目次
2021年度日本理学療法学会分科学会運営幹事選挙立候補者が公表される
2021年1月25日に日本理学療法学会分科学会分科学会運営幹事選挙の立候補者が公表されました.
投票期間は2021年2月1日(月)正午~2月14日(日)正午となっております.
今回もいくつかの分科会で立候補者数が定数を超えたため幹事を決定するための投票が行わることになります.
来年度から学会の法人化が進められるために運営幹事の選出も重要となります.
今回はこの日本理学療法学会分科会運営幹事の選挙について考えてみたいと思います.
各分科学会の定数と立候補者数
以下に各分科学会の定数と立候補者数を示します.
分科学会 | 定数 | 立候補者数 |
日本運動器理学療法学会運営幹事 | 15 人 | 16人 |
日本基礎理学療法学会運営幹事 | 15 人 | 15人 |
日本呼吸理学療法学会運営幹事 | 15 人 | 13人 |
日本支援工学理学療法学会運営幹事 | 15 人 | 11人 |
日本小児理学療法学会運営幹事 | 15 人 | 16人 |
日本神経理学療法学会運営幹事 | 15 人 | 18人 |
日本心血管理学療法学会運営幹事 | 15 人 | 15人 |
日本スポーツ理学療法学会運営幹事 | 15 人 | 15人 |
日本地域理学療法学会運営幹事 | 15 人 | 16人 |
日本糖尿病理学療法学会運営幹事 | 15 人 | 15人 |
日本予防理学療法学会運営幹事 | 15 人 | 15人 |
日本理学療法教育学会運営幹事 | 15 人 | 13人 |
2019年度の選挙では,立候補者数が定数を超えたのは,運動器理学療法学会,基礎理学療法学会,支援工学理学療法学会,神経理学療法学会,スポーツ理学療法学会,予防理学療法学会の計6学会でありました.
今回(2021年度)は立候補者数が定数を超えたのは,運動器理学療法学会,小児理学療法学会,神経理学療法学会,地域理学療法学会の計4学会でありました.
立候補者数からすると落選するのは計6名ということになります.
相変わらずあまり盛り上がらない選挙ではあります.
この4学会に関しては選挙が行われることとなります.
そもそも仕事もほとんどボランティアですし,こんな大変な運営幹事に手を挙げる方々には本当に頭が下がります.
選挙の方法は? メールでの応援はありがた迷惑
選挙の投票期間ですが,2021年2月1日(月)正午~2月14日(日)正午となっております.
基本的には日本理学療法士協会のマイページから投票が可能です.
全ての日本理学療法士協会員に選挙権があるかというとそうではなくて, 2020年12月末(選挙告示日)時点において,当該分科学会への登録が済んでいる正会員のみが投票可能となっております.
したがって今から投票をしたいと思って分科学会へ登録を行っても,投票を行うことはできませんので注意が必要です.
選挙にあたっては選挙違反にならないように…SNSなんかは特に注意が必要ですね.
立候補者の年齢分布
立候補者の年齢分布をみてみると30代が25名,40代が70名,50代が71名,60代が12名となっております.
40-50代の大学教授が多いというのが立候補者名簿を見ての印象ですが,今回も30代が頑張ってますね.
やはりこれからの次世代を担う30代の理学療法士の活躍を期待したいと個人的には思います.
ちなみに最も若い立候補者は30歳です.
勇気があるなと感心させられます.
Twitter界隈で名前をよくみる理学療法士の方々の立候補も目立ちますね.
選挙権がある理学療法士が限られているだけに,フォロワー数=投票数とはいかないので,どうしても年配の経験のある理学療法士が有利な中でどこまでの結果を残せるか楽しみですね.
投票率が低い
この分科学会の選挙ですが,実は選挙が行われていることすら知らない理学療法士が多いのも実情です.
前回の選挙ではSNSでの再三の呼びかけの結果,最終的な投票率は約23~24%でした.
今回はさらに投票率が上がると良いですね.
今回はこの日本理学療法学会分科会運営幹事の選挙について考えてみました.
選挙権を持っている理学療法士の方は忘れずに投票しましょうね.
法人化される分科学会の運営にかかわる重要な選挙ですからね.
コメント