ノー残業デーをアピールしている病院はブラックなことが多い

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ノー残業デーをアピールしている病院はブラックなことが多い

理学療法士・作業療法士の皆様の所属施設にはノー残業デーってありますか?

最近は社会的にも時間外労働が少なくなってきておりますので,ノー残業デーという言葉自体が死語になりつつありますが,いまだにこのノー残業デーをアピールしている病院があるというから驚きです.

今回はノー残業デーをアピールしている病院はブラックなことが多いといったお話です.

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ノー残業デーとは?

「ノー残業デー」というのは定時で仕事を終えて残業しない日を病院や施設側がが設定する取り組みを指します.

週に1~2日程度をノー残業デーとして設定して,その日は定時で帰るようスタッフに指導するといったやり方が一般的です.

ノー残業デーが生まれた背景ですが,1950年代から1970年代までの高度経済成長期に広まった「日本人の働き方」に発端があります.

国際的に見ても日本人の労働時間は長く,「働きすぎである」という風潮が強まり,労働時間を削減する取り組みが始まったわけです.

1990年代以降には,うつ病や過労死などの社会問題が広がり,長時間労働の短縮化は企業にとって早急に解決すべき課題となっております.

 

 

 

 

 

 

 

ノー残業デーのメリット

理学療法士・作業療法士側から見たノー残業デーのメリットとしては以下のようなものが考えられます.

プライベートの時間を充実させることができる

スキルアップに費やす時間を確保できる

仕事が効率化する

病院や施設側から見たノー残業デーのメリットは以下のような感じです.

コストの削減

生産性の向上

優秀な人材確保

 

 

 

 

 

 

 

 

ノー残業デーのデメリット

メリットばかりではありません.

デメリットもあります.

理学療法士・作業療法士にとってのデメリットとしては以下のようなものが考えられます.

別の日に残業が増える

収入面に不満が溜まる

病院や施設にとってのデメリットとしては以下のようなものが考えられます

クライアント対応に不備が出る

部署間の連携が滞る

 

 

 

 

 

 

 

 

理学療法士・作業療法士にとってノー残業デーはデメリットの方が大きい?

そもそも理学療法士・作業療法士の仕事って翌日に回せない仕事の方が多かったりしますので,ノー残業デーなのに20単位の取得が義務化されていると結局のところノー残業デーではなくて,サービス残業デーになってしまうだけです.

結局休憩時間にも仕事をしてなんとか定時に仕事を終えるといったパターンが多いのではないでしょうか?

そもそも病院や施設に指定されなくても休みたいときには休めば良い話ですし,帰りたいときには早退すればよいだけの話です.

そもそもノー残業デー何かを設定する病院や施設なんていうのは休みたいときに休めなかったり,帰りたいときに帰れないだけです.

 

 

 

 

 

 

 

こんな時代にノー残業デーをアピールしていることがブラック

時代も時代ですので残業が無しというのが当たり前になりつつあるわけです.

ノー残業デーなんかをアピールしているってことは普段はかなり残業してますよと言っているようなものです.

ノー残業デー以外は帰れませんし,休めませんから覚悟してくださいねと言っているようなものなわけです.

ブラックな病院や施設ほどノー残業デーをアピールしているわけですね.

 

今回はノー残業デーをアピールしている病院はブラックな場合が多いといったお話でした.

理学療法士・作業療法士が転職や就職を考える際には,死語に近いこのノー残業デーを必死にアピールしている病院・施設はブラックだと考えた方が良いでしょうね.

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