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ついに公開される理学療法ガイドライン第2版は6050円!!って無料じゃないの?
ようやく待ちわびた日本理学療法士協会発行の理学療法ガイドライン第2版が公開されます.
このガイドラインの発売ですが2021年10月25日の予定となっております.
ただこのガイドラインどうも有料のようです…
今回は理学療法ガイドライン第2版は有料というお話です.
理学療法士の注目度も高い
既にAmazonや楽天ブックスでは予約受付が始まっております.
楽天ブックスランキングでも急上昇ランキングにランクインしており,Amazonでももちろん上位にランクインしております.
それだけ理学療法士の注目度も高いガイドラインと言えるでしょう.
ガイドライン有料ってどうなの?
ただガイドライン有料ってどうなのでしょうか?
例えば日本整形外科学会が監修を務めているガイドラインなんかは書籍版は有料販売しておりますが,HP上でも無料で閲覧できますよね?
Mindsのライブラリから一般の方でも閲覧が可能ですので,なんとなくガイドラインというのはHPで公開されているファイルは会員であれば無料で閲覧できるのかと思っておりました.
書籍版は販売で,今後HP上で無料公開されるということなのでしょうか?
いずれにしても書籍版を手にしておいていつでも見れるようにしておきたいという理学療法士が多いのではないでしょうか?
6000円は高い?
SNSでは6000円は高すぎるといった話も出ておりますし,協会員と非会員を区別すべきだなんて話も出ております.
そもそも6000円って高いのでしょうか?
ただ6000円というのは日本整形外科学会が発刊しているガイドラインを見てもそんなに高い価格ではありません.
今回のガイドライン作成にはかなりの予算が投じられたと聞いております.
個人的には6000円は高いとは思いませんが,ガイドライン策定にかかわった理学療法士に苦労を考えればそんなもんかなと思ってしまいます.
ほとんどがボランティアですからね.
第1版は無料だった?
ただ理学療法ガイドライン第1版は無料公開されております.
なので理学療法士の間では当然第2版も無料公開と考えていた方が多いのではないでしょうか?
第1版のように第2版も近いうちに無料公開されることを期待したいですね.
この場合には協会員を優遇するといった観点から考えるとマイページからの閲覧ということになるんですかね?
ただマイページにログインするのにかなり時間がかかりますので,やはり書籍版を持っておきたいなといった気持ちになってしまいます.
ガイドライン策定に関わった理学療法士には献本がある
ガイドライン策定に関わった理学療法士には献本があるようです.
かなりの時間と労力を費やした理学療法士には献本があるのは当然だと思います.
販売して得られた利益はどこに?
また気になるのは販売して得られた利益はどこにいくのだろうといった話ですね.
理学療法ガイドラインの作成にあたっては,かなり多くの理学療法士がボランティアで時間と労力を費やしたわけですので,有料で販売して利益独占というのはどうなのだろうと思ってしまいます.
もちろんガイドライン作成にあたってはボランティア部分以外にも会議費等のさまざまなお金が動いておりますのでそのあたりに使われるということなのでしょうか?
有料では普及しにくいのでは?
もう1つ気になるのはやはり有料版の書籍では普及しにくいのではないかといった点です.
ガイドラインって多くの理学療法士が使ってなんぼといったところがあると思いますので,一部の人しか見れないというのはあまり意味がない気がします.
最終的にはHPでPDFで公開するなどの対応はしてほしいなと思ってしまいます.
今回は理学療法ガイドライン第2版は有料というお話でした.
書籍版が有料なのは当たり前かもしれませんが,近いうちにHP上でも無料公開してほしいですね.