新生涯学習システムでは認定理学療法士・専門理学療法士制度ではどの雑誌に投稿すればポイントとして認められるのか?

認定・専門・登録理学療法士
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目次

新生涯学習システムでは認定理学療法士・専門理学療法士制度ではどの雑誌に投稿すればポイントとして認められるのか?

新生涯学習制度の中で難しいのが論文掲載の扱いです.

これまでの生涯学習制度でも理学療法科学論文は論文掲載として認められるのかとか,都道府県が発行する雑誌は論文掲載として認められるのかといったところがグレーな状況でした.

新生涯学習システムにおいて認定理学療法士・専門理学療法士制度ではどの雑誌に投稿すればポイントとして認められるのかが明らかにされました.

今回は認定理学療法士・専門理学療法士制度ではどの雑誌に投稿すればポイントとして認められるのかについて考えてみたいと思います.

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協会が指定する雑誌の種類

英文雑誌 A

Web of Science Core Collection に収載されインパクトファクターが付与されている協会が指定した雑誌

 

英文雑誌 B

インパクトファクターが付与されていないものの国際的な論文データベースであるPubmed,Scopus,Directory of Open,Access Journalsのいずれかに収載されている協会が指定した雑誌

 

 

 

 

 

 

 

和文雑誌

①都道府県理学療法士会が発刊する学術雑誌

北海道理学療法

理学療法研究

秋田理学療法

岩手理学療法学

理学療法の歩み

山形理学療法学

福島県理学療法学

理学療法いばらき

理学療法とちぎ

理学療法群馬

理学療法-臨床・研究・教育

理学療法の科学と研究

理学療法東京

理学療法 ー技術と研究ー

理学療法新潟

理学療法とやま

石川県理学療法学雑誌

理学療法福井

理学療法やまなし

理学療法研究・長野

静岡理学療法ジャーナル

愛知県理学療法学会誌

理学療法みえ

理学療法京都

理学療法 湖都

奈良理学療法学

総合理学療法学

理学療法兵庫

理学療法おかやま

理学療法の臨床と研究

理学療法やまぐち

理学療法徳島

高知県理学療法

香川県理学療法士会学会誌

理学療法えひめ

理学療法福岡

長崎理学療法

大分県理学療法学

理学療法さが

臨床と理学療法

理学療法かごしま

理学療法沖縄

42都道府県の雑誌が該当します.

残念ながらまだ5つの都道府県では都道府県理学療法学会が刊行する雑誌が存在しないようです.

 

②日本理学療法学会連合、その法人会員もしくは学術団体会員が発刊する学術雑誌

 

運動器理学療法学

基礎理学療法学

呼吸理学療法学

支援工学理学療法学会誌

小児理学療法学

神経理学療法学

循環器理学療法学

スポーツ理学療法学

地域理学療法学

日本糖尿病理学療法学雑誌

日本予防理学療法学会雑誌

理学療法教育

理学療法管理学

日本産業保健理学療法学雑誌

 

 

③医中誌 Web に収載されている協会が指定した雑誌

これはかなりの数があるのでここでは省略いたしますが,理学療法関連では以下の雑誌が該当します.

 

理学療法と作業療法

理療

理療の科学

臨床理学療法

理学療法学

理学療法: 技術と研究

理学療法

理学療法のための運動生理

理学療法ジャーナル

東北理学療法学

理学療法科学

理学療法の医学的基礎

東海北陸理学療法士学会誌

関西理学療法

国立大学理学療法士学会誌

東海北陸理学療法学会誌

徒手的理学療法

大阪府理学療法学術大会学会誌

日本肺理学療法研究会会誌

ヘルスプロモーション理学療法研究

理学療法magazine

日本公衆衛生理学療法雑誌

運動器徒手理学療法

総合リハビリテーション

 

理学療法学や理学療法科学といった学会誌,理学療法や理学療法ジャーナルといった商業誌も含まれていますね.

医学中央雑誌でヒットするような基本的な雑誌は対象となると考えてよいでしょう.

 

 

 

 

 

 

 

過去の論文でも対象になるのか?

新規の専門理学療法士申請を行ううえで気になるのは過去の論文も対象になるのかどうかといった点です.

専門理学療法士新規申請における査読付き原著論文の提出では登録理学療法士取得後の採択 or 発行された論文でも,登録理学療法士取得前の採択 or 発行された論文でも使用が可能なようです.

しかしながら認定理学療法士・専門理学療法士の更新要件における和文雑誌の「都道府県理学療法士会学術雑誌」については,登録理学療法士取得後の論文であることが条件となるようです.

 

今回は認定理学療法士・専門理学療法士制度ではどの雑誌に投稿すればポイントとして認められるのかについて考えてみたいと思いました.

専門理学療法士の新規申請の場合には最終的に口頭試問による審査が設けられておりますので,論文は雑誌によらず申請を認めておいて質は口頭試問で評価という仕組みになるのでしょうね.

基本的には投稿して投稿料を支払えば採択される雑誌である理学療法科学論文が論文として認められるというのは大きいですね.

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