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理学療法士・作業療法士が臨床研究に取り組むべき理由4選
最近は臨床研究に取り組む理学療法士・作業療法士も増えてきましたね.
一方で研究なんかしてもお金にもならないしなんて考える理学療法士・作業療法士もけっこう多く,臨床研究って興味のある理学療法士・作業療法士と無関心な理学療法士・作業療法士が二極化している印象です.
今回は理学療法士・作業療法士が臨床研究に取り組むべき理由4選について考えてみたいと思います.
理由①仕事へのモチベーション向上
まずは仕事へのモチベーション向上です.
ただただ毎日同じことを繰り返していてもつまらないですよね?
自分なりの臨床疑問を持ってそれを解決しようとする姿勢で臨床に臨むと臨床に対するモチベーションも上がります.
バーンアウト防止にもつながるでしょうね.
何よりも自分の仮説証明ができれば仕事が楽しいと思えるようになるでしょう.
理由②外部の理学療法士・作業療法士との交流
臨床研究を行って学会発表へ足を運ぶと外部の理学療法士・作業療法士との交流も増えます.
理学療法士・作業療法士としての視野を広げるためには,自分が所属する施設のみならず,多くの理学療法士・作業療法士と交流するのって大切です.
こういった交流を通じて生まれた関係性が新たな自分自身の成長につながる場合もありますし,ここからマネタイズできる場合もあります.
理由③転職を有利に進められる
また臨床研究業績が増えると転職の際にも有利ですね.
理学療法士・作業療法士も論文業績がたくさんあってマイナスの評価になることはありません.
職場に研究を指導できる理学療法士・作業療法士が所属しているというのは職場としても大きな強みになりますので,転職の際にも評価してもらえることが多いでしょう.
理学療法士・作業療法士が増加する中で他の理学療法士・作業療法士と差をつけたいのであれば臨床研究に取り組んでおいて損はありません.
理由④学習意欲の高い優秀な人材の採用や流出予防
臨床研究ができる理学療法士・作業療法士がいれば,自然と研究をしたい理学療法士・作業療法士が集まってきます.
特に他のスタッフを巻き込みながら研究活動をできる理学療法士・作業療法士って市場価値も高いと思います.
職場としても手放したくないと思います.
大学院を卒業していて研究経験があっても,他のスタッフと共同して臨床研究ができないと逆に価値が上がらなかったりしますけどね.
今回は理学療法士・作業療法士が臨床研究に取り組むべき理由4選について考えてみました.
臨床研究というのは初めての理学療法士・作業療法にとっては非常にハードルが高いかもしれませんが,取り組んで得られるものが多いのも実際です.
皆様も是非とも臨床研究に取り組んでみてください.