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理学療法士・作業療法士が困る外来リハビリのクライアントの遅刻
整形外科クリニックや外来リハビリでよくあるのが予約時間になってもクライアントが来ないパターンです.
外来ってかなりスケジュール手いっぱいで対応されている理学療法士・作業療法士も多いと思いますので,時間通りクライアントが来院してくれないと本当に困りますよね.
2単位予定していたところが1単位分しかリハができなかったとか,次の時間の予定であったクライアントのリハビリ時間にも影響が出てしまうこともありますよね.
今回は外来リハビリのクライアントの遅刻や無断キャンセルについて考えてみたいと思います.
せめて遅刻やキャンセルの際には連絡が欲しい
人間ですから遅れる時はあると思いますし,何らかの理由でキャンセルというのもあって仕方ないと思います.
ただ理学療法士・作業療法士の立場からすれば連絡を事前にいただきたいというのが本音ではないでしょうか?
事前に連絡をいただければ他の外来の予定を入れることが可能になるかもしれませんし,場合によっては入院しているクライアントの対応が可能かもしれません.
ただただ待っているのってしんどいんですよね.
遅刻するクライアントは決まって繰り返して遅刻する
1回何かしらのイベントで遅刻してしまうというのは十分にあり得ると思いますが,遅刻するクライアントってやっぱり何度も遅刻するんですよね.
遅刻しても問題ないくらいに考えているクライアントが多いので,ある程度きちんと時間を守ってもらうように伝えないと何度も繰り返してしまいます.
時間を守るというのは人として当たり前のルールだと思いますが,地域性もありますし,時間に対するとらえ方ってけっこう人それぞれだったりします.
5分くらい遅刻しても問題ないと考える人もいるでしょう.
対応としては?
例えば2単位40分だった場合にクライアントが10分遅刻した場合には,20分過ぎたところでその日のリハは終了でしょうね.
遅刻してくるようなクライアントにサービスで理学療法・作業療法を行おうって気持ちになれませんし,次の時間のクライアントにも迷惑が掛からないように1単位で終わることになるでしょう.
この際にきちんと伝えることが重要ですね.
本来であれば40分の予定でしたが,遅刻のために20分しか行えなかったということを…
そもそもこれを伝えてもひびかないクライアントが多いんですけどね…
一番困るのが無断キャンセル
一番困るのが無断キャンセルです.
道中に事故でもあったんじゃないかと心配にもなりますし,ただただ待ちぼうけで40分が経過してしまうなんてこともあるでしょう.
キャンセルの際には事前に連絡をいただくように伝えていても,そのままフェードアウトしてしまう方もけっこういらっしゃいますからね…
外来リハビリを終了したいというのをわれわれ理学療法士・作業療法士に言いにくくてそのままフェードアウトしてしまうクライアントも一定数いますよね.
今回は外来リハビリのクライアントの遅刻や無断キャンセルについて考えてみました.
われわれ理学療法士・作業療法士の場合,マンツーマンでの対応が基本ですので,クライアントが連絡なしに遅刻したりキャンセルしたりすると本当にきついですよね.
取得単位数は減ってしまいますし,何より40分が無駄になった時の無力感ってはかりしれません…
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