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理学療法士・作業療法士が訪問リハビリテーションで携帯すべき物品は?
訪問リハビリテーションに携わる理学療法士・作業療法士であれば訪問リハビリテーションに従事するにあたって,さまざまな物品を訪問先に携帯されると思います.
でも訪問リハビリテーションに従事するにあたってどんな物品を携帯すべきでしょうか?
今回は理学療法士・作業療法士が訪問リハビリテーションで携帯すべき物品について考えてみたいと思います.
名刺+名刺入れ
まずこれは必須ですね.
名刺は地域で仕事をするうえでは必須です.
ご本人やご家族はもちろん,介護支援専門員や在宅スタッフと名刺交換する機会も多いです.
名刺入れもブランド物ではなくシンプルなものが印象が良いでしょうね.
身分証明書
これも当然ですが身分証明書を首から下げる形が良いでしょうね.
視力が低下した高齢者にも見えやすいように文字も大きいものが理想です.
血圧計
リスク管理のために血圧計は必須ですね.
リスク管理の観点からはアネロイド式血圧計が良いでしょう.
聴診器と共に使用するのが理想ですね.
場合によっては短時間で手首で計測できるものなんかもよいですね.
聴診器
やはり王道はリットマンでしょうか.
呼吸状態の評価はもちろんですが血圧測定にも使えますのでこれも必須です.
体温計
新型コロナウイルス感染症の関連もありますし,体温計もかならず携帯しましょう.
訪問中に計測に時間がかかるとリハビリの時間も少なくなるので短時間で測定できるものが理想です.
非接触型は精度が低いのであまりお勧めできません.
パルスオキシメーター
これも必須ですね.
ただパルスオキシメーターはって3,000円~100,000円とものによっても価格や質にかなり幅があります.
高価な方が機能も充実していますが,予算に応じてというところになるでしょう.
ゴニオメーター・打腱器・メジャー(形態測定・家屋評価用)・ストップウォッチ
理学療法士・作業療法であればこれらは必携ですね.
筆記用具・手帳
メモが取れれば何でも良いですが,サッと取り出せるサイズが良いですね.
個人情報の取り扱いには注意が必要ですので,メモは無くさないように鞄に入れるところを決めておいた方が良いでしょうね.
アルコール
感染管理を行ううえではこれも必須です.
訪問バッグに入れるので,持ち運びしやすいサイズが理想です.
手指消毒だけでなく物品の消毒も必要なのである程度の量が必要でしょう.
マスク
コロナの影響でサージカルマスクは必須アイテムになりましたね.
余裕があればその日の訪問件数分のマスクが用意できるのが理想です.
利用者さんが持っていないことも多いので渡せる分まであればさらに良いですね.
ゴム手袋
理学療法士・作業療法士の場合にも訪問時に利用者さんが排尿・排便されていることも少なくありませんので,ゴム手袋を準備しておくとよいでしょう.
家族が居ない場合は理学療法士・作業療法士がオムツ交換することもあります.
鞄の中に数セット入れておくといざというときに役立ちます.
ビニールエプロンやゴーグル
感染対策をどこまでするかですが,感染流行地域ではエプロンやゴーグルもあった方が良いでしょうね.
替えの靴下
けっこうこれは穴ですが,雨の日って靴や靴下が濡れてしまうことも多いので,靴下の替えは必須です.
小さいタオルなんかも合わせて用意しておくと便利ですね.
雨で靴や靴下が汚れた場合に,濡れたまま家に入るのはNGですね.
飲料水
夏場にこれを忘れると大変です.
財布・携帯電話
これらも必須です.
ケアマネージャーや利用者,スタッフ間で連絡をとるためには携帯電話は必須ですし,最近のスマホはカメラ替わりにもなりますから便利ですね.
福祉用具のカタログ
これも持ち歩くのは大変ですが車に乗せておくといざというときに使えます.
今回は理学療法士・作業療法士が訪問リハビリテーションで携帯すべき物品について考えてみました.
挙げてみるとけっこうな数になりましたね.
快適な訪問リハビリテーション業務を行うためにもきちんと物品をそろえるところからスタートしたいですね.