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理学療法士・作業療法士の職場はストレスが多い?
理学療法士・作業療法士として長く仕事を続けていくためにはストレスマネジメントってとても重要です.
うまくストレスを溜めずに仕事をしないと長続きしません.
今回はなぜ理学療法士・作業療法士の職場はストレスが多いのかについて考えてみたいと思います.
医療・福祉業界はストレスが多い
昔に比較してストレスが原因で精神障害を発症してしまう労働者というのは少なくありません.
ちなみに精神障害で労災請求となった業種の第1位って医療・福祉業界だって知っていましたか?
やっぱり医療・福祉業界ってストレスが多いんですよね.
仕事のミスがクライアントの命に関わる
理学療法士・作業療法士の場合,仕事でのちょっとしたミスがクライアントの命に関わることが多いです.
急性期なんかだと特にリスクが高いですし,生活期だって何が起こるかわかりません.
どうしてもヒヤヒヤする場面があるとストレスもたまりますし,常に緊張した状態だと疲労感も増します.
常に人手不足
理学療法士・作業療法士の場合,職場の規模にもよりますが,人員配置に余裕が無い職場というのもけっこう多いです.
クライアントは減ることはありませんし,勤務している理学療法士・作業療法士も体調不良になると急な休みで人手不足がさらに加速してしまいます.
忙しさを知っていると体調が悪くても迷惑をかけられないと,無理に出勤してしまうことになり,結果的にストレスが蓄積されてしまいます.
人間関係によるストレス
理学療法士・作業療法士の場合も人間関係に苦労されている方は少なくないと思います.
マウントを取ってくる先輩理学療法士・作業療法士
パワハラしてくる上司の理学療法士・作業療法士
言うことを聞かない後輩理学療法士・作業療法士
人間関係って難しいです.
障害を抱えた方と接している
理学療法士・作業療法士の場合には相手は障害をかかえたクライアントです.
不幸にも事故や病気を発症してしまったわけですから,どうしてもネガティブな発言が多くなったり,感情的になってしまうクライアントも少なくありません.
そういった方と接していると知らず知らずのうちにストレスが蓄積されていたなんてことも多いです.
愚痴を言いにくい環境
理学療法士・作業療法士の場合,たとえクライアントから理不尽なことをされたとしても飲み込まざるを得ない状況というのがけっこうあります.
理学療法士・作業療法士はこうあるべきだという概念に縛られすぎてしまうと息が詰まってしまいます.
プライベートな時間が取りにくい
理学療法士・作業療法士って真面目な方が多いです.
休日も研修会に参加して自己研鑽なんてのが当たり前になってしまってます.
いつの間にかプライベートな時間にも仕事のことを考えてしまっているなんてことも多いでしょう.
今回はなぜ理学療法士・作業療法士の職場はストレスが多いのかについて考えてみました.
理学療法士・作業療法士の仕事って素晴らしい仕事だと思います.
ただ障害を抱えたクライアントのリハビリテーションをしている理学療法士・作業療法士自身がギリギリの状態で勤務していれば心の余裕も生まれません.
自分自身を労わるケアも忘れないようにしたいですね.