今後はRPT=登録理学療法士となる?

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今後はRPT=登録理学療法士となる?

先日,日本理学療法士協会から新生涯学習システムに関する説明会が行われました.

この説明の中で登録理学療法士に関してRPTと呼称するといった説明が行われました.

今回は今後はRPT=登録理学療法士となるのかといったお話です.

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RPTとは?

RPTの「R」ですが,これはRegisteredの頭文字をとったものです.

まず基本的なところですが,RPTとかOTRの「R」というのは「Resistered」の意味を持ちます.

日本語訳すると「登録された」といった意味になります.

簡単に言うと国家資格を持ったといった意味でRPTとかOTRといった表現を用いてきたわけです.

そのため理学療法士・作業療法士養成校に通っている学生の場合には,PTSとかOTSと表現することが多いでしょう.

この場合にはPhysical Therapist StudentとかOccupational Therapist Studentの略称になるわけです.

学生と有資格者を分類するためにもRPTとかOTRといった表現を用いられてきたわけです.

 

 

 

 

 

 

 

登録理学療法士をRPTとする?

確かにRPTの「R」は「登録」といった意味を持ちますので,「RPT」という表記は非常にわかりやすいと思います.

今後はRPTを登録理学療法士としたいというのが日本理学療法士協会の考えのようです.

つまり日本理学療法士協会としては「RPT」と「PT」を差別化したいということでしょう.

まぁ差別化と言っても診療報酬上は何のインセンティブも設けられそうにありませんが…

 

 

 

 

 

 

 

 

元々RPTといった表現を用いていた場合にはどうするのか?

ここで問題となるのは登録理学療法士以前に国家資格を有する場合にRPTと表記してきた経緯がありますので,登録理学療法士をRPTと呼称すると日本理学療法士協会が規定したとしても,RPTという表記を国家資格を持った理学療法士という意味で用いる場合と,RPTという表記を日本理学療法士協会の登録理学療法士という意味で用いる場合とをどう区別するかが問題になると思います.

そういった意味ではRPTという表現は混乱を生みそうですので,何かしら別の表記の方法を日本理学療法士協会には打ち出していただきたいなと思ったりします.

専門や認定に関しても何かしら差別化を図るような表記が設けられれば,診療報酬上は何のインセンティブが無い状態でも少しは会員のやる気につながるのではないでしょうか?

もしRPTのまま使用するのであればどこに登録されたものかが重要となりますので,以下のような表記が現実的ですかね?

RPT(厚生労働省)

RPT(日本理学療法士協会)

 

今回は今後はRPT=登録理学療法士となるのかといったお話でした.

昔から用いられてきたRPTという表記ですが,今後は少し意味合いが変わった形式で使用されるのが一般的になるのでしょうか?

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