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理学療法士・作業療法士も知っておきたい「ご教授」と「ご教示」の違い
理学療法士・作業療法士の皆様もE-mailを使う機会は多いと思います.
目上の方に対するメールって緊張しますよね.
メールでしばしば使用するフレーズとして「ご教授」と「ご教示」といった表現が挙げられます.
皆様はこの「ご教授」と「ご教示」といった表現をうまく使い分けられていますか?
今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたい「ご教授」と「ご教示」の違いについて解説させていただきます.
それぞれの意味は?
「ご教授」
「ご教授」といった表現は学問や芸術を教え授けるという意味を持ちます.
また短期間ではなくある程度の期間にわたって継続的に教えを受ける場合に使用するのが一般的です.
「ご教示」
一方で「ご教示」という表現は知識や方法を教え示すという意味を持ちます.
どちらかというと簡単なもので,例えば書類の書き方や方法手順といったその場で解決するための方法が対象となります.
こちらは短期的なものをイメージするとわかりやすいでしょう.
違いを覚えるならこれ
継続的に教えを受ける場合には「ご教授」
その場(短期的)に解決できる場合には「ご教示」
それぞれの使い方
「ご教授」
日々のリハビリ業務につきましてご教授いただけますと幸いです.
「ご教示」
来週のスケジュールについてご教示いただけますと幸いです.
「ご教授」と「ご教示」と類似している表現
「ご教授」と「ご教示」と類似している表現に「ご指導」や「ご指南」なんて表現もあります.
理学療法士・作業療法士であれば「ご指導」を使用することがほとんどでしょうね.
「ご指南」というのは使用機会はあまりないでしょう.
今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたい「ご教授」と「ご教示」の違いについて解説させていただきました.
比較的使用頻度の高い表現なので間違いが無いように整理しておきたいですね.