どのくらいの理学療法士・作業療法士が副業しているの?

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どのくらいの理学療法士・作業療法士が副業しているの?

最近は副業に勤しむ理学療法士・作業療法士も増えておりますね.

特にSNSを見ていると副業に勤しんでいる理学療法士・作業療法士が多い印象を持ってしまいますが,そもそも副業をしていないような理学療法士・作業療法士はSNSを使用して発信する機会自体が少ないでしょうから,SNSを利用している理学療法士・作業療法士を対象とする時点で選択バイアスが生じるのも明らかでしょう.

今回は第132回 労働政策審議会安全衛生分科会(令和2年8月19日)で公表された副業・兼業に関する労働者調査結果をもとに,どのくらいの人が副業に取り組んでいるのかについて考えてみたいと思います.

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第132回 労働政策審議会安全衛生分科会(令和2年8月19日)で公表された副業・兼業に関する労働者調査結果

この第132回 労働政策審議会安全衛生分科会(令和2年8月19日)で公表された副業・兼業に関する労働者調査結果はインターネット調査として実施されたものです.

調査期間は令和2年7月23日~令和2年7月29日となっております.

 

副業している人の割合(就業形態別)

副業をしている人の割合は全体で9.7%であり,本業の就業形態別では「自由業・フリーランス(独立)・個人請負」が29.8%と最も高く,「正社員」が5.9%と最も低い結果でありました.

正社員が副業している割合が低いという結果は考えてみれば当然の結果ですが,正社員で副業をしているのは5.9%ですから,20人に1人ということになります.

実際には正規で働きながら副業している日本人ってまだまだ少ないのだなということが分かります.

 

 

 

 

 

 

 

 

副業している人の割合(業種別)

職種別に調査した副業をしている人の割合はどのくらいでしょうか?

副業をしている人の割合は全体で9.7%であり,本業の業種別では,「農林漁業・鉱業」,「不動産業,物品賃貸業」,「学術研究,専門・技術サービス業」,「宿泊業,飲食サービス業」,「生活関連サービス,娯楽業」,「教育・学習支援業」,「医療・福祉」,「その他のサービス業(理容業など)」が,全体と比べて割合が高い結果となっております.

理学療法士・作業療法士を含む医療・福祉職の副業している人の割合は9.9%でありました.

理学療法士・作業療法士で副業している割合は詳細には分かりませんが,比較的時間に余裕があって給与が安い理学療法士・作業療法士の場合には,医療・福祉職で副業している人の割合に比較すれば高いのではないかと思います.

年代的にも他の医療職・福祉職に比較して平均年齢が若いので,さまざまな形の副業にチャレンジされている理学療法士・作業療法士も多いのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

副業をしている理由

副業をしている理由については,「収入を増やしたいから」と回答した割合が最も高く56.5%でありました.

次に「1つの仕事だけでは収入が少なすぎて,生活自体ができないから」と回答した割合が高く39.7%でありました.

当たり前ですが,収入を増やす目的で副業をされている方がほとんどだということがわかります。

 

 

 

 

 

 

 

病気による休みの状況(副業の有無別)

理学療法士・作業療法士が副業を行うということになると気になるのが本業に影響が出ないかどうかといった点です.

この調査では病気による休みの状況について副業の有無別に調査がなされております.

過去1年間に病気のために仕事を「休んだことがある」と回答した割合は,副業をしている方が24.8%,,副業をしていない方が24.1%となっております.

この結果から考えると副業をしたからといって体調を崩して本業に支障が出る人は少ないものと考えられます.

ちなみに体調に関連すると思われる睡眠時間についても調査がなされておりますが,睡眠時間が「5時間未満」であると回答した割合は,副業をしている方が13.4%,副業をしていない方が10.4%であり,睡眠時間が「5時間以上6時間未満」であると回答した割合は,副業している方が35.5%,副業していない方が36.6%でありました.

こう見てみると睡眠時間に関していえば副業をしている人ほど睡眠時間が短い方が多いということになります.

理学療法士・作業療法士も副業に取り組む場合には,睡眠時間を確保して体調を崩さない範囲で本業に支障が出ないように注意が必要ですね.

 

今回は第132回 労働政策審議会安全衛生分科会(令和2年8月19日)で公表された副業・兼業に関する労働者調査結果をもとに,どのくらいの人が副業に取り組んでいるのかについて考えてみました.

個人的な印象としては全体で考えると20人に1人ですので,まだ副業に取り組む人は少ないのだなといった印象ですが,時代の流れからすると今後,理学療法士・作業療法士も副業に取り組まれる方が増えていきそうですね.

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