理学療法士・作業療法士の実習にモンスターペアレントが出てくる問題

臨床実習・国家試験
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理学療法士・作業療法士の実習にモンスターペアレントが出てくる問題

皆様も臨床実習指導者会議等で一度は耳にしたことがありませんか?

実習を不合格にしたら,実習生の両親が病院に乗り込んできたなんて話…

正直,怖い話ですよね.

いわゆるモンスターペアレント問題です.

最近は養成校から保護者に保護者は実習先に連絡をしたり訪問をしたりしないようにと警告をする養成校もあるほどです.

今回は理学療法士・作業療法士の実習にモンスターペアレントが出てくる問題について考えてみたいと思います.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ親が出てくるのか?

最近の親が過保護だからとかいろいろ理由はあると思いますが,一番は理学療法士・作業療法士の実習生もまた両親のお金を使って学費を納めているわけですので,自分の娘・息子が理不尽な理由で実習が中止になって留年・退学となってしまえば黙っていられないという気持ちも分からなくはありません.

しかしながら実習を好意で受け入れている指導者側の立場で考えると,両親が乗り込んできてなんていうのは恐怖でしかありません.

両親が実習先に乗り込んだことがきっかけで,それ以降はその養成校からの実習生を受け入れなくなったという実習施設もあるようです.

こう考えると両親が乗り込んでいくことで,養成校にも大きな被害が及ぶものと考えられます.

両親はまずは本人に事実を確認した上で,乗りこむのであれば養成校へ乗り込むのが筋だと思います.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合否の基準に客観性が無い

最近は臨床実習施設で学生の評定(優・良・可・不可)を行うことはほとんどなくなっていると思いますが,以前は臨床実習施設の指導者が実習生の評定を行っている時代がありました.

最近は形成的な評価を実習指導者が行うことは会っても,最終的な評定は養成校が行うというのが多くなっていると思います.

そもそも臨床実習の成績の基準って客観性がありません.

指導者と実習生の相性みたいなものも当然ありますし,客観的な基準の無いまま実習生が不可をつけられたり,実習中止にさせられたりすれば両親が憤慨するのも無理はありません

今後は素人の第3者が納得できるような基準を下に評定が行われるような仕組みを構築していく必要があるでしょう.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

養成校側も努力が必要

モンスターペアレント対策に関しては養成校側にも責任があると思います.

理学療法士・作業療法士養成校もまた三者面談のような形式で両親に実習に関する説明(評価の方法等も含めて)を行うべきだと思います.

そういった説明が全くないまま,実習がとり行われると,最終的に両親が実習地へ乗り込むといったような問題が起こるのだと思います.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラック実習が減れば実習地にモンスターペアレントが乗り込むことは無くなる?

今年度から指定規則の改定に伴い,臨床実習指導者講習会が各都道府県士会で開催されております.

特にハラスメントや実習時間(自宅学習も含めて)に関しては講習会の中で口を酸っぱくして講義が執り行われるようになっておりますので,今後は少しはブラック実習が減少すると思われます.

そうすれば少しはモンスターペアレントが実習地へ乗り込むようなことも少なくなるのではないでしょうか.

 

今回は理学療法士・作業療法士の実習にモンスターペアレントが出てくる問題について考えてみました.

実際には全国的に見れば,モンスターペアレントが実習地へ乗り込んできたというのは少数でしょうが,われわれ理学療法士・作業療法士は誰かの大切な娘・息子を預かっているという気持ちで愛を持って実習指導に当たる必要があるでしょうね.

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