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理学療法士・作業療法士も知っておきたい強制退院
皆様が勤務する医療機関や施設でも強制退院事例ってありませんか?
時代の変化もあって最近はこのあたりも厳しくなってますよね
今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたい強制退院について考えてみたいと思います.
看護師や理学療法士・作業療法士セクハラ
まず強制退院になる事例としてあるのが看護師や理学療法士・作業療法士に対してセクハラを行って強制退院になるケースです.
時代も時代ですので看護師や理学療法士・作業療法士に繰り返しセクハラ発言を行うと強制退院になる可能性が非常に高いです.
以下のような場合がセクハラに該当すると思われます.
連絡先を繰り返し聞く
風俗紛いのことをお願いする
尻や胸を触る
容姿に対しての発言を繰り返す
こういったセクハラ行為が続けば強制退院になる可能性は高いでしょう.
またセクハラ患者としてレッテルをはられ,対応としても男性理学療法士・作業療法士による対応となるケースが多いでしょう.
一度目はイエローカードで済むかも知れませんが,複数回繰り返すとレッドカードで強制退院でしょうね.
サービスを受けるクライアントだからといって許されるわけではありません.
暴力行為
最近は厳しくなっているのが暴力行為です.
基本的には暴力行為を行うと強制退院になるでしょう.
殴る
蹴る
物を投げる
これらは全て暴力行為になり,容赦無く強制退院となります.
クライアントだからといって暴力行為が許されるわけがありません.
暴力行為の場合には認知症や高次脳機能障害を合併しているケースではその判断が難しいところではありますが…
窃盗行為
窃盗行為を行ってしまうと強制退院になります.
これも当たり前ですね.
最近は監視カメラをつけている医療機関や施設も多いです.
よくある窃盗行為としては以下のようなものが挙げられます.
トイレットペーパーを盗む
タオルを盗む
お皿を盗む
薬を盗む
こんなところでしょうか?
最近は退院時に持ち物検査をする医療機関や施設も増えております.
窃盗は犯罪ですので当然ですね.
飲酒・喫煙をする
隠れて飲酒・喫煙して強制退院になるなんて話は昔からよく聞きます.
クライアントが隠れて飲酒・喫煙を行う場所としては以下のような場所が挙げられます.
病院の裏玄関
病院の駐車場
トイレの中
最近はこういった場所にも監視カメラが付けられていることが多いですね.
勝手に離院する
勝手に離院して強制退院といったケースもよくありますね.
勝手にタクシーで自宅に帰って,自宅から病院へ連絡があるといったケースです.
病院としてはクライアントの所在が分からなくなるほど怖いことはありませんからね.
これは本当に勘弁してほしいです.
今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたい強制退院について考えてみました.
私自身も担当していたクライアントが何例か強制退院になったなんてケースがあります.
理学療法士・作業療法士としては心情的に複雑なところがありますよね.