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第57回理学療法士国家試験の合格率は高い?低い?
今年もこの時期がやってきましたね.
令和4年2月20日は第57回理学療法士・作業療法士国家試験が執り行われます.
毎年,この時期になると気が引き締まりますね.
受験生の皆様はもちろん養成校で教員として勤務されている理学療法士の方々も第57回理学療法士国家試験に向けて準備をされていることと思います.
そういった中で気になるのが第57回理学療法士国家試験の難易度や合格率です.
今回は過去のデータをもとに第57回理学療法士国家試験の難易度や合格率について考えてみたいと思います.
第57回の理学療法士国家試験の合格率は?
完全な私的な予想となりますが,90%前後と予想します。
難易度としてはふつう~易しいものとなることが予測されます.
合格率予想の根拠は?
以下は理学療法士国家試験の合格率の推移です.
理学療法士国家試験の合格率の推移
第56回:79.0%
第55回:86.4%
第54回:85.8%
第53回:81.4%
第52回:90.3%
第51回:74.1%
第50回:82.7%
ここ数年は厚生労働省が目指す「合格率85%程度」で推移していましたが,第56回では2016年(第51回)以来5年ぶりに80%を下回りました.
実は国家試験は5年ごとに改革が行われるのですが,昨年実施された第56回は改革の年度だったのです.
実際に第56回の5年前の第51回は74.1%、第56回の10年前の第46回は74.3%となっております.
第56回の国家試験も合格率は79%と非常に難しい年となりました.
一方で難しくなった第46回(74.3%)の次の年(第47回)は82.4%,第51回(74.1%)の次の年(第52回)は90.3%と大きく合格率が伸びております.
つまり第56回(79%)は難しかったので,次の年である今年の第57回の合格率は比較的高いと予想できます.
おそらく90%前後の合格率になりそうな気がします.
合格率7割でも10人中3人しか落ちない
これも考え方ですが,たとえ合格率が70%に下がったとしても不合格になるのは10人のうち3人です.
これまで一生懸命勉強されてきた受験生にとってはあまり関係ない話かもしれません.
今年度の受験対策の中で最も重要なのは感染対策でしょう.
新型コロナウイルスに感染してしまえば受験できない可能性も考えられますし,これまで以上に体調管理に留意して,規則正しい生活習慣を身につけておくことが重要でしょうね.
解答速報はこちらから
今回は過去のデータをもとに第57回理学療法士国家試験の難易度や合格率について考えてみました.
格率はどうなるかわかりませんが,体調管理と規則正しい生活習慣,当たり前のことを当たり前に行って,しっかりと学習時間を確保することが一番の合格への近道だと思います.
第57回理学療法士国家試験を受験される皆様,頑張ってください.