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理学療法士・作業療法士だって人間,体調不良あるある
理学療法士・作業療法士の業務も過酷です.
毎日20単位のノルマを課せられて,そのうえ時間外労働は禁じられて,サービス残業で間接業務を日々こなされている理学療法士・作業療法士も少なくないと思います.
理学療法士・作業療法士だって人間ですから体調が優れないこともありますよね.
今回は理学療法士・作業療法士の体調不良あるあるについてご紹介させていただきます.
理学療法士・作業療法士だから体調管理くらいできないとダメ
理学療法士・作業療法士は医療従事者なんだから自分の体調管理くらいできないとダメなんて鬼のようなセリフを吐き捨てる上司の方もいらっしゃるかもしれません.
しかしながら理学療法士・作業療法士だって人間ですから体調が悪くなることもありますよね.
医療機関という特殊な環境で勤務するが故に感染症に罹患するといったケースもあるでしょう.
また特に医療従事者の場合,感染症が疑われる場合には無理して出勤することそのものが問題となる場合もあります.
体調不良でも簡単に休めない
そうはいっても人手不足のリハビリテーション部門では体調不良でもなかなか簡単には休めないといった場合もあるでしょう.
感染性の疾病でない場合には体調不良を押して働くこともしばしばだと思います.
明らかに担当しているクライアントよりも理学療法士・作業療法士の方が顔色が悪くクライアントに心配される場面もありますよね?
特に理学療法士・作業療法士の場合には担当制のところが多いでしょうから,この担当性が休暇を取得しにくい理由の1つだったりします.
自分の症状をアセスメントしてしまう
体調不良できついのに生半可に知識があるもんだから自分でアセスメントしてしまったりということも少なくないでしょう.
所属医療機関で採血なんかをすれば採血結果も閲覧できますからね.
冷静に判断できればプラスにもなるでしょうが,自分自身の体のこととなると冷静な判断が難しくなることもあるでしょう.
休ませてくださいと電話する前に勤務表をチェック
理学療法士・作業療法士が休暇を取得する際に気になるのは,やはりその日の出勤人数やメンバーでしょうね.
休んでも何も言われなさそうなメンバーかどうか考えてしまいますよね.
また休みにくいメンバーの場合には我慢して働こうかなどと考えてしまいます.
薬をすぐに処方してくれる医師が神に見える
理学療法士・作業療法士が軽い風邪をひいた場合には,同僚の医師が薬を処方してくれることもあるでしょう.
いつも一緒に働く医師がさらっと診察処方してくれると本当にありがたいですよね.
この時ばかりは医師が神に見えます.
時間をかけずに診察してもらえるのは本当にありがたいことです.
受診する際には医療従事者であることを隠す
理学療法士・作業療法士も医療従事者ですから医療機関を受診する際に自身が医療従事者であることを明かすかどうかは悩まれると思います.
ただ医療従事者だということ沸かすと医療従事者だからわかるよねと十分な説明を受けられなかったり,質問をしにくくなります.
それを回避するために医療従事者だということを伏せて受診する理学療法士・作業療法士が多いのも実際です.
ついつい専門用語を使ってばれてしまうなんてのもあるあるですね.
今回は理学療法士・作業療法士の体調不良あるあるについてご紹介させていただきました.
リハビリテーション部門も体調が悪い時にはきちんと休める職場づくりをしていきたいですね.