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オンラインで開催された大阪府理学療法学術大会でトラブル発生
2020年9月13日にで開催されました.
理学療法士界隈でも分科学会に関してはオンラインで既に学会が開催されておりましたが,都道府県理学療法士主催学会としては初(?)だけに,周囲の都道府県理学療法士会もこの学術大会がどう運営されるかを興味深く見守っておりました.
いくつかトラブルも発生しましたが素晴らしくフットワークの軽い対応で乗り切っております.
今回は第32回大阪府理学療法士学術大会におけるトラブルについて考えてみたいと思います.
今後,他の都道府県理学療法士会が学術大会を開催する上でも参考になる今回のトラブルだと思います.
オンライン学会ならではのトラブル発生①一般口述演題セッションの視聴が困難
まず午前中の一般口述演題セッションの視聴が困難な会員が続出してしまいました.
おそらくZOOMウェビナーの契約上の問題だと思いますが,学会参加者が1000名に対してウェビナーで視聴が可能な人数がたったの100名であったため,多くの会員が視聴できない状態に陥ったようです.
今回の大阪府理学療法学術大会では大阪府外の会員の参加も多かったようですので,オンラインでは都道府県外からの参加も考慮した上で,視聴可能な人数を増やしておく必要がありそうです.
ここはケチってはだめですね.
ただ今回素晴らしかったのは,午後の一般口述演題セッションのウェビナー視聴も100名までありましたが,午後からは100名を超過すると自動的にYouTube LIVEに飛び視聴することが可能となりました.
もちろんYouTube LIVEでは視聴のみで意見交換は出来なかったわけですが,学会中にこの迅速な判断と対応は素晴らしいと思います.
この対応の柔軟さはなかなかできることではないと思います.
大阪理学療法学術大会の運営者・責任者の皆さまの対応は素晴らしいと思います.
普通なら今回はすいませんで終わってるところですよね.
オンライン学会ならではのトラブル発生②Q&Aに匿名で質問
オンライン学会ならではですが,ZOOMウェビナーにはQ&Aの機能があるのですが,このQ&Aの機能を使って匿名で質問を下会員がいたようです.
運営側が即座に質問するなら所属と氏名をといった注意喚起を行ったのですが,これはオンラインならではですね.
ただ対面の学会で質問するのってけっこう勇気が必要ですから,オンラインだと匿名でなくても質問しやすくはなるでしょうね.
いずれにしてもオンラインの学会ならではのマナーというかルールを遵守する必要がありますね.
オンライン学会ならではのトラブル発生③ポスターセッション一時停止
ポスターセッションも一時トラブルで閲覧が困難となったようです.
これはシステム上の問題な気がしますが,やはりオンラインならではのトラブルはつきものということなのでしょうね.
いずれにしても代替策を事前に考えておく必要があるでしょうね.
今回は第32回大阪府理学療法士学術大会におけるトラブルについて考えてみました.
いろいろとトラブルはあったようですが,他県からの参加も多かったようですし,盛り上がったのは間違いありませんね.
一方でオンラインならではかもしれませんが,発表中にTwitterで発表内容に関して別のところで議論が行われたりと…これも時代というかオンラインならではかもしれませんね.
理学療法士会というのは学術団体ですので,学術大会の開催はコロナ禍といえども必須の事業です.
今年度はともかく来年度は各都道府県でさまざまな工夫を行ったうえで学術大会が開催されるのを期待したいですね.
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