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確定申告で得する理学療法士・作業療法士って?
確定申告の時期になりましたね.
最近は副収入を得ながら本業をされている理学療法士・作業療法士も多いと思いますので,確定申告は必須です.
確定申告は法律上の義務ですが,確定申告しないと損する場合があるって知っていましたか?
今回はどんな理学療法士・作業療法士が確定申告で得をするのかについて考えてみたいと思います.
確定申告をすると得をする理学療法士・作業療法士
確定申告をすると得をする理学療法士・作業療法士は以下の通りです.
退職し年末調整を受けていない
2か所以上から給与をもらっている
昨年住宅を購入した
医療費が多くかかった
自然災害や盗難で被害を受けた
退職した
退職して年末調整をしていない場合には確定申告すると税金が戻ってくる可能性が高いです.
また転職先の年末調整で前職の源泉徴収票を未提出の場合には確定申告が必要です.
2か所から給与収入がある
源泉徴収票で乙欄にチェックがある場合には基本的に税金を多く徴収されていることが多いです.
また2つ以上の職場で年末調整を行っている理学療法士・作業療法士は税金計算が正しくなされていない可能性もありますので,必ず確定申告をする必要があります.
ダブルワークでの副収入分は年末調整されていないことが多いので,本業分と合わせて確定申告をすれば税金が戻ってくる可能性が高いです.
昨年住宅を購入した
住宅ローン控除は必ず受けないと損です.
住宅ローン控除を受ける場合には確定申告が必要となります.
住宅を購入する際にはそのあたりの手続きを購入業者が行ってくれる場合もあります.
病院や施設に勤務している理学療法士・作業療法士の場合には2年目からは年末調整で手続きが可能ですので,2年目以降は不要ですが1年目は必ず行いましょう.
医療費が多くかかった
医療費が多くかかった場合には医療費控除を受けないと損です.
家族全員の医療費の合計が10万円以上かまたは所得の合計の5%を超える場合には必ず確定申告をしましょう.
また以前にもご紹介させていただきましたが,セルフメディケーション税制で市販薬を購入された金額が12,000円を超える場合にもしっかりと取り戻しましょう.
自然災害や盗難にあった場合
自然災害や盗難に会った場合にも控除の対象となります.
今回はどんな理学療法士・作業療法士が確定申告で得をするのかについて考えてみたいと思います.
3月中旬までは確定申告の期限だったと思いますので,皆様も忘れずに確定申告を行いましょう.