アキレス腱ってどうしてアキレス腱って言うの?

足関節周囲外傷
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アキレス腱ってどうしてアキレス腱って言うの?

理学療法士・作業療法士がアキレス腱断裂症例を担当する機会は少なくないと思います.

でも理学療法士・作業療法士の皆様はアキレス腱の語源をご存知でしょうか?

今回はアキレス腱ってどうしてアキレス腱って言うのかについて,アキレス腱の語源をご紹介させていただきます.

青と茶色のセラミック花瓶

 

 

 

 

 

 

古代ギリシャの風習

古代ギリシャでは生まれたばかりの我が子を川で清める風習がありました.

いまではあり得ませんが,古代ギリシャでは川に身体を浸す事で強い肉体を手に入れる事ができると考えられていたわけです.

そのため親が子供を川で清めるのが当たり前の時代でした.

 

 

 

 

 

 

 

 

アキレス腱の由来はアレキウス

実はアキレス腱という言葉はギリシャ神話の英雄アレキウスの名前に由来します.

アレキウスは武力に秀で,圧倒的な力を持つ最強の英雄だったようです.

実はアレキウスの強さには幼少期の母テティウスの躾が果たした功績が大きいとされております.

アキレウスもまた古代ギリシャの風習に則って,母の手によって川に身を浸されました.

しかしながらアキレウスを支えるために母はアキレウスの両足首を持ち,川に浸したのです.

そうです,足首部分というのがアキレス腱を含む部位だったわけです.

アキレス腱が川に浸かることなく足首部分だけが強くはならなかったというわけです.

この時代にはと子供を逆さまにして川に浸していたわけですね.

今だったら虐待で児童相談所が駆けつけてきそうな案件です.

 

 

 

 

 

 

 

線上でアキレス腱を打たれて倒れた

このアキレウスは戦場でも活躍した英雄でした.

しかしながらある戦争の時に足首が弱点であることを見抜かれて,足首に矢を射られて倒れたとされています.

そうです唯一,川に浸されなかったアキレス腱を矢で射ぬかれてしまったのです.

アキレス腱の語源ですが,アキレウスの弱点,アキレウスが倒れた腱という事でアキレス腱という名前になったようです.

今では致命的な弱点という意味でアキレス腱という言葉が用いられるのはそのためです.

ただ実際にはアキレス腱というのは県組織の中ではもっとも強靭な腱組織ではあります.

 

 

今回はアキレス腱ってどうしてアキレス腱って言うのかについて,アキレス腱の語源をご紹介させていただきました.

アキレス腱のクライアントに対応するための小ネタとして知っておくとよいかもしれませんね.

意外とクライアントも食いついてきて盛り上がります.

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