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新人理学療法士・作業療法士が先輩理学療法士・作業療法士に相談するときのポイント
新人理学療法士・作業療法士の皆様も入職されてから数ヶ月が経過しようとしております.
既に立派にクライアントを担当されている方も多いと思いますが,先輩に聞きたいことも増えてきているのではないでしょうか.
でも先輩理学療法士・作業療法士に相談する乗って勇気がいりますよね.
今回は新人理学療法士・作業療法士が先輩理学療法士・作業療法士に相談するときのポイントについて考えてみたいと思います
先輩理学療法士・作業療法士の状況を確認する
新人理学療法士・作業療法士の皆様は先輩理学療法士・作業療法士に相談をされるときにどんな注意をされてますか?
ふいに先輩理学療法士・作業療法士を呼び止めていきなり本題を話しはじめると,先輩理学療法士・作業療法士の業務を止めてしまい迷惑に思われてしまうこともあります.
もちろん相談の内容にもよりますが,急を要さない場合には,先輩理学療法士・作業療法士の状況や優先順位を考慮した声かけをすることが重要です.
インシデント報告のように先輩理学療法士・作業療法士の業務の手を止めてでも早急に相談した方が良い場合もあるでしょう.
例えば「○○についての報告があるので,手があいたら少しお時間をいただきたいのですが」などといった相談の仕方が良いでしょうね.
その他にも「○○について,お時間があるときに相談に乗っていただきたいのですが」と前置きをした上で,先輩理学療法士・作業療法士の都合を確認するのも良いですね.
相談するというのは先輩理学療法士・作業療法士の時間を奪ってしまうことになるといった認識を持っておくことが重要です.
相談内容を簡潔にまとめよう
よくある例ですが緊張しているのか相談する前に考えがまとまっていない新人理学療法士・作業療法士も少なくありません.
忙しい先輩理学療法士・作業療法士の時間をもらうわけですから,まずは相談内容を簡潔にまとめることが重要です.
例えばクライアントの情報のように担当理学療法士・作業療法士しか知らないような情報の場合には,まずはそこから説明しないと先輩理学療法士・作業療法士にはうまく伝わりません.
「5W1H」でまとめてみよう
では先輩理学療法士・作業療法士に伝える時に何を簡潔にまとめるべきなのでしょうか?
簡単なのは5W1Hでまとめる方法です.
- いつ〈When〉
- どこで〈Where〉
- 誰が〈Who〉
- 何を〈What〉
- なぜ〈Why〉
- どのように〈How〉
このあたりをきちんとまとめて相談できれば,もれなくかつ簡潔に相談内容をまとめることができるでしょう.
今回は新人理学療法士・作業療法士が先輩理学療法士・作業療法士に相談するときのポイントについて考えてみました
先輩理学療法士・作業療法士に相談するのって勇気が必要ですが,相談するとさまざまな新しい視点を得られることも多いです.
話す内容がまとまっていないと,先輩理学療法士・作業療法士に相談するになかなか伝わらず理解してもらうのに時間がかかってしまいますのでまずは簡潔にまとめることを考えましょう.
また先輩理学療法士・作業療法士の時間を頂いているのだといった認識を持った上で相談をすれば先輩理学療法士・作業療法士が優しくいろいろと教えてくれることでしょう.
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