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理学療法士・作業療法士の実習生への行き過ぎた指導
最近は理学療法士・作業療法士の臨床実習もパワハラまがいな指導が少しずつ減っていると思いますが,まだまだブラックな実習地も少なくないようです.
指導が行き過ぎると指導者自身の立場も危うくなりますので理学療法士・作業療法士の皆様も注意が必要だと思います.
今回は理学療法士・作業療法士の実習生への行き過ぎた指導について考えてみたいと思います.
見て技術を盗ませる
これって昔はそうだったかもしれませんが,今は学生が見て盗む時代ではありません…
口頭での指導は一切せずにすべて自分で見て学べというのは昭和のスタイルです.
見学を通じて学ぶという過程は重要ですが,非効率的である場合も多く,学生の能力や性格に応じた指導が必要だと思います.
学生は見ているようでただ傍観しているだけのことも多いので,どこに注意して見学してほしいといったポイントを示すことが重要だと思います.
感情的に怒鳴りつける
いまだに感情的に学生を叱る理学療法士・作業療法士っているんですよね.
指導者側の理学療法士・作業療法士の心に余裕が無くて,言葉で指導や説明が十分にできない場合に起こりがちです.
無理やり,相手を屈服させる短絡的な指導方法です.
指導者は落ち着きと冷静さを持っている人がやるべきです.
質問を無視する
最悪ですよね.
答えられないのか,答えたくないのか…
前者の場合が多いですが…
大人げない指導方法ですし,もはや指導ではありません.
わからないことはわからないときちんと応じられる理学療法士・作業療法士でありたいです.
提出したデイリーを破り捨てる
さすがにこれはいませんよね?
昔はよく聞きました.
デイリーだけじゃなくてレポートを破り捨てられたなんて話も良くあり摩背板.
こんなことされたら今は我慢しておく必要はありません.
立派なパワハラで訴えられる案件です.
今回は理学療法士・作業療法士の実習生への行き過ぎた指導について考えてみました.
今回ご紹介したのは少し大げさな者もあったと思いますので,さすがに令和の時代にこういった指導は無いかもしれませんが,指導者側もどういった対応がパワハラになり得るのかを考えたうえで指導を行う必要があるでしょうね.