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整形外科クリニックに勤務する理学療法士・作業療法士は勤務形態が特殊
整形外科クリニックと言えば比較的給与も高く理学療法士・作業療法士にも人気のある職場の1つです.
ただ整形外科クリニックの勤務ってけっこう特殊ですよね.
今回は整形外科クリニックの特殊な勤務形態についてご紹介させていただきます.
午前診療と午後診療の間に「中休み」がある
日頃病院に勤務している理学療法士・作業療法士にとってはあまり馴染みのない言葉かもしれませんが,クリニックの場合には午前の診療と午後の診療の間に中休みがあります.
整形外科クリニック勤務の理学療法士・作業療法士の場合にははクリニックの診療時間に合わせた出勤になるわけですが,クリニックの場合には,午前の診療時間が9:00~12:00,午後の診療時間が14:00~18:00の場合には,12:00~14:00までの時間はクライアントが来院されませんので,基本的には休憩となります.
実際にはなかなか休憩が取れないクリニックも多いのでしょうが…
2時間以上の休憩時間があることが多いので,自宅が近い場合には一度帰宅されるといった方もけっこういらっしゃいます.
また理学療法士・作業療法士によってはこの休憩時間に訪問リハビリテーションに出務するといったケースもあります.
中休みをどうとらえるかですが,中休みが長ければ長いほど,終業時間は遅くなってしまいます.
半日出勤が週に2日
クリニックの場合には休日は日曜日と祝日の固定休に加えて,どこかの平日と土曜日の午後が休みになるといったパターンが多いでしょう.
これは勤務先によってさまざまですが,例えば水曜日と土曜日が半日診療の場合には、水曜日と土曜日が半日勤務ということになります.
実際には半日で仕事が終わらず,夕方まで働いているなんてケースもありますが…
これも考え方ですが,週に1日しか休みが取得できないといった考え方もできますし,週の途中に半日休めるというふうにとらえることもできます.
長期休暇が取得しやすい
昨今は理学療法士・作業療法士が勤務する施設も365日体制でリハビリテーションサービスを提供しているところが多いです.
そのためお正月やゴールデンウィークに世間のように長期休暇を取得することが難しい場合も多いでしょう.
それに比較するとクリニックの場合には,クリニックそのものがゴールデンウィークや年末年始は休診としていることが多いので,長期の休暇をす得しやすいといった特徴があります.
クリニックによってはお盆休みが設けられているところもあるでしょう.
今回は整形外科クリニックの特殊な勤務形態についてご紹介させていただきます.
整形外科クリニックの休暇って特殊ですが,こういった休暇の特殊さが人気だったりもします.
休暇の特徴を理解したうえで整形外科クリニックで働くというのは選択肢の1つとしてありかもしれませんね.