポイントになりますね.
半ドンが半ドンにならない場合も
クリニック勤務の場合には木曜日と土曜日が半ドンなんてことも多いわけですが,実際のところ午後からきちんと帰宅できるという職場は多くないです.
午前中の診療が長引いて記録をしていたら結局買えるのは15時なんて職場も多いです.
そのため半ドンでどのくらいで帰宅できているのかといった確認は必須です.
今回は理学療法士・作業療法士がクリニックで勤務するメリット・デメリットについて考えてみました.
結局のところ何を重要視するかですが以前に比較すればクリニックの求人も減少傾向にあります.
今後はクリニックの新規求人というのはますます少なくなるでしょう.
そういった中で自分に合ったクリニック求人を見つけるのは簡単ではありません.
そのため理学療法士・作業療法士がクリニックで勤務するためには転職サイトの利用がおすすめです.
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