目次
PT>OT>STのつまらないヒエラルキー
昔からリハビリテーション職種の間ではPT>OT>STのつまらないヒエラルキーが存在する職場がまだまだあるのも事実です.
ただこういったPT>OT>STのヒエラルキーって本当に意味のないものですし,こういった職場では働きたくないですよね.
今回はPT>OT>STのつまらないヒエラルキーについて考えてみたいと思います.
数の力
なぜPT>OT>STのつまらないヒエラルキーが構築されるのかを考えてみると一番はPT・OT・STの数の問題だと思います.
どの職場でも圧倒的に理学療法士が多く,言語聴覚士が少ないわけですのでどうしてもPT>OT>STといったヒエラルキーが生じやすいと考えられます.
やっぱり数の力は大きいですよね.
どうしても少ない職種というのは肩身の狭い思いをする場合が多いのも実際ですし,職場内のルールを決定する際には民主主義の原則から言えば力が弱いということになってしまいます.
数が少ないからこそ職場内では希少価値だったりもするわけですが,無意識のうちにPT>OT>STといったヒエラルキーが構築されてしまっているのも実際です.
管理者が理学療法士
数の力ももちろんですが,管理者の職種によってPT>OT>STのヒエラルキーが構築されてしまっている場合もあります.
例えば管理者が理学療法士の場合にはどうしても理学療法士よりな職場マネジメントに陥りがちですし,作業療法士・言語聴覚士のことは分かりにくいところがあると思います.
職場内の管理者ってリハビリテーション部門では圧倒的に理学療法士が多いわけですので,PT>OT>STといったヒエラルキーが構築されやすいのもうなづけます.
昔から理学療法士と作業療法士は仲が悪い職場が多い
そもそも理学療法士・作業療法士なんていうのは昔から仲が悪い職場が多いんですよね.
理学療法士のトップと作業療法士のトップが犬猿の仲なんて職場は珍しくありません.
場合によっては休憩室が理学療法士と作業療法士と分かれている職場があるほどです.
同じリハビリテーション専門職なのに残念ですよね.
お互いを信頼し合う関係性が重要
私自身は理学療法士ですが,クライアントと情報を共有する中でやはり作業療法士や言語聴覚士の視点にはっとさせられることは多いですし,理学療法士じゃこういった視点は持てないなと感じることが非常に多いです.
同じリハビリテーション専門職ですのでお互いの専門性を尊重し合った上で,お互いを信頼し合う関係性が理想ですね.
今回はPT>OT>STのつまらないヒエラルキーについて考えてみました.
少なくとも就職活動においてはPT>OT>STのつまらないヒエラルキーが構築されているところは避けた方がよさそうですね.
PT>OT>STに限らず,さまざまなヒエラルキーが構築されていて働きにくい可能性が高いですからね…
コメント