理学療法士・作業療法士が学会発表で起こしやすいトラブル

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理学療法士・作業療法士が学会発表で起こしやすいトラブル

最近は日本理学療法士学会の分科学会化が進められ,加えて理学療法士・作業療法士を取り巻く様々な分野の学会も増えており,理学療法士・作業療法士が学会発表を行う機会も増えております.

コロナ禍でオンライン学会が主体となってはおりますが,初めての学会発表って緊張しますし,けっこうトラブルも多いんですよね.

今回は理学療法士・作業療法士が学会発表で起こしやすいトラブルについて考えてみたいと思います.

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発表データファイルの破損

一般演題の場合には当日学会会場でパワーポイント等の発表用のファイルをPC受付に持って行って動作確認を行って発表といったパターンが多いと思います.

最近はデータファイルの持ち運びはUSBメモリでといった理学療法士・作業療法士が多いと思いますが,特に多いトラブルとして挙げられるのがこのUSBメモリの破損やファイルの破損です.

さらにはデータの入っていたUSBメモリを忘れてしまうなんてこともありますね.

こういったトラブルを避けるために,まずはデータは複数の媒体に保存して学会会場へ足を運ぶことが勧められます.

USBメモリへ学会発表用のファイルを保存して,さらにCDやDVDにも保存して持っていくといった方法が安全でしょうね.

さらに慎重を期すのであればE-mailでファイルを自分自身に送付しておくのも有効です.

メーラーの中にファイルが残っていればインターネット環境さえあればファイルをとりだすことが出来ますからね.

データファイルの準備には保険をかけておいた方がよいでしょうね.

 

 

 

 

 

 

 

 

パワーポイントのリハーサル機能の使用

これもよくあるトラブルですが,学会発表中にスライドが勝手に動きだしてしまうトラブルです.

パワーポイントにはリハーサル機能がありますので,このリハーサル機能を使って発表の練習をされる方は多いと思います.

ただこのリハーサル機能がけっこう危険で,リハーサル機能を使った後にスライドを変えるタイミングを記憶させてしまうと,学会発表中にスライドがいきなり動き出してしまうのです.

発表中にスライドが勝手に動きだしてしまったらもうパニックですよね.

 

 

 

 

 

 

 

会場や発表日や発表時間を間違える

これもよくあるトラブルですが,思いこみで会場や発表日や発表時間を間違えるといったケースです.

1日目の発表なのに2日目の発表と思いこんでいたとか,15時からの発表なのに17時からの発表と勘違いしていて呼び出されるなんてパターンですね.

また学会によっては会場が複数に分かれているので,前もって会場入りしたつもりが,会場を間違えてしまって発表時間になって慌てて移動なんてケースもありますね.

会場や発表日・発表時間は確実にチェックしておかないと後でえらい目にあいます.

 

 

 

 

 

 

 

迷子になる,突然行方不明になる

学会の会場が広いと迷子になったりすることもあります.

発表時間まであと5分しかないのに発表会場にたどりつけないなんてパターンです.

普段慣れていない会場ですので,事前の下見は必須ですし,早めに移動を済ませておきたいですね.

可能であれば発表の前のセッションから会場に移動しておいて,会場の雰囲気に慣れておくのも良いかもしれませんね.

 

今回は理学療法士・作業療法士が学会発表で起こしやすいトラブルについて考えてみました.

初めて学会発表をされる方は何かとトラブルもつきものです.

学会発表をされる理学療法士・作業療法士の方々もしっかりと事前準備をして学会発表に臨めるとよいですね.

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