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理学療法士・作業療法士の転職では転職理由を必ず聞かれる
2020年度もあと数か月となり,本格的に転職を考えている理学療法士・作業療法士もいらっしゃると思います.
理学療法士・作業療法士が転職をする際にポイントとなるのが面接対策です.
理学療法士・作業療法士の場合には,筆記試験は無く面接試験だけといった場合も少なくありませんので,面接試験が非常に重要となります.
理学療法士・作業療法士の転職における面接で必ず聞かれるのが,転職理由です.
この転職理由に関して自分の考えを明快に述べられれば,転職で勝利を得たといっても過言ではありません.
今回は理学療法士・作業療法士の転職における面接試験で必ず聞かれる転職理由の適切な回答方法についてご紹介させていただきます.
面接で好印象になる転職理由の回答のポイント
まず理学療法士・作業療法士が転職理由を回答する際に重要となるのが,転職理由をポジティブな内容とすることです.
間違っても前の職場のネガティブな部分を面接内容で回答するのはごNGです.
前職の悪口や批判する発言をしてしまうと,採用する側からすれば,面接官が「入職後も不満を訴えるのでは?」という懸念を抱くだけではなく,退職し転職になった場合に同じように批判や悪口を言われそうだと感じてしまいます.
悪口や批判をしているのってどちらにしても良い印象を持たれないですからね.
可能であれば志望動機に繋がるようなポジティブな形で,転職先で働きたいという熱意をアピールすることが重要です.
できるだけ仕事に前向きな言葉を選びましょう.
転職理由を回答する際には,転職理由の内容も重要ですが,表情や声のトーンも重要です.
前向きな内容を話していても,暗い表情でボソボソと話していては良い印象には繋がりません.
この理学療法士・作業療法士にうちの病院で働いてもらいたいと思ってもらえるようにハキハキと明るい口調で回答しましょう.
多くの場合,面接官からの質問の中で転職理由は最も先に問われることが多いので,表情や声のトーンを考慮したうえで転職理由に関する回答は何度も繰り返して練習しておくとよいでしょう.
面接官は転職理由から何を確認しているのか?
雇用する側が最も気にするのは,その理学療法士・作業療法士がすぐに辞めてしまうのではないかといった点です.
そのため上記に挙げたポイントをおさえることで,面接官に懸念を抱かせることなく良い印象を与えることが可能です.
特に転職理由の回答で好印象を持ってもらえると,次に質問される志望理由についてもしっかりと聞いてもらえるため面接成功に繋がります.
転職理由をまとめてみよう
面接って緊張して頭が真っ白になってしまうことが多いので,事前に転職理由についてきちんとまとめておくことが重要です.
転職理由に関しては必ず聞かれると思った方が良いので,転職理由については確実に整理しておきたいところです.
理学療法士・作業療法士が転職する理由には前向きなものもあれば後ろ向きなものもあるでしょう.
ただ転職理由の回答を考える際に大事なのは嘘をついてはいけません.
だからといってネガティブな理由をそのまま話してしまうと印象は良くありません.
まずはなぜ転職を考えたのかといった理由を洗い出したうえで,どうして転職したいのか,なぜその職場で働きたいのかを明確にする必要があります.
ネガティブ理由はプラスに変換
転職理由にはネガティブなものもあると思いますが,ネガティブな転職理由はポジティブな内容に変換することも重要です.
転職理由を面接で話す際,ネガティブな内容をそのまま伝えるとイメージダウンに繋がってしまい,不採用になってしまうこともあります.
そうならないためにも,このポジティブな理由に変換するという作業が重要となります.
たとえ考えた転職理由が後ろ向きな内容ばかりであっても,その裏には前向きな理由が隠れているはずです.
どのように変換したらいいのか分からないという方のために転職理由の中からいくつか変換方法の例をご紹介させていただきます.
前職の給料が不満→自分の能力を発揮し,正当に評価されたい
人間関係が悪い→周囲と強調しながら大きな目標に取り組んできたい
忙しすぎる→スキルを生かせる環境で働きたい
このようにネガティブな転職理由を基に解決するにはどうしたらいいのかを考えていくことが重要です.
今回は理学療法士・作業療法士の転職における面接試験で必ず聞かれる転職理由の適切な回答方法についてご紹介させていただきました.
ただ自分一人で転職理由を考えて,ネガティブな理由をポジティブな理由に変換するのって簡単なことではありません.
こういった場合には転職サイトの利用をお勧めします.
転職サイトに登録すれば,担当のエージェントがあなたとともに転職理由やネガティブな理由をポジティブな理由に変換する作業をお手伝いしてくださいます.
登録は無料ですので使わない手はありません.
担当エージェントは理学療法士・作業療法士である場合も多いので気軽に相談できます.
ここでは私がお勧めする転職サイトをいくつかご紹介させていただきます.
マイナビ
マイナビは転職サイトの大手ですので知らない方はいらっしゃらないかもしれませんが,理学療法士の求人数も5000件を超えているマンモス人材バンクです.
転職を考えておられるのであれば,ここは確実に押さえておきたいですね.
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PTOTSTワーカーは業界でもトップクラスの求人数を誇っているのが特徴です.
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また長年各医療関連施設との人材紹介で培った信頼性から求人数がありますので,他社にはない独占求人,新設などの関係で 一般には公開されない非公開求人も多いです.
またこういった転職サイトって地方求人に対応していなかったりしますがここは地方の求人も豊富ですので地方への転職を考えられている方にもお勧めです.
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の各職種専門のアドバイザーが専任で担当してくださいますので,要望のヒアリングから入職まで トータルで転職をサポートしてくださいます.
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