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理学療法士・作業療法士の経歴あるある
理学療法士・作業療法士が学会や研修会の講演等で経歴を公表する機会があると思います.
こういった経歴を見れば,それまでにどのような活動をされてきたかたかおおよそ見当がつくわけですが,理学療法士・作業療法士の経歴の中には,これは恥ずかしいと思わせるような経歴あるあるが存在します.
今回は理学療法士・作業療法士の経歴あるあるについて考えてみたいと思います.
理学療法士・作業療法士が経歴を紹介
学会や研修会の講演なんかでは,冒頭のスライドで自己紹介を兼ねて経歴を紹介する機会も多いですね.
場合によっては座長や士会の方が講師の経歴を紹介してくださることもあるでしょう.
また学術大会なんかの場合には,学会の抄録に経歴が掲載されるといったケースも多いですね.
こういった場合に,経歴が薄っぺらいと本当に恥ずかしいですよね.
この経歴で講演を務めるのかなんて思ってしまいます.
筆頭の原著論文が1つもない
理学療法士・作業療法士の場合に多いのが,経歴の中に筆頭の原著論文がゼロといったパターンです.
臨床で勤務する理学療法士・作業療法士ならともかく,教育機関に勤める大学教員や専門学校教員であるにもかかわらず,筆頭の原著論文が1つもないなんて恥ずかしすぎます.
教育者でありながら原著論文を1つも書けないなんて,講演の前に教育機関に勤めていていいのかなんて思ってしまいます.
わけもわからない資格が並ぶ
これは代表的な理学療法士・作業療法士の経歴あるあるですが,よくわからない資格をダラダラと並べているパターンです.
○○協会上級コース修了とかそんなやつですね.
経歴等に記載しても誰もわかりませんし,どんな価値があるのかも分かりません.
経歴に記載するのであれば日本理学療法士協会や日本作業療法士協会が認定する資格程度にとどめておいた方が良いでしょうね.
わけのわからない資格を書けば書くほど,何か宗教団体に所属してる人なんだといった印象を持たれる場合もあるでしょう.
経歴が埋まらないから無駄にわけもわからない資格を並べるといった方も多いのでしょうが…
わけももわからない団体で理事をしている
経歴には団体での理事や顧問の経験を明記するといった場合も多いと思います.
これに関しても日本学術会議に学術団体として認められているような公的な学術団体の理事や顧問を務めているのなら良いのですが,わけもわからない団体での理事や顧問を務めていると経歴に記載してもあまり意味がありませんよね.
なんだその団体?って話になるだけです.
職場での職位も学会や研修会ではあまり意味を持たない
経歴には職場での職位もあまり意味がありません.
○○病院主任とか恥ずかしいだけなので書かない方が良いでしょうね.
学会や研修会がマネジメントや管理に特化したものであれば,職場での職位を明記することにも意味があるかもしれませんが,学術大会や研修会においては職場の職位ってあまり大きな意味を持ちません.
職場の職位がどうこうというよりはどのような活動をされてきたのかが重要なわけです.
理学療法士・作業療法士の職場の職位なんて年数が上がれば自然についてくるものですので,そこに価値はないわけです.
経歴が空っぽだと恥ずかしい
いずれにしても経歴が空っぽだと恥ずかしいですよね.
これまでこの人何をしてきたんだといった話になってしまいます.
いつもはビッグマウスの理学療法士の経歴を見て,空っぽすぎて,唖然とした記憶があります.
今回は理学療法士・作業療法士の経歴あるあるについて考えてみました.
理学療法士・作業療法士の皆様は年齢を重ねてから恥をかかないように今からしっかりとキャリアを積み重ねておいた方が良いでしょうね.
筆頭論文の一本くらい書いていないと…
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