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理学療法士・作業療法士とライティングスキル
昔は理学療法士・作業療法士って職人的な部分が強く,経験がすべてだとか,言語化・文章化できないものが実は重要だといった考えが強い方が多い特徴があります.
そのため自分が日々行っている理学療法・作業療法すらきちんと言語化・文章化できない理学療法士・作業療法士も多いのが実際です.
ただ時代は変わってSNSでの発信,論文執筆など理学療法士・作業療法士にとってもライティングスキルというのは必須の能力になってきております.
今回は理学療法士・作業療法士とライティングスキルについて考えてみたいと思います.
理学療法士・作業療法士になぜライティングスキルが重要なのか?
理学療法士・作業療法士の場合,臨床家でも研究者でも大学教員でもその人の書く文章を見ると,おおよそ能力ってわかっちゃいますよね.
SNSなんかを見ていると,自分のライティングスキルの低さが恥ずかしくなることは多いですし,文章を見ればおおよそその理学療法士・作業療法士の思想や能力が透けて見えてしまいます.
そのくらい言語化・文章化できる能力って重要だと思います.
臨床で勤務する理学療法士・作業療法士で考えてみると,情報提供書,企画書などさまざまな場面でライティングスキルを要求されますし,研究を行う場合には論文執筆が必須となります.
結局のところ徒手療法のスキルが高くても,きちんとした文章が書けないと他者からも仕事のできない人間とみなされてしまいます.
やっぱり理学療法士・作業療法士にとってライティングスキルって重要ですよね.
理学療法士・作業療法士の仕事はアートの部分が大きい?
理学療法士・作業療法士の仕事って昔からアートの部分が大きいなんて考えられてきました.
徒手療法なんて言語化・文章化できるものではなくて,見て触って学ぶ部分が多いのも事実です.
言語化・文章化できないものの中に大切なものがあるなんて考えもありますよね.
ただ言語化・文章化できないものってどうも信用できません.
客観的に評価ができませんし,なんか胡散臭く感じてしまいます.
理学療法士・作業療法士がライティングスキルを高めるには?
ここまでご紹介してきたようにSNSで発信するしても,論文を書くにしても,研修会で講師をするにしても,理学療法士・作業療法士にとってライティングスキルって重要です.
では理学療法士・作業療法士がライティングスキルを高めるにはどうすればよいでしょうか?
簡単です.
意識的に文章を書く機会を増やせば,おのずとライティングスキルは高まります.
ライティングスキルを向上させるためにはもちろんインプットの部分,読書なんかも重要ですが,それ以上にアウトプットする機会を増やすことが非常に重要です.
論文を書いたり,私のようにブログを書いたり,ランサーズやクラウドワークス等でライティングの仕事をするのも良いでしょうね.
副業しながら自分のライティングスキルを磨くことができるといった点ではライティングを副業にしている理学療法士・作業療法士が多いのも頷けます.
Twitterのツイートもライティングスキル向上にはよいかも
Twitterのツイートもライティングスキル向上にはよいかもしれませんね.
たったの140字で伝えたいことを伝えるのって難しいですし,1日1ツイートでも継続すればかなりライティングスキルが高まるでしょうね.
今回は理学療法士・作業療法士とライティングスキルについて考えてみました.
理学療法士・作業療法士の皆様も様々な形で文章を書く機会を増やして,ライティングスキルを高めることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?