理学療法・作業療法がなぜ標準化できないのか?

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理学療法・作業療法がなぜ標準化できないのか?

理学療法・作業療法ってほんとうにバラバラなことやっていますよね?

以前は担当者ガチャなんて話も出ましたが,担当する理学療法士・作業療法士による当たり外れが大きいのも実際です.

Twitterで理学療法士・作業療法士「担当者ガチャ」のワードが炎上している件
ご存知のように理学療法士・作業療法士はマンツーマンでクライアントに理学療法・作業療法サービスを提供します. また担当する理学療法士・作業療法士は指名制ではなく,たまたまクライアントを担当させていただくといったパターンが多いと思います. 管理者が担当理学療法士・作業療法士の振り分けを行っている病院・施設も多いと思いますが,結局のところクライアントからすればゲームセンターやスマホゲームのガチャを引いているようなものだといった議論がなされているわけです.

組織としてはサービスを標準化してサービスの質の平均点を上げることが求められます.

吉野家で牛丼を頼んだら全国どこででも一定の質の牛丼が出てきますよね?

理学療法・作業療法の場合にはどうでしょうか?

ただ体質的に理学療法・作業療法の標準化できない側面があります.

今回はなぜ理学療法・作業療法が標準化できないのかについて考えてみたいと思います.

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理学療法・作業療法の標準化がなぜできないのか?

理学療法士・作業療法士って頭が固い人が多いですよね?

本来であれば理学療法や作業療法をどの理学療法士・作業療法士がやっても良い成果がでるようなシステム作りが必要なわけですが,それとは逆行して誰にでも出来ないようにどんどん複雑化させている理学療法士・作業療法士が多過ぎると思います.

手技なんかがその代表ですよね.

職人気質な理学療法士・作業療法士ほどそういった側面があります.

専門職としての技術を向上させることは非常に重要なことだと思いますが,ただ標準化とはかけ離れた方向に進んでいる理学療法士・作業療法士が多いと思います.

 

 

 

 

 

 

 

勉強していることでマウントを取りたい?

理学療法士・作業療法士の中には自分は特別な勉強をしていて,特別な手技を施すことができる,他の理学療法士・作業療法士とは違う存在だなんて考え方をする方も多いと思います.

現状ではそれくらいでしか理学療法士・作業療法士間の差をつけられない制度なので仕方ない側面もあります.

結局のところ自分が勉強していることでマウントを取りたいという理学療法士・作業療法士が多いのではないでしょうか?

そもそも理学療法士・作業療法士間で争うことに何の意味があるのでしょうか?

クライアントにとっては理学療法士・作業療法士間の争いなんていうものは何の意味も持ちません.

場合によっては不利益を及ぼしかねません.

 

 

 

 

 

 

 

治療手技もお金目的?

治療手技なんかもいろんなものがありますが,本当に次々に出てきますよね.

最近だと脳脊髄液に対してアプローチするなんていう意味不明のものも登場してきております.

新手の詐欺に近いものも多くあります.

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このテクニックを使えば全ての患者は治るなんてのは本当に疑った方がいいでしょう.

テクニックがマネタイズのための手段になっていることが多いでしょう.

 

 

 

 

 

 

 

まずは共通するアウトカムが必要

また治療手技にしても何にしても効果判定も主観的なアウトカムで行われていることがほとんどです.

よくもわからないような変化を治療効果としている理学療法士・作業療法士も多いですし,その変化を読み取れなければ理学療法士・作業療法士として失格だなんて考え方をされる方も多いです.

やらせに近いところがあります.

基本的な理学療法や作業療法でクライアントを適切にマネジメントした場合とどのくらい差があるのかも明確ではありません.

 

今回はなぜ理学療法・作業療法が標準化できないのかについて考えてみました.

理学療法士・作業療法士界隈の体質そのものが変わらなければ標準化は難しいですよね.

何かに特化するのも重要なのかもしれませんがまずはサービスの質の平均点を上げる視点を持つことが重要となるでしょう.

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