理学療法士参議院議員小川かつみ氏が参議院厚生労働委員長に就任

働き方
スポンサーリンク
スポンサーリンク

目次

理学療法士参議院議員小川かつみ氏が参議院厚生労働委員長に就任

既にご存じの方も多いと思いますが,2020年10月26日に第203回国会(臨時会)が始まり,理学療法士で参議院議員の小川克巳(小川かつみ)氏(日本理学療法士連盟政策推進顧問)が参議院厚生労働委員長に就任されました.

これは暗いニュースの多かったリハビリテーション業界の理学療法士・作業療法士にとってもうれしいニュースですね.

今回は小川かつみ氏が参議院厚生労働委員長に就任された件について考えてみたいと思います.

crowd walking and sitting in front of gray concrete building during daytime

 

 

 

 

 

 

参議院厚生労働委員とは?

国会にはいくつかの委員会があります.

委員会というのは基本的に本会議での議論をするための事前の話し合いの場で,衆議院・参議院の両院にそれぞれ設置されております.

今回は小川かつみ氏が厚生労働委員長に就任されたわけですが,厚生労働委員会は衆議院・参議院に設置されている17の常任委員会のひとつで,厚生労働省の所管事項に関する年金・医療・介護・福祉・雇用・労働問題など,国民生活に密接に関連した議案や請願などを専門的に審査し,また国政調査を行う委員会です.

先日行われた国政調査もこの厚生労働委員会で事前に協議がなされたということになります.

理学療法士・作業療法にとって重要となる診療報酬・介護報酬の改定についてのやりとりが交わされるのもこの厚生労働委員会ということになります.

われわれ理学療法士・作業療法士の職能全体を所管する事項を扱うといった点で考えると,理学療法士・作業療法士にとっても非常に関わりの深い委員会と考えることができるでしょう.

 

 

 

 

 

 

 

 

理学療法士の就任は初の快挙

ちなみに理学療法士が厚生労働委員長に就任するのはこれが初めてです.

日本理学療法士連盟のホームページの中にも,「この重役に小川かつみ氏が就任できたのはこれまでの小川氏の厚生労働政策をはじめ様々な活動が認められた結果」と記載されております.

また日本理学療法協会・連盟が平均年齢約34歳と若い組織にも関わらず,しっかりとした臨床活動・政治活動が国政において認められた結果だといったとらえ方もなされております.

 

 

 

 

 

 

 

 

小川かつみ氏への期待

小川かつみ氏には人生100年時代を見据えて,地域(予防)・福祉・介護・医療において全て精通している理学療法士として,より健康寿命を延ばせる政策実現をしていただき,理学療法士が国民の健康及び生きがいにしっかり寄与できる一つの職種であることを証明できる機会を増やしていただきたいですね.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時期参議院通常選挙の組織内候補

小川かつみ氏といえば10月9日に開催された都道府県連盟会長会にて,次期参議院議員通常選挙の比例代表に理学療法士である現職の小川克巳議員を組織内候補とすることが決まっております.

昨年の選挙では理学療法士間の足の引っ張り合いで選挙にやぶれてしまったわけですが,今回の厚生労働委員長への就任を追い風に次期参議院選挙では理学療法士が一つになって小川かつみ氏を応援できそうですね.

 

今回は小川かつみ氏が参議院厚生労働委員長に就任された件について考えてみました.

国の中での理学療法士・作業療法士の価値を向上させるためにも,小川克巳氏にはぜひ厚生省副大臣を目指して頑張っていただきたいですね.

コメント

タイトルとURLをコピーしました