目次
理学療法士・作業療法士が退職金を増やす驚くべき方法
安月給の理学療法士・作業療法士にとって退職金というのは非常に重要です.
クリニックや訪問看護ステーションなどでは退職金制度が設けられていないことも多いので,退職金制度についてきちんと確認しておくことが重要であることは以前の記事でもお伝えさせていただきました.
場合によっては利息も含めると5000万円を超える住宅ローンの支払いを退職金に頼りたいと考えている理学療法士・作業療法士も多いと思います.
できるだけ退職金はがっぽり頂きたいですよね.
今回は理学療法士・作業療法士が退職金を増やす驚くべき方法についてご紹介させていただきます.
退職金専用定期預金の利用
退職金を安全に増やす方法として退職金専用定期預金の利用が挙げられます.
退職金専用定期預金というのは金融機関によっても名前が異なりますが退職金の金利を優遇する預金全般を指します.
難しい名前はついてますが,定期預金ですので,支給された退職金を定められた機関口座に預け入れしておくだけでOKです.
特徴としては預入期間が3~6か月にもかかわらず金利が高いのが特徴です.
一般的には普通銀行の普通預金の金利は0.01%を下回ることがほとんどですが,この退職金専用定期預金というのは低い銀行でも金利が0.3~0.5%,高い銀行なら金利が1.5%ということもあります.
これはかなりの破格ですのでこの制度を利用しない手はありません.
2000万円の退職金を退職金専用定期預金に預けるとどうかるか
仮に理学療法士・作業療法士が2000万円の退職金を手にしたとしましょう.
普通預金に預けると2000万円の0.001%の金利は200円ですので,たったの200円しかお金は増えません.
悲しすぎます.
これが退職金専用定期預金だとどうでしょうか?
仮に金利が1.5%だとすれが30万円ものお金が放っておいても増えることになります.
これはかなりの違いですよね.
退職金専用定期預金の利用できる期間
退職金専用定期預金を利用するには退職金受け取りから一定の期間の期限があります.
銀行によっても様々ですが,受け取りから1か月,3か月,1年ということが多いですね.
とりあえず預けておいてその間に退職金をどのように運用するのかを考えてもよいでしょうね.
いずれにしても銀行の普通預金に預けておくのはもったいないでしょう.
退職金専用定期預金の落とし穴
退職金専用定期預金は預金者を呼び込むための営業ツールとして使用されることが多いのも実際です.
銀行にとっては退職金専用定期預金を利用する理学療法士・作業療法士は格好のカモだったりします.
銀行側にとってプラスになる商品を売り込みされる可能性もあります.
特に投資系の定期預金では購入手数料や信託報酬がバカ高いこともあるので注意が必要です.
言われるがままに質の低い投資信託を買ってしまったり,よくわからない保険に加入しないようにしましょう.
今回は理学療法士・作業療法士が退職金を増やす驚くべき方法についてご紹介させていただきました.
退職金を受け取るのはまだまだ先という方も多いかもしれませんが,退職金専用定期預金の存在を知っておいて損はないと思います.
人生100年時代に突入し,退職してからの理学療法士・作業療法士の人生も長くなりました.
今から退職金をどのように運用するか考えておいた方がよいでしょうね.