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コロナ禍でリハビリテーション部門の運営は健全になった?熱が出ても休めなかった?
医療従事者ってクライアント優先というのが原則とされていることが多く,昔はリハビリテーション部門でもブラックな運営が行われていました.
特に昔は理学療法士・作業療法士も数そのものも少なかったので熱が出ても無理して出勤したり,子供が具合が悪くてもリハビリ助手が看病してもらいながら仕事をするなんてこともありました.
それを考えるとコロナ禍に入ってリハビリテーション部門の運営って健全になったと言えないでしょうか?
今回はコロナ禍でリハビリテーション部門の運営は健全になったのではないかといったお話です.
熱が出ても休めない?
昔はリハビリテーション部門って人員不足のところが多くて,体調が悪くてもなかなか休めないなんてことも多かったですよね.
カロナール飲んで解熱してなんとか仕事をしてなんてよくありました.
先輩が体調が悪くても休まないもんだから,若手理学療法士・作業療法士もそう易々とは休暇を取得できない雰囲気があって,少々体調が悪くても頑張って仕事をするのが正義とされていました.
少々体調が悪いくらいで休みなといった風潮があったわけですね.
子供が体調が悪くても休めない?
場合によっては子供が体調が悪くても休めないなんて職場も少なくありませんでした.
体調が悪いと保育園や幼稚園も預かってくれないので,職場へ子供と連れて行ってリハビリ助手さんが看病しながら仕事をするなんて職場もありました.
これって今考えると相当ブラックですよね?
今だったら絶対NGだと思います.
そもそも職場に子供を連れてくるってのが問題ですよね.そんな働き方が当たり前に行われていたのですから怖いですよね?
リハビリテーション部門って閉鎖的でそんな運用をしていても外部からバレることも少なくてブラックな運営が横行していたところがあります.
コロナ禍で発熱すると出勤できなくなった
さすがにコロナ禍では発熱したら出勤するわけにはいきません.
昔みたいに38℃台ならカロナール飲んで無理して働いてというわけにもいきません.
子供が発熱したら子供を病院や施設に連れていくわけにもいきませんし,濃厚接触者の可能性があればそれだけで出勤停止になる可能性もあります.
これって昔から考えると大きな相違ですが,無理して働く必要がなくなったという側面から考えると健全になったなと思えるわけです.
今回はコロナ禍でリハビリテーション部門の運営は健全になったのではないかといったお話でした.
コロナが猛威を振るっておりますがリハビリテーション部門の運営にしてもオンライン研修にしてもコロナがプラスに働いたという側面もありますね.
コロナ禍というよりは時代を考えれば当然かもしれませんが…