理学療法士・作業療法士の有給消化の現実

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理学療法士・作業療法士の有給消化の現実

理学療法士・作業療法士の皆様は年間でどのくらい有給休暇を消化できていますか?

有給休暇って消化しないと無くなってしまいますので,次年度の繰り越し分を考慮したうえで最大限消化するのが理想的です.

ただ理学療法士・作業療法士の有給消化率って低いんですよね.

今回は理学療法士・作業療法士の有給消化の現実について考えてみたいと思います.

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有給がつくかどうかは部長の采配

理学療法士・作業療法士の場合には有給がつくつかないはすべてリハビリテーション部長の采配なんて職場も多いのではないでしょうか?

有給を取得したいと希望を出してもリハビリテーション部長が有給休暇をつけなければそれまで…

これって本当は違法なのですがみんな黙ってしまう現実があります.

有給を取得するためには部長に嫌われてはいけませんので常にごますりが必要です.

 

 

 

 

 

 

買取はない

年度末に有給が20日余っているから買取してほしい…なんてのは無理です.

買取ができないからこそきちんと消化できるように調整するのが管理者の役目です.

有給休暇を取得するためには人員配置にも余裕を持たせる必要がありますが,どこも経営的に厳しいのでカツカツで仕事をしていて有給休暇を取得する余裕がない職場が多いのが現実でしょう.

 

 

 

 

 

退職時に全部消化するのは夢のまた夢

一般企業であれば退職時に有給休暇を消化するのは普通のことです.

しかしながら理学療法士・作業療法士界隈では夢のまた夢です.

特に理学療法士・作業療法士の場合には出来高制なので有給を消化すると単純に売り上げが下がりますからね.

経営者は理学療法士・作業療法士の有給消化を嫌がります.

管理者としても多くの理学療法士・作業療法士が有給休暇を取得して売り上げが下がると経営者から叱られますからね.

自分の立場を守るために部下には有給休暇をできる限り取得させないという自分のことしか考えない理学療法士・作業療法士の管理者が多いのもうなづけます.

 

 

 

 

 

 

希望の休みが有給にならない

これって多いですよね.

この日は休みたいと希望を出しても公休があてられるケースです.

連休の希望なんてなかなか出せません.

 

 

 

 

 

 

なぜ理学療法士・作業療法士は有給休暇が取得しにくいのか?

基本的に理学療法士・作業療法士は出来高払いですので,休暇を取得すれば,その分病院や施設に入る収入というのは少なくなります.したがって有給休暇の取得をよく思わない上司が多いと思います.

また理学療法士を含めて医療職というのは特に労働者の権利について疎いところがありますので,平均的にみても一般企業よりは有給取得が低いわけです.

われわれ医療職というのは日々の仕事を前日に終わらせたり,翌日に回したりということができにくいわけです.

事務職であれば長期休暇分の事務作業を事前に行っておこうとか,休暇の翌日に頑張ってこなすなどといった対応も可能なわけですが,われわれの仕事というのはそういった対応は難しいわけです.

昨日は有給休暇を取得したので,その分今日のAさんの理学療法時間を2倍にしようなんてわけにはいかないわけです.

 

また担当制で診療を行っているというのもわれわれ理学療法士が,有給休暇を取得しにくい理由の1つです.

有給休暇を取得すれば担当しているクライアントからは避難の声を浴びることもありますし,代理担当者へ休暇を取得した際のリハビリを依頼したとしても,「代理の方はちょっと…」なんて意見も少なくないわけです.

複数の理学療法士で1人のクライアントを担当しているような場合には,比較的休暇を取得しやすい印象があります.特に365日体制で勤務しているような場合には,複数の理学療法士が普段から関わっていることが多いと思いますので,こういった運用であればクライアントに遠慮すること無く有給休暇を取得できるかもしれません.

 

 

有給休暇の消化率が高い職場に選択すべき理由 

理学療法士が有給休暇を取得する利点としては,まず余裕を持って理学療法士の仕事ができるといった点が挙げられます.

有給消化率の低い職場って,基本的に忙しいところが多いと思います.

勤務時間内はできる限りの仕事量をこなすのは組織人として当然はありますが,あまりにも余裕のない職場では理学療法の業務を集中して行うことができないと思います.

 

また職場を退職して転職する際には,多くの場合に引越しや転職先の研修,必要品の準備などで時間に追われることになります.通常は余った有給休暇を活用して余裕を持って転職活動をするわけですが,有給休暇の消化率の悪い職場では退職前に余った有給休暇すら消化させてもらえないこともあります.

 

さらに理学療法士は休みの日を使ってさまざまな研修会に参加します.

研修会によっては数日の研修という場合も少なくないでしょう.そうなると公休だけでは足りないため,有給を利用して勉強会に参加することになります.

希望する研修会に参加するためにも,有給休暇が取得できれば自己研鑽しやすいわけです.

 

 

 理学療法士が有給消化率の高い求人を見つける方法 

このように就職や転職においても有給休暇を取得しやすい職場かどうかというのは,職場を選択する上で重要なポイントの1つになると思います.

しかしながら理学療法士が目にする求人情報は有給消化率について記載がない場合がほとんどです.

もっとも有効な有給消化率を知る方法としては,実際に働いている人に話を聞くことですが,知り合いがいなければそういった話を耳にすることも難しいわけです.

そういった場合に有効なのが,人材バンクへ登録してエージェントの方に有給消化率に関する情報を得てもらうといった方法です.

なかなか見学の時に有給取得率なんて自分からは聞けませんよね.エージェントの方を通じてこういった情報を得てもらえるので,有休消化や残業時間などが気になる方はこういったサイトに登録しておいて,情報を得た上で,転職を考えることをお勧めします.

 

ここでは私がおすすめする転職サイトをいくつかご紹介させていただきます.

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