理学療法士・作業療法士の臨床実習では実習生が雑務を強制される ここが変だよ理学療法士・作業療法士業界 

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理学療法士・作業療法士の臨床実習では実習生が雑務を強制される ここが変だよ理学療法士・作業療法士業界

理学療法士・作業療法士であれば誰もが経験があると思いますが,理学療法士・作業療法士の臨床実習では掃除や治療の準備といった雑務を強制されることが多いです.

われわれ理学療法士・作業療法士の中には雑務も当然の仕事で,実習をさせてやってるのだからも雑務を行うのが当然だなんて考えが根強いのも実際です.

私自身も雑務も含めて行うのが当然だと考えておりましたが,私がこれまでに見てきた看護の臨床実習では看護学生が実習時間外に病棟の掃除を強制されているということはありませんし,これはどうも理学療法士・作業療法士業界だけのしきたりではないかと思われます.

今回は理学療法士・作業療法士の臨床実習では実習生が雑務を強制されるといった件について考えてみたいと思います.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理学療法士・作業療法士の実習生は労働者?

良く考えたら理学療法士・作業療法士の実習生ってあくまで実習で病院や施設に来ているだけであって労働者ではありませんよね?

むしろ学費を支払って実習に来ているわけですが,ブラックな実習先では掃除や治療準備はもちろんのこと,理学療法や作業療法と全く関係のないような雑務を強いられることもあります(私も経験があります).

養成校からの実習生を労働者とみなし,こき使うわけですね.

実習生からすれば,実習中止や実習不合格となっては困りますので,指導者に従うほかありませんし,生徒を守るべき養成校もまた実習地が無くなると困るので実習先に物を言えないといった場合が多いと思います.

結果として実習とは無関係な介助や手伝い早朝からの掃除や雑務をやらせる実習先が多いわけです.

掃除に関しては養成校でも行っていることだと思いますので,百歩譲って仕方ないとしても,その他の雑務に臨床実習生を使うというのはよくありません.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学費を払っているのに雑務をさせられる

よくよく考えてみますと,理学療法士・作業療法士の実習ではお金支払って勉強しにきているにもかかわらず,実習とは関係のない雑務を強いられるのっておかしいですよね.

指導者は始業時間ぎりぎりに出勤してくるのに1時間も前に病院や施設に行って,掃除や治療の準備を強いられるってブラックでしかありません.

私が実習生時代に行った雑務で印象に残っているものとしては,物理療法機器の準備と片づけです.

指導者よりも早く病院に行って,物理療法機器のセッティングをして,指導者が帰った後に物理療法機器の片づけをするなんてことも日常的にありました.

数回であれば物理療法機器の使用方法を学ぶために必要だと思いますが,これを実習期間中ずっと続けるというのは実習というよりは雑務をおしつけられているとしか考えられません.

実習生が雑務を行うのが暗黙のルールになってしまっているわけですね.

 

今回は理学療法士・作業療法士の臨床実習では実習生が雑務を強制されるといった件について考えてみました.

昔は理学療法士・作業療法士が少なかったのでもはや職員のようにこきつかわれながら,そこから経験値を増やしていくというのが理学療法士・作業療法士の実習の当たり前だったわけですが,時代も変わりましたし,パワーハラスメントで訴えられる可能性もありますので,このあたりも見直す必要がありますよね.

少なくとも実習生は労働者ではないといった認識が必要でしょうね.

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