ストレッチは血流改善にも有効?

運動療法・物理療法
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目次

ストレッチは血流改善にも有効?

理学療法士・作業療法士がストレッチングを行う機会は多いと思います.

ストレッチングは筋をはじめとする組織の柔軟性改善を目的に実施されることが多いと思いますが,ストレッチングによって局所循環が改善するといった話もあります.

ストレッチングによっていわゆる血流は改善するのでしょうか?

今回はストレッチは血流改善にも有効かどうかを考える上で有益な記事をご紹介させていただきます.

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今回ご紹介する記事

Doing easy leg stretches may improve blood flow throughout the body by making the arteries more flexible and able to dilate, according to a small study in the July 1, 2020, Journal of Physiology.

この記事では簡単な下肢のストレッチを行うと,動脈の柔軟性が向上し,血管の拡張能が改善することで全身の血流が改善される可能性があることが示されております.

2020年7月1日のJournal of Physiologyに掲載された小規模な研究により明らかにされております.

 

 

 

 

 

 

 

研究の詳細

The study included 39 young adults, 27 of whom did passive leg stretches five times a week for 12 weeks, while the other 12 did no stretching. (Passive stretching involves holding a stretch for a set period of time aided by an outside force, such as one’s body weight or gravity). Volunteers held the thigh and calf stretches for 45 seconds, followed a 15-second rest. They repeated each set a total of five times.

この研究では39例の若年成人を対象としております.

39例のうち27例に対しては週に5回,12週間にわたって受動的な下肢のストレッチを実施し,残りの12例は対照群として下肢のストレッチを実施しておりません.

大腿部と腓腹部のストレッチを45秒間行い,15秒間休息を設け,各セットを合計5回繰り返しております.

 

 

 

 

 

 

 

研究の結果

Researchers measured blood flow in the participants’ lower legs and upper arms at the beginning and end of the study. The arteries of people who stretched were more dilated and had increased blood flow in both areas, they found.

介入前後で対象者の下腿と上腕の血流を測定しております.

その結果,ストレッチを実施した群の動脈はより拡張し,下腿・上腕の両方の部位で血流が増加していることが明らかとなりました.

 

今回はストレッチは血流改善にも有効かどうかを考える上で有益な記事をご紹介させていただきました.

ストレッチによって血流改善が得られるという結果は理学療法士・作業療法士にとっても心強いですね.

また興味深いのはストレッチを行った下肢の血流のみならず,上腕の血流が増加しているといった点です.

ストレッチングによって全身の循環が改善していることを示唆する結果です.

今後もこういった視点での研究が行われることが期待されますね.

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