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理学療法士・作業療法士にとっての委員会あるある
医療機関に勤務する理学療法士・作業療法士であれば病院内の委員会活動に参加することって多いと思います.
病院内にはいろいろな委員会が有りますよね.
今回は理学療法士・作業療法士にとっての委員会あるあるをご紹介させていただきます.
委員会によって仕事量に差がある
病院内の委員会にもさまざまなものがありますよね.
褥瘡委員会
クリニカルパス委員会
緩和委員会
医療安全委員会
教育委員会
記録委員会
倫理委員会
挙げればきりがありませんが,委員会によって業務量もかなり格差があります.
サービス残業で資料を作成する必要がある委員会もあれば,会議出席の身でよい委員会までさまざまです.
委員会間の仕事量の格差が不公平感につながるなんてこともありますね.
委員会が終わった後にクライアント対応
まだ自分の業務が終わっていない状況で予定の時間がやってきたら委員会参加を優先せざるを得ません.
委員会から戻ってクライアント対応というのもなかなか大変です.
委員会がある日は残業確定なんてことも多かったりします.
委員会の日には目標単位数を減らしてもらう等の対応も必要でしょうね.
委員会の決定事項を周知するのも大変
委員会で決定した事項をリハビリテーション部門内のスタッフに周知するのも理学療法士・作業療法士の役割です.
場合によっては協力を得る必要があるものもありますが,仕事を増やすようでなかなか頼みにくかったりします.
委員会の活動を理解してもらうのもなかなか大変です.
報告書を作成しなければならない
委員会の書記を務めることになった場合には,委員会の議事録を作成する必要があります.
通常業務に+αって本当にきついですよね.
書記は固定の場合と持ち回りの場合がありますが,理学療法士・作業療法士も書記を命じられることは少なくありません.
業務時間内に委員会のことができない
理学療法士・作業療法士の場合には委員会の仕事はあってもクライアント対応に追われてなかなか業務時間内に委員会の資料作りや議事録作成が難しいということが多いでしょう.
場合によっては委員会活動がサービス残業なんてケースも少なくありません.
委員会活動も立派な仕事ですので残業申請できるように管理者にかけあってみましょう.
委員会交代の引継ぎが大変
年度末に委員会が変更になることは多いです.
委員会を交代する場合にはそれまでの活動を次の理学療法士・作業療法士に引き継ぐ必要があります.
この引継ぎがけっこう大変だったりします.
委員会活動って参加したくない理学療法士・作業療法士の方が多かったりしますからなんとなく押し付ける感もあって申し訳なくなります.
今回は理学療法士・作業療法士にとっての委員会あるあるをご紹介させていただきました.
今年度から新たな委員を任されたという理学療法士・作業療法士の多いのではないでしょうか?
委員会活動は他職種に自分自身を知ってもらうチャンスでもあります.
理学療法士・作業療法士の皆様も委員会活動を通じて成長できるとよいですね.