日本理学療法士協会誌「理学療法学」の査読は厳しいのか?

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日本理学療法士協会誌「理学療法学」の査読は厳しいのか?

理学療法士が論文を書いて雑誌へ投稿する際にはさまざまな雑誌から投稿先を選択するわけですが,日本語論文に限定すると意外と投稿できる雑誌って少ないんですよね.

中には理学療法科学のような掲載料が必要な雑誌もありますが,昔から査読が厳しいといわれるのが日本理学療法士協会誌「理学療法学」です.

最近はそうでもないなんて噂もありますが,実際のところはどうなのでしょうか?

今回は日本理学療法士協会誌「理学療法学」の査読は厳しいのかについて考えてみたいと思います.

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理学療法学における原著論文採択率

数年前の学会で理学療法学の編集委員長の先生が講演の中でおっしゃられていたことですが,理学療法学の論文採択率は30%程度のようです.

この論文採択率30%って高いのでしょうか?低いのでしょうか?

私の個人的な印象にはなりますが30%というのは決して低い採択率ではないと思います.

他の雑誌で考えると医学書院の理学療法ジャーナルというのは年間100~150件程度の論文が投稿されるようですが,その中で採用されるのは10~20本程度です.

つまり論文採択率は10%強ということになります.

商業誌なので仕方がないことですがかなり狭き門ということになります.

下手したらIFのつく海外のジャーナルより掲載されるのが難しい印象です.

理学療法科学会が発行する理学療法科学はというとこれは予測にすぎませんがおそらく採択率は50%を超えていると思います.

理学療法科学の場合は査読自体も1回しかありませんしね.

 

 

 

 

 

 

 

 

理学療法学への掲載は時間がかかる?

理学療法学ってレスポンスが遅いといったような意見も聞かれますが,実際にはそんなことはありません.

投稿または修正から1カ月以内にはほぼ返答がありますし,最近はシステムが変わり,査読委員も増えましたので投稿に対するレスポンスもかなり早くなっております.

理学療法学掲載の論文を見ていても実際に投稿から3カ月程度で掲載に至っている論文もあります.

理学療法学のレスポンスが遅いというのはおそらく過去の話ですね.

最近は以前あった迅速審査も無くなっているようですし,それだけ査読が早くなったわけですね.

 

 

 

 

 

 

 

 

エディターキックを受けない

理学療法学へ投稿する利点としてエディターキックを受けないといった点が挙げられます.

エディターキックというのは査読委員へ投稿論文が回る前に編集委員によってリジェクトされてしまうというものです.

せっかく論文を投稿したのに査読もしてもらえないなんて悲しすぎますが,理学療法学の場合は必ず査読に回してもらえますので必ず査読を受けることができます.

査読を受ければ仮にリジェクトされたとしても次の雑誌投稿時に活かすことが出来ますし,今後の研究にも生かすことが出来ますので投稿することで成長できるわけですね.

エディターキックを受けてしまうと結局何も得られないわけですね.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最も多くの理学療法士に見てもらえる

さらに理学療法学へ投稿する利点として最も多くの日本の理学療法士に研究論文を見てもらえるといった点が挙げられます.

せっかく論文を投稿して採択されても誰にも見てもらえなければ意味がありませんよね?

理学療法学というのは協会員へ郵送されますので10万人以上の手に渡ります.

実際に読む人がどのくらいいるかは分かりませんが10万人以上の理学療法士にリーチできるというのは素晴らしいことです.

 

 

今回は日本理学療法士協会誌「理学療法学」の査読は厳しいのかについて考えてみました.

査読は厳しいかもしれませんが,論文というのはより多くの人の目に触れることに大きな意味があります

誰も見ないような雑誌に投稿してもその価値は…

そういった意味からすると日本の理学療法士の最も多くが目にするであろう理学療法学に投稿する意義は大きいでしょうね.

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