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理学療法士連盟代表の田中昌史氏が参院選比例特定枠で繰り上げ当選?
今年の理学療法士・作業療法士界隈のニュースと言えば,自民党比例区で小川かつみ氏がわずか500票差で落選しまったというニュースが挙げられると思います.
理学療法士・作業療法士の今後を左右する本当に重要な選挙だっただけに多くの理学療法士・作業療法士が落胆されたと思います.
年末になりびっくりするニュースが入ってきました.
理学療法士連盟代表の田中昌史氏が参院選比例特定枠で繰り上げ当選する可能性があるといった話です.
三木氏が23年春の県知事選に出馬表明(ニュースによると)
自民党の三木亨参院議員(比例)は19日,徳島市のJRホテルクレメント徳島で会見し,2023年春の徳島県知事選に立候補することを表明した.
県知事選への出馬表明は三木氏が初めて.
三木氏は「元気がなくなった徳島に活気を取り戻し,発展させていきたい」と述べ,主な政策として,高齢者世帯や生活困窮世帯への家計支援,新たな企業団地の造成,徳島阿波おどり空港での格安航空会社(LCC)の路線開設などを挙げた.
知事選を巡っては,自民党の後藤田正純衆院議員(比例四国)が出馬の意向を固めている.
飯泉嘉門知事は態度を明らかにしていない.
3-4年越しの当選
正直,今頃という感も否めませんが…
これは棚から牡丹餅というやつですね.
ただ本当に三木氏が議員辞職となって欠員となれば,比例代表名簿に基づいて日本理学療法士連盟が支援した田中昌史氏が繰り上げ当選の対象となることになります.
実は今年の選挙で落選となった小川かつみ氏も参院比例次点者となっていて,田中氏も小川氏も次点であるといった点は理学療法士・作業療法士界隈の詰めの甘さを改めて感じさせるところだと思います.
当選したら連盟に3600万円を支払うのか?
田中氏といえば選挙期間中に公職選挙法に抵触する可能性が東京新聞で報じられたこともあります.
当選した場合には,議員在任中に連盟に計3千6百万円支払う誓約書を交わしたということで,誓約書が新聞一面に出てしまったのです.
結局落選でしたのであまり大きく取り上げられることはありませんでしたが,繰り上げ当選となるとこの誓約書の件をまた蒸し返される可能性もあります.
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理学療法士連盟代表の田中昌史氏が参院選比例特定枠で繰り上げ当選する可能性があるといった話でした.
まだ確定ではありませんが,繰り上げ当選となれば理学療法士の代表を政界へ残すことができるわけですので,これは非常に大きな意味があると思います.
良い方向に話が進むことを願いたいですね.